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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は意匠紙とは?織物の縦糸と横糸の
組み合わせを描く方眼紙です、というお話。
管理人、意匠紙って知らなかったんですが。
織物のデザインを描くための紙なんですね。
イメージはこんな感じ。
8×8のマス目の方眼紙だそうです。
ここにデザインをするということなんですね。
織物、といいますから着物なんかの
デザインということでしょう。
日本だったら色んな柄の着物がありますが
その柄の元になるということかなと。
ということで。
この記事では、意匠紙について
管理人が調べたことをお伝えします。
意匠紙とは織物のデザインを描く方眼紙
意匠紙とは織物のデザインを
描く方眼紙のことだそうです。
デザイン、という言い方が
いいのかどうか分かりませんが。
織物の場合は経糸と緯糸があるわけで
これの組み合わせを「組織」というらしい。
この織物の糸の交差具合を
図面で表すのが「織組織図」。
そして、この折組織図を描くための
紙が意匠紙ということになるようです。
意匠紙という特別な紙が
ではなくて方眼紙なんですね。
一応は意匠ノートもあるようですが。
アマゾンにありましたけど、
中身が見えないのでなんとも。
まあ、こういうノートを使ってデザインを
描きためるということなのでしょう。
意匠や意匠権について
ここからは余談です。
今回、意匠紙を調べたんですが。
この「意匠」が何なのかなとか
「意匠権」が気になりまして。
それでちょっと確認してみました。
意匠の意味はこんな感じ。
==ここから==
(美術・工芸品などで)物品の外観を美しくするため、その形・色・模様・配置などについて、新しい工夫を凝らすこと。その装飾的考案。デザイン。
==ここまで==
ということだそうです。
デザイン、でいいみたいですね。
じゃあ意匠権はというと、
ウィキペディアによると、
==ここから==
意匠権(いしょうけん)とは、新規性と創作性があり、美感を起こさせる外観を有する物品の形状・模様・色彩のデザインの創作についての権利をいう。意匠法で規定された産業財産権の一種。
==ここまで==
ということだそうです。
こういうのって色々ややこしい。
時々ニュースにもなりますよね。
昔から使われている柄なのに
今更登録が必要なのかとか。
現状使っている人の権利を守る
というならいいんですが
悪用してお金をむしり取ろうと
する人もいるという感じなわけで。
商標も似たような感じがしますが
弱者救済の法律が悪用される。
本当に残念なことだなと思います。
管理人のまとめ
今回は、意匠紙についてのお話でした。
意匠紙は織物のデザインを描く紙。
8×8のマス目の方眼紙だそうです。
紙として特別なものと言う
わけではないようですね。
この織物の意匠が描けるように
なるには何年も修行が必要だとか。
伝統的な和服なんかだと相当な
職人技じゃないかと思います。
こういうパターンを認識するのは
コンピュータの得意分野なので
徐々にそういう方向のものが
増えていくのかも知れませんが。
それから、意匠とか意匠権に
ついても調べてみました。
意匠といわれると難しそうですが
デザインのことなんですよね。
意匠権というのはそのデザインを
保護するための法律ということ。
一種の財産権なんだそうです。
法律自体は弱者を保護するために
設定されていると思うのですが
ときどきこれを悪用して一儲け
しようとする人が出てくる。
そういうのを見るとモラルはないのかと。
法律って作ったところで守る気がないとか
悪用することを考える人がいる社会では
ないほうがマシということが
あるのかななんて思いますね~
この記事が意匠紙の参考になればと思います。
意匠紙、デザインにうまく使って下さいね!
(参考)
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