紙の担架レスキューボード!素材は再生紙で丈夫で使いやすい

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紙の担架とは

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、「紙の担架レスキューボード」について詳しくご紹介します。素材には再生紙が使われており、軽量で扱いやすく、しかも丈夫。非常時に大いに役立つ注目の防災アイテムです。

ちなみに管理人自身は、これまで担架で運ばれるような経験は幸いにもありませんが、救急や災害時には迅速な搬送手段が必要です。その際、誰でも手軽に使える担架があれば、助けられる命も増えるかもしれません。

そこで注目したいのが、この“紙”の担架。従来の担架に比べて手軽に扱えるということで、防災対策グッズとしても非常に優秀です。

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従来の担架と紙の担架の違い

一般的に「担架」と聞くと、多くの人が思い浮かべるのは、医療や災害現場でよく使用される折りたたみ式のナイロン製ストレッチャーでしょう。これらはアルミ製のフレームにナイロンやポリエステル生地を張ったタイプで、耐久性が高く、繰り返し使用が可能です。また、コンパクトに折りたためる仕様のため、救急車や病院、避難所などでの常備品として広く採用されています。しかし一方で、価格が比較的高めであることや、収納する際にある程度のスペースが必要になるなど、保管やコスト面での負担が無視できないのも事実です。

また、使用後には消毒や清掃が必要となるため、衛生管理の手間がかかる点も実用上の課題となります。特に個人宅や小規模な自治体、町内会などでは、予算やスペースの制限からナイロン製担架を常備するのが難しい場合も少なくありません。

このような課題を解決する手段として注目されているのが、「紙の担架」です。紙製とはいえ、その素材には再生紙が使用されており、軽量かつ強度も十分。さらに、折りたたみ式で非常にコンパクトに収納可能であるため、場所を取らず、持ち運びも容易です。価格もナイロン製と比べて格段に安価であることから、防災備蓄品として自宅や職場、学校、自治会などに導入しやすい製品となっています。

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紙製担架「レスキューボード」は驚きの強度と実用性

現在市販されている紙の担架の中でも特に注目されているのが、「レスキューボード」という商品です。見た目は非常にシンプルで、一見するとただの厚紙のように見えるかもしれませんが、実際には災害時に人命を安全に搬送するために設計された、れっきとした救助用品です。

このレスキューボードは、主に再生紙を用いて製造されていますが、特殊な加工により非常に高い耐荷重性能を持っています。成人男性が乗っても歪むことなく支えられる強度を有しており、搬送時の安全性も確保されています。また、ある程度の耐水性を持っているため、屋外での使用や多少の雨にさらされる環境下でも実用性が維持されます。

安達紙器 緊急用簡易担架レスキューボード スタンダード仕様 3つ折り RB-201

紙というと「壊れやすい」「濡れると使えない」といったイメージを持たれがちですが、段ボールを活用した災害用ベッドが東京オリンピックでも使用されたように、現代の紙素材は非常に進化しており、適切な設計と処理を施せば、金属やプラスチックに劣らない性能を持たせることが可能です。

タチバナ産業 Nedoko-Dana 緊急災害時用 ダンボールベッド 組み立て式 防災グッズ

このように、紙素材を使ったレスキュー用品は、その性能とコストパフォーマンス、さらには保管性において非常に優れた特性を持っており、あらゆる場面での非常用対策として導入が進んでいます。

再生紙だからこその環境負荷の低さと利便性

紙製担架のもう一つの大きな利点は、環境への負担が非常に少ないという点です。使用後に廃棄する場合でも、燃えるごみとして処分できるため、金属製やプラスチック製の担架とは異なり、特別な廃棄処理が不要です。また、自然分解も進みやすいため、仮に回収が困難な状況であっても、長期的に自然に還ることが可能な、サステナブルな素材と言えます。

このような素材特性により、災害現場だけでなく、学校の避難訓練、地域の防災イベント、あるいは企業の防災備蓄品としても最適です。さらに、商品によっては使用方法を印刷した説明書が本体に直接記載されているものもあり、初めての利用者でも簡単に扱える設計になっています。

再生紙を利用しているということは、資源の循環にも貢献しているということであり、企業のSDGs(持続可能な開発目標)対応としても評価されています。環境に配慮しながら、いざという時の安心を確保するという点で、紙製担架は今後さらに普及が期待される防災アイテムのひとつです。

紙製担架は災害・アウトドア両方で活躍

災害時において、負傷者の搬送は迅速かつ安全に行う必要があります。かつては畳や戸板を担架の代用品として活用することもありましたが、現代の住宅では畳を敷いていない家も多く、戸板のような大きな木材も常備されていないケースがほとんどです。そのため、いざというときに代用品が見つからず対応に困る可能性が高くなっています。

そこで注目されているのが、紙製の担架です。この担架は非常に軽量で、持ち運びやすく、折りたたんでコンパクトに収納することが可能です。保管スペースを取らず、必要なときにすぐ取り出せて使えるという点は、非常に実用的で現代の住環境にも適しています。

さらに、紙製担架は災害時だけでなく、アウトドア活動においても役立ちます。例えばキャンプ中の事故や、登山中の転倒、野外フェスでの体調不良など、緊急の応急搬送が必要な場面において、紙製担架を持っていれば迅速な対応が可能です。アウトドア用品の一つとして携帯しておくと、安心感が大きく向上します。

処分・保管・使用のしやすさが選ばれる理由

・使用後は紙ゴミとして処分可能(焼却や分解に対応しており、一般的なごみ処理システムで扱える)
・折りたたんでコンパクトに収納できるため、家庭や車の中、防災バッグの中でも場所を取らない
・マニュアルが担架に印刷されているタイプもあり、誰でも簡単に使用できる設計になっている
・再生紙素材を使用しており、環境への負荷が少なく、エコな選択肢としても注目されている

これらの特徴が、現代の多様なニーズにフィットしており、多くの自治体や団体、さらには個人の防災意識の高まりとともに支持を集めています。また、紙でありながら一定の耐久性を持ち、実際の搬送にも耐える構造になっていることも、信頼を得ている理由の一つです。

まとめ:紙の担架レスキューボードは災害時の備えに最適

この記事では、環境にも優しく、実用性にも優れた「紙の担架レスキューボード」について詳しくご紹介しました。再生紙を用いたこの製品は、災害時や緊急時に迅速な対応が可能でありながら、保管のしやすさや処分の容易さといった点でも高く評価されています。

軽量で持ち運びも簡単、折りたたんで収納できるため、防災グッズとして常備しておくのに最適です。使用後は燃えるゴミとして廃棄できる点も、災害直後の混乱の中では大きなメリットとなります。

こうした特性から、一般家庭だけでなく、企業のオフィスや工場、学校、行政機関など、幅広い場所での備蓄に適しています。緊急時に必要なものだからこそ、あらかじめ準備しておくことが重要です。

いつ起きるかわからない自然災害や事故に備えて、紙の担架を1つ、防災用品の中に加えておくことをおすすめします。

(参考)
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