ユポ紙のデメリットはメリットの裏返し!一番問題はコスト?

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ユポ紙 デメリット

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回はユポ紙のデメリットはメリットの
裏返し!一番問題はコスト?というお話。

管理人、ユポの生産に関わったことは
ありませんが使ったことはあります。

といってもごく一部のことで
ラベルの基材としてですけど。

ユポを使うときは紙では使えない
ちょっと特殊な用途なんですよね。

当然ですけど。

まあ、ラベルなんかはkg単価としては
高くても1枚とするととても安くなる。

だから、少々コストが高いユポでも
使うことが出来たというのもあります。

それはそとして。

ユポのデメリットはなにになるのか?

管理人の思うところをいくつかお話したいなと。

ということで。

この記事では、ユポ紙のデメリットは
メリットの裏返し!一番問題はコスト?
について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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ユポ紙のデメリットはメリットの裏返し!耐水性や耐熱性が悪い

管理人の思うところですが。

ユポって素材はポリプロピレン。

PPと呼ばれる樹脂なんですよね。

紙は主成分がセルロースですから
ここが最も違う部分になります。

この全く違う素材をどうやって
紙っぽくするのかが開発なわけ。

親水性とか親油性とかの観点からすると
セルロースとPPは正反対の性質になる。

これほど違うもので似たものを
作るのですから尋常じゃない。

管理人が言いたいのは普通の紙と
ユポではこれほど違うということ。

なので、ユポのデメリットは
紙にないメリットになっている。

そこは注意してほしいんですよね~

ユポは水に溶けない。リサイクルは専用の処理が必要

まずはユポが親油性というか
疎水性というデメリット。

それは一般の紙のような
リサイクルは出来ないこと。

たとえば。

新聞紙なら水に溶かしてまた新聞紙に出来る。

しかしユポの場合はそうはいかない。

印刷前のユポだけで回収されたなら
再処理でユポにもなりますが

印刷されていたらプラスチックの再生
または燃やしてサーマルリサイクル。

残念ながら古新聞を新聞紙に
再生するようにはなりません。

現実的には家庭ごみだと燃やすしかない。

ここがリサイクルにおいては
一般的な紙との違いになりますね。

その代わり、ユポは水に
溶けないので耐水性はある。

そういう意味でシャンプーのラベルとか
缶コーヒーのキャンペーンラベルとか

結露したら水がつく冷凍食品のラベルとか
雨に濡れる屋外ポスターなんかに使われる。

いずれも普通の紙は使いにくい用途。

ここはデメリットというよりも
適材適所なんでしょうね~

ユポは耐熱性が低い。なので加熱融着が可能

これも適材適所ということですかね。

ユポは耐熱性が低いです。

一般的なPPの場合は軟化点が80℃以下。

200℃にもなると溶融してしまいます。

一方普通の紙は200℃でも燃えません。

天ぷら油の中に入れても大丈夫。

変色はするでしょうけど燃えません。

まあそうでなければクッキング
シートとか成立しませんけどね。

それで。

ユポは主成分がPP樹脂ですから
温度が上がると軟化するわけです。

しかしその性質があるから
加熱融着加工ができる。

インモールドラベルという使いかたです。

詳細はこちら
https://www.m-chemical.co.jp/products/departments/mcc/ams/tech/1210026_7380.html

これはインモールドラベルの説明ですね。

射出成形機の中にラベルをセットしておけば
成形物とラベルが一体化するというやつ。

剥離紙、粘着剤不要で工程も簡略化。

容器に印刷するか、ラベルを貼るか
インモールドで熱融着させるか。

選択肢が増えるというわけです。

インモールドの場合は印刷より小回りが
きいてラベルを貼るより工程が少ない。

これもまた適材適所で使うものですね~

ユポ最大のデメリットはコスト

ところで。

ユポ最大のデメリットはなにか?

管理人はコストだと思っています。

たとえば。

一般的なユポ。

合成紙 ユポ紙 約0.11mm(110μ)/枚 A4 50枚

これがアマゾンで1800円でした。

まあ断裁加工の手間とかはあるでしょうが
A4サイズ50枚で1800円ということです。

特にコピー用とかインクジェット用とか
そういうのではなくて鉛筆の手書き用。

一方の紙の場合。

コクヨ コピー用紙 A4 白色度80% 紙厚0.09mm 500枚 FSC認証 KB-39N

これはコピー用紙ですが。

A4サイズ500枚で658円。

厚みなどが違うにしても。

ユポは1枚36円。

コピー用紙は1枚1.3円。

正直、価格では比較になりません。

コピー用紙はコクヨの紙なので
輸入紙だともっと安くなる。

これほどの価格差があれば
紙と同じ使いかたは出来ない。

結果として紙が使えない
特殊な用途に限られる。

紙のような大量生産大量消費は無理。

これがユポ最大のデメリットでしょう。

というか価格では勝負にならないので
独自の用途開発をしたわけですけど。

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管理人のまとめ

今回はユポ紙のデメリットは
メリットの裏返し!一番問題は
コスト?というお話でした。

結論から言うと、ユポの場合は
デメリットとメリットが表裏一体。

ユポは合成紙であって普通の紙ではない。

水に溶けないから再生紙のような
リサイクルは出来ませんが

耐水性が必要なシャンプーのラベルとか
食品のラベルとか億倍ポスターとかに使う。

耐熱性が低いが熱融着できるので
インモールドラベルに使える。

最大のデメリットはコストが高いことですが
これも独自の用途開発で乗り越えると。

要するに適材適所、使い方次第
ということになりますね~

管理人としては。

紙そのものの需要が減っていく中
合成紙がどうなっていくのか。

これがかなり気になるんですよね~

この記事が、ユポ紙のデメリットの
参考になればと思います。

ユポ、結構身近に使われてるみたいですよ!

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プロフィール
べぎやす

元製紙会社社員。
技術者として入社し16年間勤務する。
開発技術部門、営業管理部門、現場管理部門など様々な部署を転々としたあと独立。
紙に関するコンサルタントとして今に至る。

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
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