～紙の知識と雑学～ 元製紙会社社員が語る紙コンサル

ペーパースラッジとは？再生紙製造工程で出てくる産業廃棄物

ペーパースラッジとは何でしょうか？これは再生紙を製造する工程で出てくる産業廃棄物のことだそうです。回収された古紙は全部原料になるわけではなく、短繊維など使えないものが出てくるわけですが、それがペーパースラッジと呼ばれます。その灰は再利用もされます。

消泡剤が製紙で使われる理由は何でしょうか？実は製造工程ではパルプ、添加する薬品、塗工用塗料など多くの液体が使われていて、ポンプやプロペラでのキャビテーションなど発泡によるトラブルが考えられます。そのため必要に応じて消泡剤が製紙で使われているのです。

牛乳パックの使い道にはなにがあるでしょうか？使い捨てと考えて便利なのがニオイが付きやすい食材用のまな板。揚げ物の油を切るときの油切りバット。ホワイトボード用マーカーなら書いても消せるのでホワイトボードの代わり。牛乳パックの使い道は色々あるようです。

ペーパーパレットの代用は何があるでしょうか？絵の具が染み込まないものとしてラミネートやシリコーン加工品などが使えそう。具体的には牛乳パック、クッキングシート、シール台紙など。紙以外ならクリアファイルやラップも。ペーパーパレットの代用は色々あります。

ペーパーパレットはどこに売ってるでしょうか？必ずあるのは画材屋でしょう。あとは文具店。100均にもあるようですね。ロフトやヨドバシカメラにもありそうですがお店によって在庫が微妙なところ。ペーパーパレットがどこに売ってるか不明なら通販になるでしょう。

ハザードマップの準備をしたい。残念ながら災害はいつ起こるかわからないのでどこに逃げるかが分かるようにしておきたい。そのとき紙とデジタルではどちらがいいかメリットとデメリットはどうなる？ハザードマップの準備は過剰なくらいでちょうどいいかも知れません。

サーマルリサイクルとマテリアルリサイクルの違いは何になるでしょうか？焼却することで熱エネルギーとして使うか、再資源化することでもう一度原料として使うかになります。サーマルリサイクルとマテリアルリサイクルの違いは古紙を使う上でも重要な問題になります。

張り子紙はどこに売ってるでしょうか？本来は和紙を販売するお店になるのですが数が少ないので実質的には通販で購入することになるでしょう。ただし、代用品としては半紙が使えるようです。新聞紙やコピー用紙もあり。張り子紙がどこに売ってるか不明ならネットです。

紙の帳票の電子化は必要ですが実際にはなかなか進まない事が多いようです。運用を考えずに導入して現場が混乱するとか、セキュリティが甘くてサイバー攻撃を受けるとか不要な問題を増やすことがあります。紙の帳票の電子化は安易に考えずに進めたほうがいいようです。

門松を紙で手作りできるようなのでやってみました。実際にやるとなかなか楽しくて面白い。自宅の玄関に本物を置けるような家ならいいんですが、そうではないのでせめてミニチュアでもと思ったんですけど意外にいい感じです。門松を紙で手作りするのもいいものですね！

クリスマスツリーを紙コップで作ってみました。そういう工作用のサンプルがダウンロードできるサイトもあるので自分でもやってみることにしました。実際にやってみれば意外と簡単にできました。子供と一緒にクリスマスツリーを紙コップで作って机に置くのも楽しそう！

フィブリル化とはなんでしょうか？これは繊維が毛羽立つことになります。紙の場合だとパルプを擦ることで表面を毛羽立たせるわけですが、そうすることで物理的に絡むところが増えて強くてしなやかになります。良い製品を作るためにフィブリル化は重要な工程なのです。

紙ストローがまずいのはなぜでしょうか？実際に飲んでみると唇がざらつくしふやけた感じがして気持ち悪かったです。これまで慣れていたプラスチックはツルツルしているしふやけることもありません。紙ストローがまずいのは従来のものと素材が違うのが大きいようです。