手書きとキーボードで記憶に差が出る?手書きがよく覚える!

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手書き キーボード 記憶

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、手書きとキーボードで
記憶に差が出る?手書きがよく覚える!
と言うお話。

管理人も手書きをしなくなりました。

会社にいたときは会議のときに
手書きでノート取ってましたが。

今ではこういうブログを書くのも
当然キーボードですからね~

スマホも手書きはしない。

元々字が汚く手書きが嫌いだったので
キーボードになって楽なのもあるし。

手書きする場面はなくなっています。

ところで。

手書きが減ることで文字を忘れる
というのは昔からよく聞くんですが。

これは今身を持って体験してますね。

加齢による記憶減退もありますが
漢字が書けなくなったのは本当。

やっぱり手書きとキーボードでは
記憶力に差が出るものなのか?

ちょっと調べてみましょうか。

ということで。

この記事では手書きとキーボードで
記憶に差が出る?手書きがよく覚える!
について

管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。

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手書きとキーボードで記憶に差が出る研究がある

結論から先に申し上げますと、手書きとキーボード入力では記憶への定着に明確な差が出るという研究結果が存在しています。

つまり、文字を手で書く場合と、パソコンやスマートフォンで文字を打ち込む場合とでは、記憶に残る度合いが異なるということですね。

実際にそうした比較研究がいくつも行われており、その結果、手書きのほうが記憶に残りやすく、学習の定着率も高かったという報告があります。

中でも以下の研究が参考になります。

手書き入力とキーボード入力による記憶成績の比較
https://www.kochi-tech.ac.jp/library/ron/pdf/2022/03/13/a1230335.pdf

この論文では、手書きでノートを取った場合と、キーボードで入力して記録した場合とで、その後のテストにおける成績を比較する実験が行われています。

実験の結果、手書きで記録をとった参加者の方が、明らかに学習効果が高かったというのです。

この結果には、多くの人が「やっぱりそうだよね」と納得するのではないでしょうか。私自身も日々の学習や作業の中で、そう感じることがあります。

とはいえ、なぜこのような違いが生まれるのか、その明確な理由については、現時点ではまだ科学的に解明されきっていないようです。

手書きとキーボードで記憶に差が出る理由を考えてみる

ここからはあくまでも私個人の仮説となりますが、手書きとキーボードで記憶に差が出る理由について、いくつか思い当たる点を挙げてみたいと思います。

まず、入力の速度に注目してみましょう。手書きとキーボードでは、情報を記録するスピードが大きく異なります。

キーボードは慣れると非常に速く入力できますが、逆に慣れていないと一文字一文字を探す必要があり、非常に時間がかかります。その過程で注意が分散してしまい、記憶の定着には不利になりがちです。

つまり、キーボードに慣れていない人にとっては、入力作業自体が負荷になり、学習どころではなくなってしまうのです。

一方、手書きはある程度均一の速度で進みますし、書く動作そのものが思考と連動しているような感覚があります。

また、キーボードに慣れていたとしても、手書きの方が記憶に残りやすいという声が多くあります。これは単にスピードの問題ではない、もっと根本的な違いがあるのかもしれません。

私の実感としては、キーボードでの入力は「情報をなぞっている」だけという感覚になります。目で見た情報をただ画面に打ち込むだけで、頭に残っていないことも多いのです。

それに対して手書きは、一文字一文字を自分の手で生み出す行為であり、視覚だけでなく触覚や運動感覚も使っています。つまり、五感を総動員しているのです。

こうした身体感覚を伴った学習は、脳により深く情報が刻まれやすいということなのかもしれません。

さらに、キーボード入力では「打つ前に一瞬考えが止まる」ような感覚があります。キーを打ち始める前に、頭が処理を止めるような、わずかな空白があるように感じます。

この一瞬の停止が、思考の流れを断ち切ってしまうのではないかとも考えています。

加えて、手書きでは紙を見ながら、実際に言葉を発音するように意識しながら書くことが多くなります。これは聴覚的なイメージを伴うため、記憶に残りやすくなるのではないでしょうか。

一方、キーボードでは視線は画面やモニターに向かい、タイピング中は手元を見ないことも多いです。手書きのように「書いている」という感覚が薄れ、意味を深く捉えていないように思えます。

これも記憶の浅さに影響しているかもしれません。

つまり、総合的に見て、手書きには「感覚的な記憶の補助装置」としての役割がある一方で、キーボードは情報を一時的に記録するための効率重視のツールといえるのかもしれません。

もちろん、タイピングに非常に熟達している人であれば、こうした違いはほとんどない、あるいは逆転するケースもあるのかもしれません。

しかし、一般的な学習者にとっては、手書きによる記録やノート取りの方が記憶の定着という観点では優れているように思われます。

私の結論としてはこうです。

文章を効率的に仕上げたい場合は、当然ながらキーボードのほうが有利です。しかし、新しいことを学び、しっかりと頭に入れたいという目的があるなら、手書きのほうがはるかに効果的です。

一見すると非効率に思える手書きという手段こそが、深い理解と記憶を促す鍵になっているのかもしれませんね。

写経ってそういうことなのかも。

写経用紙 なぞり書き 20枚

管理人のまとめ

今回は手書きとキーボードで記憶に差が出る?
手書きがよく覚える!というお話でした。

結論としては。

手書きのほうがキーボードを使うより
学習効果が高いということでした。

そういう研究結果があるし
実感としてもそうだと思います。

その理由はよくわからないのですが
管理人的には五感の使い方かなと。

手書きとキーボードを比較すると
手書きのほうが五感を使っている。

キーボードはそれが少ない分
上滑りした感じになってしまう。

この違いが学習効果の違いに
なるのかなと思いましたね~

手書きなんて効率が悪いですが
身につけるには効果が高い。

こういう結果を見ると。

効率主義も考えものだと思いますね~

この記事が、手書きとキーボードでの
記憶の差の参考になればと思います。

効果的な学習方法を選びたいですね!

(参考)
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