ハエ取り紙の成分はなに?殺虫剤や誘引剤は入っているのか?

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ハエ取り紙 成分

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回はハエ取り紙の成分はなに?
殺虫剤や誘引剤は入っているのか?
というお話。

管理人、子供の頃は夏休みになると
田舎の親戚の家に遊びに行ってました。

祖父母の家だったんですが山奥で
どうにかバスがあるという程度。

今なら車が当たり前なんですが
当時はまだ自転車でしたね~

車はちょっと贅沢な時代でしたから。

それで。

遊びに行くのは夏休みでしたから
ハエや蚊が飛び回っているわけです。

自然が豊かといえば聞こえはいいですが
道を歩けばバッタやカマキリを見る。

とにかく虫だらけ。

管理人は大阪在住でしたけど
そこまで田舎ではなかったので

山奥の田舎はとにかく昆虫が
多いなと思ってましたね。

そしてその家にあったのがハエ取り紙。

こんなやつです。

 

 

桐灰化学 ハエ取りリボン 室内用 5本入

 

家の中のあちこちに吊るしてました。

背の低い子供が引っかかることは
なかったですが背が高い人は

結構うっとうしかったのかも
知れませんね、ベタベタで。

ところで。

今は見かけなくなったハエ取り紙
あのベタベタ成分はなんなのか?

なんとなく気になったので調べてみました。

ということで。

この記事では、ハエ取り紙の
成分はなにかということについて

管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。

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ハエ取り紙の成分はロジンとひまし油

では、ハエ取り紙の成分について。

実はハエ取り紙、あのベタベタの
成分はロジンとひまし油だそうです。

ロジン、は松脂のこと。

滑り止めに使うものなんですよね。

野球だとロジンバッグとか。

 

MIZUNO ミズノ 野球・ソフトボール用 ロジンバッグ 1GJYA30000

 

ピッチャーが投球前にこれを握ってから
珠を投げてるシーンを時々見ます。

あのロジンバッグの中身がロジン。

松脂というくらいですから
松から採取できる樹液ですね。

色は淡黄色になります。

製紙用薬品としても使われていて
ロジン系サイズ剤がそうですね。

サイズ剤の場合はこのままではなくて
薬品合成の原料になるわけですけど。

もう一つの成分はひまし油。

 

ひまし油300ml (キャスターオイル/ポンプの開け方は画像参照) 天然100%無添加 国内精製

 

ひまし油はごま油の一種だそうで。

管理人のイメージは子供のお仕置きに
ひまし油を飲ませる、ですかね?

実際に飲んだことはありませんが
そういう童話を読んだ気がします。

実際によく使われるのは美容のために
お肌に塗るとか健康のための湿布とか。

これも性状はドロドロしていて
粘り気があるものなんですよね。

ハエ取り紙の粘着成分はこのロジンと
ひまし油がベースになっているわけ。

多分、ベタベタでネバネバなのが
虫取りに良かったんでしょう。

ハエ取り紙には殺虫剤や誘引剤は入っていない

それで、あのベタベタの成分は
ロジンとひまし油とわかったんですが。

では殺虫剤や誘引剤は入っていないのか?

これ、調べてみると入ってないんですね。

実は虫の習性としてどこにでも
とまるというのがあるそうです。

確かに、小さな虫はどこにでもいて
壁でも天井でもとまってますよね。

むしろ、ここにはとまらないという
材料があればありがたいんですけど

実際にはそういうのはなくて
どこにでもとまっているようです。

それで、その性質を逆用する。

天井からぶら下がっているリボンにも
なんとなくとまるわけですよ。

で、そのりぼんがハエ取り紙。

ベタベタなので逃げられない。

そしてそのまま死ぬまで絡め取られる。

という感じなんだそうです。

結局、こういう習性を利用するので
ハエ取り紙に殺虫剤や誘引剤は不要。

逆に言うと人間には安全ということ。

なので、今でも食堂や食品工場では
使われることがあるんだそうです。

空調がキッチリしていて虫など
入らないところでは不要ですが

そういうところでない限り
虫との戦いは避けられない。

食堂で殺虫剤をまくわけにも行かない。

だから未だにハエ取り紙は
それなりに販売されています。

変な薬品を使っていないのが
安心ということなんですね~

ただし。

人間に安心といいましたがあのベタベタに
捕まったら人間もかなりうっとうしい。

髪の毛にでもつこうものなら
そう簡単にはとれません。

最悪、髪の毛を切ることになります。

虫のように命を取られることはないものの
物理的には危険に注意ということですね~

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管理人のまとめ

今回は、ハエ取り紙の成分はなに?
殺虫剤や誘引剤は入っているのか?
というお話でした。

結論から言うと使われている
薬品はロジンとひまし油。

人体に危険な殺虫剤や誘引剤は
使われていないということでした。

単純になんにでもとまる虫の習性を
利用してベタベタで絡め取る。

そういうものなんだそうです。

一般家庭では見かけなくなりましたが
食品工場なんかでは重宝するんでしょう。

でも、あのベタベタが体についたら
落とすのが大変だとは思いますけど。

この記事がハエ取り紙の成分の
参考になればと思います。

夏の虫には注意しましょう!

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