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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は、子供が紙を破るのは楽しいから?
対策は破っていいものと交換、というお話。
管理人は小さな子供を見ると
かわいいと思うんですけど。
その小さな子供は壊すのが大好き。
本能的なものなんでしょうかね?
なので、1歳くらいの子供に
絵本をもたせると大変です。
髪が薄いと破ってしまう。
そういえば子供向けの絵本って
厚紙のやつしか無いような気が。
こんなのとか。
100万回生きたねこ (講談社の創作絵本) 単行本 ? 1977/10/19
多くは本文の紙がボール紙ですよね。
それはそうとして。
なぜ子供は紙を破りたいのか
その対策はどうすればいいのか?
ちょっと気になりました。
ということで。
この記事では、子供が紙を
破るのは楽しいから?
対策は破っていいものと交換
について
管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。
子供に紙を破らせるか破られない紙にするか
子供が紙を破るのは、やはり「楽しいから」だとよく言われています。
もちろん、そこに何かしらの深い心理的な意味や発達的な意義があるのかもしれませんが、現時点では「ただ単純に楽しいから」という説が最も有力とされています。
破るという行為には、音や感触、紙が裂けていく様子など、子供にとって刺激的な要素が詰まっており、それが遊びとして成立してしまうのです。
ちなみに、大人でも紙をビリビリ破るとストレス解消になるといいますね。
(過去記事)
紙を破るとストレスが発散?書いて破って「スカッとノート」
⇒https://kamiconsal.jp/kamiyaburustress/
ただ、子供の紙破りと大人のストレス発散は、似ているようでまったく違う側面もあります。
子供が絵本などをビリビリ破って楽しんでいる最中に、それを急に取り上げてしまうと…大変です。
泣いたり、怒ったり、取り乱したり、とにかく感情が爆発してしまうことも珍しくありません。
そういった状況に直面したとき、親としての対応には大きく分けて2つの方法があります。
それは「紙を破らせる」のか、それとも「破られない紙にする」のか、という選択です。
それぞれの対策には利点と注意点があるので、具体的に考えてみましょう。
紙を破らせる場合
子供が絵本や書類など、破られては困るものを手にしたときの対応策として有効なのが、「代わりの紙を破らせる」という方法です。
たとえば、子供が何かを破ろうとした瞬間に、すかさず新聞紙やレシートなどを渡して、そちらで遊ばせるように誘導します。
ポイントは、絵本そのものを破りたいのではなく、「紙を破る行為」そのものに興味がある場合が多いということ。
そのため、破る対象が変わっても、子供の満足感は十分に得られることが多いのです。
そして、一通り遊び終わると自然と飽きてしまい、次の遊びに移っていくという流れになります。
この方法のメリットは、絵本や大切な紙類が守られること。
一方で、新聞紙やチラシ、不要なレシートなど、破っても問題ない紙を日頃から準備しておく必要がある点が少し手間です。
ですが、そうした手間をかけることで、大切なものを破られるリスクを軽減できるのなら、十分価値のある行動だと言えるでしょう。
とはいえ、すべての子供が新聞紙に興味を示すとは限りません。
場合によっては、「いや、どうしても絵本を破りたいんだ!」という強い意思を持つ子もいます。
このあたりは個人差が大きいので、実際にやってみて、子供の反応を見ながら柔軟に対応していくのが現実的です。
それでも、やはり重要なのは、頭ごなしに怒鳴ったり、厳しく叱ったりするのではなく、子供の気持ちや行動に理解を示しながら、落ち着いて接すること。
「そんなことしちゃダメ!」と強く言ってしまうと、親も子供もストレスが溜まるだけで、いいことはほとんどありません。
どうせなら、少し面倒でも不要な紙を準備しておく方が、お互いにとって平和です。
こうした場面は、親としての知恵や工夫が試されるタイミングかもしれません。
まだ善悪の区別がつかない小さな子供を、感情的に叱るのはなるべく避けたいところです。
紙を破られないようにする場合
前述では、子供に破ってもよい紙を渡す「紙を破らせる方法」を紹介しました。
レシートや新聞紙、あるいは広告チラシなど、破っても気にならない紙を準備して、子供の欲求を満たすという方法ですね。
それとは別に、そもそも「破られない紙にしてしまう」という考え方もあります。
具体的には、厚手の紙、いわゆる「ボードブック」や「厚紙絵本」と呼ばれるものを与えることです。
ご存知の通り、乳幼児向けの絵本は通常、かなり分厚く、しっかりした紙で作られています。
そのため、普通の子供の力ではそう簡単に破ることはできません。
つまり、子供の手が届く範囲にあるものを厚紙で統一することで、破かれるリスクそのものを減らすというアプローチです。
特に絵本に関しては、最初から厚紙製のものを選んでおけば安心ですし、子供も自分でページをめくりやすく、扱いやすいという利点もあります。
子供は本能的に物を壊したり、分解したりすることに興味を示す時期があります。
ですので、「破れない素材で囲む」か「破っていい素材を用意する」か、いずれにせよ親の準備と判断が重要になってきます。
個人的には、その時々に応じて両方を使い分けるのが、最も現実的かつ効果的だと思います。
たとえば、どうしても絵本を破りたがるような時は新聞紙を渡し、普段の読書タイムには厚紙絵本を用意する、といった工夫ができると良いですね。
また、子供と一緒に新聞紙を破って「キャッキャッ」と笑い合えれば、それだけで親子の絆も深まりますし、ストレス発散にもつながります。
管理人のまとめ
今回は「子供が紙を破るのはなぜか?」というテーマに基づき、破ることを許容する場合と防ぐ場合の2つの対応策についてご紹介しました。
どうやら子供が紙を破るのは、何か特別な意味があるというより、純粋に「楽しいから」という単純な動機が背景にあるようです。
一方で、大人が紙を破るときは、ストレス発散や怒りの解消といった感情が関わっていることが多く、この点では子供と大人の目的には明確な違いがあると考えられます。
さて、子供が大切な絵本や資料などを破ってしまいそうなとき、どうするか?
主に有効なのは以下の2つの方法でした。
ひとつは、新聞紙やレシート、チラシなど、破ってもかまわない紙を代わりに渡す方法。
もうひとつは、そもそも破れないように厚紙製の絵本やおもちゃを与えて、物理的に防ぐ方法です。
どちらの方法にも一長一短がありますが、少しの工夫と配慮で十分対応は可能です。
なによりも、子供は紙を破ること自体を悪いことだとは思っていないという点がポイント。
だからこそ、頭ごなしに叱りつけるようなことは避け、冷静に、そして柔軟に対応していくことが大人の役割だと思います。
ちなみに、こうした紙破りの行動はだいたい1歳半から2歳くらいまでの間に見られるとのこと。
つまり、一時的なものである可能性が高く、その間だけ適切に対処すれば、いずれ子供自身が「破ってはいけないものがある」ことを理解していきます。
くれぐれも、子供を頭ごなしに叱るのではなく、優しく見守りながら対応してあげてください。
この記事が、紙を破りたがる子供への対応に悩んでいる方々にとって、少しでも役立つ参考になれば幸いです。
ぜひ、ご家庭での対応に役立てていただければと思います。
(参考)
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