筆圧が低いなら紙やすりを下敷きに!ザラザラ下敷きもあり?

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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、筆圧が低いなら紙やすりを下敷きに!
ザラザラ下敷きもあり?というお話。

字を書くときに

「筆圧が弱くてうまく書けない」
「線がかすれやすい」

といった悩みを抱える人は少なくありません。

特に、細いボールペンや鉛筆を使うと
筆跡が薄く見えてしまい、
書き心地も安定しないことがあります。

そんな筆圧の低さに悩む人たちの間で、
意外なアイテムが注目されています。

それが「紙やすり」や「ザラザラした下敷き」を
書くときの下に敷くという方法です。

【紙やすり】

【ザラザラ下敷き】

普段は工作の場で活躍する紙やすりですが、
紙の裏に入れることでペン先が

引っかかりやすくなり、
自然と筆圧が安定するという仕組みです。

ここでは、紙やすりやザラザラした下敷きを
使う効果や選び方、注意点まで具体的に
紹介していきます。

ということで。

この記事では、筆圧が低いなら紙やすりを
下敷きに!ザラザラ下敷きもあり?について

管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。

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なぜ筆圧が低いと書きにくくなるのか

筆圧が低いと、ボールペンや鉛筆の芯が
紙に適切に接地しないため線が薄くなったり、
かすれたりしやすくなります。

また、滑りの良い紙面ではペン先が
すべり過ぎてしまい、コントロールが
難しくなることもあります。

特にノートや手帳で使われる
コート紙は滑らかさが特徴ですが、

筆圧が低い人にとっては逆に
書きにくさの原因にもなります。

紙の摩擦が少ないことで、ペン先が紙を
捉える感覚が弱まり、手のコントロールが
難しくなるためです。

そのため、筆圧が弱い人ほど、
適度な摩擦が得られる書き環境づくりが
重要になります。

そこで注目されているのが、紙やすりや
ザラザラした下敷きというわけです。

紙やすりを下敷きにするメリットとは

紙やすりを下敷きとして使う最大のメリットは
摩擦が増えてペンが引っかかりやすくなる点です。

紙やすりは表面が細かい粒でできており、
そのザラザラ感がペン先をしっかりと
支えてくれます。

例えば、鉛筆やシャープペンの場合、
芯がすべってしまって線が
安定しないことがありますが、

紙やすりを使うと芯が紙に乗る感覚が得られ、
線が濃くハッキリしやすくなります。

ボールペンでも、筆圧が弱いとインクが
出にくいタイプがありますが、

筆圧が安定することで書き始めの
インク抜けが少なくなる効果が期待できます。

さらに、書くときに手の力を必要以上に
使わなくても良くなるため、

長時間の筆記でも疲れにくくなる
メリットがあります。

これは、筆圧が弱い人に限らず、
メモや日記を書き続ける人にも
魅力的なポイントです。

ザラザラ下敷きを使うという選択肢

紙やすりを使うのは抵抗があるという人には、
「ザラザラ素材の下敷き」という選択肢が
あります。

文具メーカーから販売されている
ザラザラした下敷きは、紙やすりほど

研磨力がないため、紙やペンを
傷める心配が少ないのが特徴です。

ザラザラ下敷きは、表面が細かな凹凸で
加工されており、この凹凸がペン先の
ブレを抑えてくれます。

また、軽くて薄いので持ち運びがしやすく、
学校や仕事場でも気軽に使えるのが
メリットです。

さらに、紙やすりよりも長持ちしやすいため、
日常的に使う下敷きとして安定した
書き心地を得られます。

ペン選びや紙選びにこだわらなくても、
一定の書きやすさを得られる点も便利です。

紙やすりや下敷きを選ぶときのポイントと注意点

紙やすりを下敷きに使う場合は、
番手(粒の粗さ)を選ぶことが重要です。

一般的には、#400〜#800程度の
細かい紙やすりが適しています。

粗すぎる番手を使うと紙を削ってしまったり、
ペン先が傷つく可能性があります。

また、紙やすりを直接紙の下に敷くと、
筆記面に跡が残ることもあります。

大切な書類や手帳には避けるほうが無難です。

普段の練習帳やメモ用として
使うのがおすすめです。

一方、ザラザラした下敷きを使う場合は、
書く用途に合わせてサイズや
厚みを選ぶことがポイントです。

薄めのタイプは持ち運びに便利ですが、
書き心地を重視するなら少し厚めで
しっかりしたものが良い場合もあります。

どちらのアイテムを使う場合でも、
ペン先の状態を定期的に
確認することが大切です。

特に細字のペンは摩耗しやすいため、
必要に応じて交換することで書き味を
保てます。

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管理人のまとめ

今回は、筆圧が低いなら紙やすりを下敷きに!
ザラザラ下敷きもあり?というお話でした。

筆圧が低いと書きにくさを感じることが多く、
線が薄くなったり、文字がブレたりする
原因になります。

紙やすりやザラザラした
下敷きを使用することで、

摩擦が増えてペンが紙をとらえやすくなり、
自然と筆圧が安定します。

紙やすりを使う場合は番手選びが重要で、
細かい粒のものが適しています。

一方、ザラザラ下敷きは
ペン先や紙を傷めにくく、

日常使いもしやすいため、
長く安定して使えるアイテムです。

筆圧の弱さに悩む人でも、
書く環境を少し工夫するだけで、

書き心地が大きく改善する
可能性があります。

自分に合ったアイテムを見つけて、
快適な筆記環境を整えてみてください。

この記事が筆圧が低い人の
参考になればと思います。

筆圧が低いときの工夫、
うまくやってくださいね!

(参考)
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筆記と紙
プロフィール
べぎやす

元製紙会社社員。
技術者として入社し16年間勤務する。
開発技術部門、営業管理部門、現場管理部門など様々な部署を転々としたあと独立。
紙に関するコンサルタントとして今に至る。

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
>>https://kamiconsal.jp/profile/

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