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ダンボールは何でできている?原料は主に段ボール古紙です!

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回のお話は、ダンボールは何でできている?

原料としては段ボール古紙。

ダンボールの場合は、完全にリサイクル。

環境に優しいという点ではこれほど
優秀なものもないでしょう。

紙の中でも、新聞紙とダンボールくらい
古紙回収システムができているものはない。

昔の木箱のように壊して捨てることもなく
普通に資源ゴミとして回収してくれる。

それに、箱として使わなくなって
リサイクルできなかったとしても

燃やしたからと言って有害物質は出ないし
地面に放置すれば適当に腐ってくれる。

プラスチックのような環境負荷は
とても少ないと思います。

今の世界の物流を支えている
重要アイテムと言えるでしょう。

ちょっと大げさにいいましたが。

ということで。

この記事では、ダンボールが何から
できているのかということについて

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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ダンボールは段ボール古紙からできている

すでにお話したように、段ボールは
段ボール古紙からできています。

細かいことを言えば、段ボールは
段ボール原紙を組み合わせていて

その原紙の原料になるのが
段ボール古紙ということですが。

それでその段ボール原紙の原料は、
ほぼ100%段ボール古紙です。

管理人は段ボール原紙の製造に
少しだけ関わったことがあります。

製紙会社では段ボール原紙を
ライナーと呼んでましたね。

ライナー以外では中芯と
呼ばれるものもあります。

ダンボールの波波になってるところです。

管理人はこれの製造はよく知りません。

それで、このライナーも種類があります。

ウィキペディアによると、

Kライナー(クラフトライナー)は
バージンパルプ100%、

Cライナー(ジュートライナー)は
古紙90%以上を使用する。

となっていました。

ただし、管理人の記憶では
Kライナーでもほとんど古紙で

若干バージンパルプが使用される程度、
ジュートは100%古紙だったと思います。

結局、紙力さえ基準値以上だったら
原料は何を使っても良いわけです。

そうなると、古紙が安いんですね。

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ダンボールが段ボール古紙から作られるのは安いから

これはもう当たり前なんですけど
段ボール古紙は安いんです。

回収原料としても安いですが
製造工程も安いんですね。

どういうことかというと、
同じ古紙でも新聞古紙は

新聞紙を溶解したあと脱墨という
インクを抜く工程があって、

その後決まった白色度にするために
漂白という工程があります。

途中、異物を取り除く工程もあります。

その脱墨や漂白でコストがかかる。

特に漂白でコストがかかりますかね。

パルプが黒かったら無理にでも
白くしないといけませんから。

ところが、段ボール古紙(WPと
呼んでましたが)の場合、

脱墨はしないし、漂白もしない。

異物を取り除くためのスクリーンや
クリーナーは通すにしても

薬品はパルパーで溶解するときに
アルカリを使うくらいだと思います。

大雑把に言うと、古紙を水に溶かして
ゴミを取ったらそれで終わりなんですね。

新聞古紙と比較すると工程も
短いし薬品も使わない。

だから安い、というわけです。

そのかわり、排水は汚かったですね。

使っているパルプが汚いんですから
当然なんですが真っ黒でした。

真っ黒な泡は工場内の排水設備で
浄化されるわけですが、

排水口の掃除をしょっちゅう
やらされていたことを思い出します。

真っ黒な泡がブロック状になって
排水口で詰まってましたから。

こんな感じで安いんですけど
排水に対する負荷は結構ありました。

工場内で処理はされるんですが
環境負荷ではありましたね。

それから、原料は段ボール古紙ですが
その他の古紙も受け入れてました。

どの紙でもWPよりも品質がいいわけで
パルパーで離解できるなら使えますから。

耐水紙とか、ワックスペーパーとか
水に溶けないのは燃やしてましたけど。

ダンボールの歩留り向上

ここからは余談です。

段ボールはとにかく安く作る
というのが重要課題です。

もちろん、品質は無視出来ませんが
トータルで安く作らないといけない。

管理人はその一環で歩留り向上の
取り組みに関わったことがあります。

実は紙の原料であるパルプは100%が
紙になるということはありません。

歩留はマシンや紙の品種、
米坪によってかなり違うのですが、

原料の歩留りが1%でも上がれば
大幅にコストダウン出来るんですね。

マシンが大きければ大きいほど
生産量も多いですから金額も大きい。

1%歩留りが上がれば月間数千万円の
コストダウンになっていたと思います。

ただ、薬品費もかかるので、
単純には行きませんでしたけど。

とにかく安く安く、という感じでしたね。

表向きはリサイクルなんて言ってますが、
実際にはあくまでも利益追求なわけです。

管理人のまとめ

今回は、ダンボールは何でできている?
ということについてお話しました。

結論から言うとダンボールの
原料は主に段ボール古紙。

若干バージンパルプを使うこともありますが
コストとリサイクルから古紙を使います。

段ボール古紙から出来る古紙パルプは
WPと呼ばれてましたが、これは仕入価格も

製造工程も安いので価格の安い
段ボールにはちょうどいいということでした。

この記事がダンボールが何でできているのか
考える参考になればと思います。

ダンボールは有効利用して下さいね!

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