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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は、和室の障子の歴史は?
原型は平安時代後期だが普及は
江戸時代、というお話。
管理人、自宅にも障子があります。
畳の部屋ではありますが
和室と呼ぶほどの物か?
ちょっと疑問なんですけど。
それはそうとして。
この和室の障子の歴史が気になる。
古いものだと思うんですが
一体いつからあるものなのか?
気になったので調べてみました。
ということで。
この記事では、和室の障子の歴史は?
原型は平安時代後期だが普及は江戸時代
について
管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。
和室の障子の歴史は古いが普及は遅かった?
管理人が調べたところでは。
和室の障子の歴史は古い。
その原型は平安時代の後期だとか。
wikiによると、
==ここから==
清盛の外孫にあたる東宮、後の安徳天皇が満一歳なって平清盛の屋敷を訪れたときに、清盛に教えられるまま指につばをつけて明障子に穴をあけたことが『山槐記』に記されている。感涙のあまり清盛はこの障子を保管するように命じた。
==ここまで==
というのがありました。
平清盛と安徳天皇の逸話ですから
平安後期に障子があっただろうと。
それも指で穴をあけられるので
現在と同じような薄い和紙。
なるほど、それが原型かと思いましたね~
もちろん元々はついたてのように
目線を遮るものだったのですが
それが柱と柱の間の間にはめ込まれ
引き戸から引き違い戸になったとか。
しかし、これですぐに庶民にも
普及というわけではないそうで。
その理由はwikiによると、
==ここから==
しかし15〜16世紀頃までは製材や工具の制約が大きく、現在のショウジや襖に相当するものも相当に骨太であり、特に引戸を嵌め込む敷居や鴨居の溝、桶の加工は大変で、そのため様々な試行錯誤が繰り返されてきた。現在の襖やショウジのようになるのは江戸時代以降である。
==ここまで==
ということだそうです。
今だと当たり前で気が付きませんが
敷居の溝を彫るのは大変だったとか。
考えてみればノミとハンマーがないと
手作業で溝を彫るのは面倒です。
こういう形のノミが出来たのが
江戸時代になってからだとか。
こういう工具が普及しないと
障子も広まらないわけですね。
一方の和紙も量産されるのは江戸時代。
それまでは身分の高い人向けで
一般庶民にはまだまだだった。
材料になる和紙と溝を加工するノミや
ハンマー(玄能)が普及して障子も普及。
どんなにいいものがあっても周辺の
技術がないと普及しないんですね。
これは現代の製品でも同じこと。
どんなに立派な鉄の船を作るとしても
溶接技術がなければ沈むようなもの。
そう単純には行かないんですね~
和室に障子は日本固有のものらしい。
ここからは余談です。
今回和室の障子について
少し調べたわけですが。
庶民まで普及したのは江戸時代。
落語や時代劇に出てくる長屋は
大体障子になってたと思います。
そんな障子は日本独特の文化だとか。
元々は中国から渡ってきたそうですが
その時はついたてや屏風の感じだったと。
今のように引き戸になっているのは
日本独自の文化なんだそうです。
確かに木と紙で家を作るのは
日本くらいかも知れません。
木材が豊富にあって良質な紙の
製造ができて大工職人がいる。
それらが安く揃わないと
庶民まで普及はしない。
それと日本の気候もあるんでしょう。
特に夏に蒸し暑いところでは
通気性のいい障子が役に立つ。
空気が抜けるのがいいですよね。
もう一つ思うのは治安の良さでしょうか。
障子の引き戸、その気になれば
簡単に破ることが出来ます。
しかしそういう人が少なかったのかなと。
日本の家屋は境目があいまい。
風通しの良さを好むから障子が
良かったのかも知れませんね~
管理人のまとめ
今回は和室の障子の歴史は?
原型は平安時代後期だが普及は
江戸時代、というお話でした。
管理人、今は畳の部屋ですが。
一人暮らしのときはカーペット。
障子なんてありませんでした。
でもやっぱり障子がいいんですよね~
何となく落ち着く感じ。
和室の障子の歴史は古くて
原型は平安時代後期だとか。
普及したのは江戸時代。
いずれにしても数百年の歴史がある。
日本に馴染んでいるんでしょう。
管理人のようなおっさんなら
なおさらいいと思うんです。
この記事が、和室の障子の
歴史の参考になればと思います。
和室の障子、大切にしたいですね!
(参考)
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