小学校のプリントの大きさは今はA4が主流。その理由とは?

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小学校 プリント 大きさ

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、小学校のプリントの大きさは
今はA4が主流というというお話。

管理人が小学校というともう40年以上も前。

本当に昔は、という感じですね。

当時はコピー機がありませんから
わら半紙にガリ版でしたし。

紙の大きさもB4が主流でした。

手元に中学校の卒業文集がありますが
それもB4のわら半紙にガリ版。

本文はB4を2つ折りにして
B5サイズの本になってますね。

ホットメルトで製本してます。

懐かしいと言うかおぞましいと言うか。

こういうのも残しておけば
お母さんにもいい思い出ですね。

それはそうとして。

小学校のプリントは昔はB4だったのに
今はA4が主流になりました。

それは一体なぜなのか?

ということで。

この記事では、小学校のプリントの大きさが
B4からA4になった理由について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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小学校のプリントがB4からA4になったのはグローバル化

小学校のプリントがB4から
A4になった理由なんですが。

管理人が調べた限りでは
グローバル化が原因のようです。

管理人が社会人になったのは
平成元年でバブル真っ盛りの頃でした。

その当時、グローバル化しなければならない
ということが叫ばれれていましたね。

これで、国際規格はA4だから社内文書も
A4に統一するとなったと思います。

行政機関がA4にシフトしたのが
平成5年頃みたいですね。

ネットで調べるとこんな感じ。

==ここから==

国の行政文書のA判化については、
平成4年(1992年)6月19日付、
臨時行政改革推進審議会の

『国際化対応・国民生活重視の
行政改革に関する第三次答申』

に基づいて、同年11月30日に
開催された各省庁事務連絡会議で
申し合わせが行われ、

『行政文書の用紙規格の
A判化に係る実施方針について』

という文書が出されました。

これを受けて、平成5年(1993年)4月から
各省庁の文書のA判化が順次進められました。

==ここまで==

官公庁でこういう文書に
関する方針が出てたんですね。

管理人が覚えているのは、その頃社内で
「文書管理プロジェクト」というのが発足して

会議用資料をB4からA4に変更したり、
連絡書をB5からA4に変更したり

FAXをB4からA4ni変更したりと
主な文書のテンプレートを変更してました。

今思えばちょうど国の行政が
指針を出した頃になるんですね。

当時は正直面倒くさいし
どうでもいいと思ってましたけど。

こういう取り組みは海外とのやり取りが
多い企業が早かったんだと思います。

管理人は元製紙会社社員ですが、
製紙会社は原材料部門こそ

海外とやりとりするものの、開発部員や
現場の作業員は縁がありませんでした。

海外の工場視察となれば、
一大プロジェクトでしたからね。

今から考えれば、何を大げさなと思いますが、
海外出張に行くこと自体がご褒美でした。

飛行機の乗り方がわからない
という人も大勢いましたし。

そもそもパスポート持ってないし。

会社としてはほとんどが海外に
縁のない人でしたから、

管理人のいた会社は取り組みが
遅い方だったんだろうと思います。

製紙業界は基本的に国内販売が
メインで輸出はほとんどありませんからね。

こんな感じで、国内相手の会社でさえ
文書のサイズを変えましたから

このくらいの時期に学校も
文書のサイズを変えたんでしょう。

B4からA4に変わったのはプリンタの影響も大きいか?

ここからは余談です。

先程は、B4からA4に変わったのは
行政の方針によるお話をしました。

一方で、一般家庭で使われる紙の
サイズもA4がメインとなりました。

これはインクジェットプリンタの
普及が大きいと思われます。

事務用コピー機とかレーザープリンタは
B4サイズは普通に使えましたから

B4がA4に変わる原因には
ならないと思うのですが、

家庭用インクジェットプリンタは
最大サイズがA4のものが多いです。

これがB4からA4への流れを
加速させたという考えもあります。

管理人もこれはとても感じるところです。

プリンタがA4までしか対応してないから
A4の紙を使うということですよね。

ただしこれは、ニワトリが先か
卵が先かみたいなところがあって、

A4サイズへの流れがあったから
プリンタもA4までの対応になり、

プリンタがA4までの対応だから
紙のA4化が進んだという感じですね。

プリンタ側からしてみれば、
印刷物の幅が狭い方が

印刷制御がしやすいですから
技術的にもやりやすかったんでしょう。

ユーザーとしても幅が広くなると
価格も高くなるのでB4でなくても

A4でいいじゃないか
ということになったんでしょうね。

こういうのも時代の流れ
ということなんでしょう。

管理人のまとめ

今回のお話は、小学校のプリントの大きさが
A4が主流になった理由についてでした。

管理人が小学校だった頃はB4でしたが
1990年代にグローバル化と言われて

行政が平成5年頃に方針を出してから
B4はA4に変わったという感じです。

この流れは官公庁だけではなく、
企業、学校、一般家庭まで浸透した。

インクジェットプリンタの普及も
大きな影響を与えたと思います。

管理人が会社に勤務していたとき、
古い人はB4がA4になって

書ける文章量が減ったので内容のある
報告書が書きにくくなったと言ってました。

上層部からすると必要なことを簡潔に
という要求に合致していたんでしょうが

技術レポートなどはデータの説明などが
必要なのでイマイチだったんでしょう。

しかし、今となっては元には戻らない。

B4サイズが多いのはチラシくらいです。

管理人のように古い人間からすると
時代の流れ何だなと思います。

この記事が小学校のプリントの大きさを
考える参考になればと思います。

学校のプリントのサイズはA4が主流。

上手く整理して下さいね!

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