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紙を劣化させて茶色くしたい!速くするにはどうすればいい?

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、紙を劣化させて
あえて茶色くしたいというお話。

管理人は元製紙会社社員ですから
こういう話にはちょっと敏感です。

こちらが一生懸命白くして劣化を
防ごうとしているのに、と思うんですね。

それはそうとして。

確かに、古いものアンティーク小物とか
レトロなイメージを出すには

劣化したちょっと茶色い紙というのは
いかにも、という雰囲気が出るでしょう。

やりたいことは良く分かります。

そして、どうすれば手早く茶色くなるか
というのもよく知っています。

ということで。

この記事では、紙を劣化させて
あえて茶色くする方法について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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紙の劣化は紫外線で起こる

結論から言うと、紙の劣化原因は紫外線。

日光に当てれば紙は茶色くなります。

人間の皮膚と同じだと思えばいいです。

だから、すぐにでも紙を茶色くしたい
というのなら日焼けサロンにいけばいい。

部分的に茶色くしたいと言うならネイルを
UVで硬化させる機械に当てればいい。

だいたい茶色くなります。

ここで注意点が一つ。

紙は光で茶色くなるんですが、
どんな紙でもなるわけではありません。

光で茶色くなりやすい紙と
そうでない紙があるということです。

茶色くなりやすい紙は、新聞紙。

それから週刊誌や雑誌に使われる
中質紙や更紙のような紙。

もともと黄色とかグレーの紙は
茶色くなるのも速いです。

アンティークな感じを出すために
使う紙が何でもいいなら

そういう紙を日光に当てるのが
簡単で速く出来る方法になります。

これらは機械パルプというパルプが
配合されていることが多いです。

機械パルプにはリグニンが含まれていて
これが光と反応して茶色くなる。

木の表面が茶色いのと同じようなものです。

また、週刊誌や更紙は酸性紙が多いですから
酸性紙に含まれる硫酸も劣化原因になります。

そういう紙を湿度の高い状態で
日光に当てれば茶色くなりやすいです。

外に出しておいて2、3日もすれば
気がつけば茶色いという感じでしょう。

そしていい感じに茶色くなったら、
それ以上進行しないように

なるべく光に当てないようにして
保管するといいと思います。

逆に、日光に当てても
茶色くなりにくい紙はなにか?

基本的に中性の上質紙は
劣化しにくいです。

というか、長期的に紙が劣化するので
その改善のために開発されたのが中性紙。

ですから、中性紙は劣化しにくいんですね。

身近なものではコピー用紙。

これはなかなか劣化しません。

もちろん、強烈な環境におけば
劣化はするでしょうが

先程お話した新聞紙や中質紙、更紙などと
比較すると劣化しない感じになります。

劣化する原因は紫外線なので
日光は良くないですが

リグニンが含まれていませんから
茶色くなりにくいんですね。

また、もう一つの劣化原因である硫酸も
硫酸バンドを使わないということで

中性紙には含有されていませんから
湿度が高くても劣化しにくい。

あえて白い紙を劣化させたいなら
やり方は同じで日光に当てるんですが

明確に茶色くなるまでには
何日もかかると思います。

管理人が昔、日光に当てる実験したときは
ほとんど色が変わらない紙もありました。

メーカーによって退色度合いが違っていて
品質に関する考え方の違いを感じましたね。

それから和紙ですね。

昔ながらの手漉き和紙は、リグニンがないし
中性紙なので劣化は少ないです。

紙が劣化したような印刷をするのもあり

ここまでは、紙そのものを劣化させる方法
ということでお話してきました。

結局は、高温多湿化で紫外線を当てる。

これが劣化の促進方法となります。

実際にこういう方法で劣化度合いを
確かめる試験もあるんですよね。

ところで、紙そのものを劣化させるのではなく
印刷して劣化したように見せる方法もあります。

画像を加工してあえてレトロな
感じにするということですね。

これは色調を調整するだけなので
簡単どいうのはあります。

「セピア」というような色調調整を選べば
画像全体がセピア色になって

いかにも年月が経過しました
という感じになるんですよね。

こういうのはそれなりの画像処理ソフトなら
標準的にあるので調整すればいい。

無理に紙を劣化させるより
手早くて簡単かもしれません。

この場合、使用するのはプリンタ用紙。

基本的に上質紙になります。

紙質までは変わりませんが、
見た目だけならこっちのほうが簡単です。

ただこの方法、大きなサイズの紙の場合、
プリンタが対応していないと出来ません。

一般的な家庭用プリンタならA4程度ですね。

大判のロール紙が使えるプリンタなら
大きなものを作ることは出来ますが。

アンティークな小物に使うなら
印刷の方が安定した品質にはなります。

見た目だけなら印刷、手触りまで
求めるなら日光でしょうか。

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管理人のまとめ

今回は、紙を劣化させてあえて茶色くしたい
どんな方法があるかというお話でした。

結論から言うと、機械パルプの入った
新聞紙、中質紙、更紙などを日光に当てる

または、プリンタ用紙にセピア色の
印刷をして雰囲気を出すということでした。

どちらを選ぶかは趣味の問題ですが、
見た目だけでいいなら印刷が簡単です。

日光に当てるのは晴れた日しかできないし、
茶色くなる程度の制御もできません。

いずれにしてもお好みでというところですね。

この記事が紙を劣化させる
参考になればと思います。

アンティークな雰囲気を楽しんで下さいね!

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