紙を揃える機械の名前は「ジョガー」。印刷・製本では必需品

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紙 揃える機械

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、紙を揃える機械の
名前は「ジョガー」。
印刷・製本では必需品というお話。

管理人もジョガーを見たことがあります。

確か印刷会社を訪問した時だったか。

機械としては単純でただ紙を揃えるだけ。

タイプはいくつかありますが。

楽天でも売ってますね。

 

 

これは事務所で使うタイプらしい。

A4サイズの資料を揃えるとか
そういうときに使うのでしょう。

それにしても。

まさかこんなにマイナーなものがあるとは。

楽天、侮りがたし。

それはそうとして。

こんなものがそんなに重要なのか?

気になりますよね~

ということで。

この記事では、紙を揃える
機械の名前は「ジョガー」。
印刷・製本では必需品について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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紙を揃える機械は地味だが印刷製本作業では重要

まずは紙を揃える機械ジョガーの動画。

 

色んなタイプがあるんですが
基本はエアーと振動ですかね。

不揃いな紙の間にエアーを入れて
微振動させて紙を揃えていく。

単純で作業もあっという間に終わる。

それで終わり?と言う感じですね。

何かかっこいいわけでもなく
瞬時に終わるしとても地味。

しかしこれが重要な工程でもあります。

ちょっと考えてみて下さい。

もしも印刷前の紙が不揃いだったら。

印刷機に通りません。

印刷面がズレるかもしれません。

それを印刷機で補正するにも限界がある。

なのでキッチリ揃っておく必要があります。

印刷後の紙が揃っていなかったら?

断裁した後の絵柄がズレます。

チラシのような一枚物なら
ごまかせるかも知れませんが

冊子になったものだと
致命的ですよね。

結局、印刷や製本作業の各ポイントで
紙が揃っていなければ上手くないわけ。

常に紙が揃っているならいいんですが
どこかの工程で紙揃えが必要になる。

給紙から製本まで一気にやるような
システムならいいでしょうけど

それが出来るのは相当にロットの
大きな仕事の場合だけです。

通常は印刷は印刷、製本は製本。

余程スムーズにいかない限り
紙揃えの工程は必要になる。

本当に地味なんですが無いと困る。

それがジョガー、だと思いますね~

紙を揃える機械がなかったら手作業で大変

ここまでジョガーのお話をしましたが。

もしもジョガーがなかったらどうなるか?

これはもう手作業で紙を揃えるしか無い。

紙が揃ってないと実質的には
作業ができないわけですから。

それで。

手作業で紙を揃えるならどうするか?

これは色々動画ありますね~

たとえばこんな感じ。

 

簡単そうにやってますけど
これは結構練習が必要です。

で、まあA3サイズ程度なら
そんなに苦労はありません。

しかし。

一般的な枚葉印刷の場合
四六半裁なんかが多い。

788mm x 545mmですね。

そしてこれを手作業で揃えて
積んでいくのは大変な作業。

もちろんある程度揃っているのを
キチンと積むというなら出来ます。

というかそれは印刷屋さんは
普通の仕事としてやってます。

しかし、ちょっと不揃いのやつを
手作業で揃えながらやるのは大変。

その枚数も数百枚程度ならまだしも
何万枚もやるとなると気が遠くなる。

でもジョガーがあれば不揃いがあっても
あっという間に揃えてくれるわけです。

まあなんというか、紙揃えって
実際にやってみると大変なんですよ。

手作業でキレイに揃えるのは
まさに神業なんですよね。

でもジョガーがあればだれでも
キレイに紙を揃えることが出来る。

単純で地味な機械ですけど
すごいと思うんですよね~

管理人のまとめ

今回は紙を揃える機械の名前は「ジョガー」。
印刷・製本では必需品、というお話でした。

管理人も紙揃えをしたことはあります。

しかし下手でしたね。

製紙会社と言っても一応技術系。

どちらかというと実験とかがメイン。

製造現場のスタッフといっても
毎日断裁しているわけでもない。

印刷会社の現場作業のように毎日紙を
触っている人とはレベルが全く違う。

管理人が手間取っていても
あっという間に揃えてしまう。

職人技だなと思ったものです。

しかし「ジョガー」があれば話は違う。

大量の不揃いの紙を簡単に
揃えることが出来ますから。

紙を揃える作業って地味ですけど
工程としては色々あるんです。

印刷の前後とか製本の前とか。

そういえば箱詰めするときも
揃えてないとまずいですよね。

地味だけど作業効率を考えると
とても重要な紙揃え「ジョガー」。

たとえ地味で稼働率は低くても印刷や
製本では必需品だと思いますね~

この記事が、紙を揃える機械の
参考になればと思います。

紙揃え工程、地味だけど重要なんですね!

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紙の製造
プロフィール
べぎやす

元製紙会社社員。
技術者として入社し16年間勤務する。
開発技術部門、営業管理部門、現場管理部門など様々な部署を転々としたあと独立。
紙に関するコンサルタントとして今に至る。

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
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