意匠紙とは?織物の縦糸と横糸の組み合わせを描く方眼紙です

記事内に広告が含まれています。

この記事は約 6 分で読めます。

意匠紙とは

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は意匠紙とは?織物の縦糸と横糸の
組み合わせを描く方眼紙です、というお話。

管理人、意匠紙って知らなかったんですが。

織物のデザインを描くための紙なんですね。

イメージはこんな感じ。

 

意匠紙

 

 

8×8のマス目の方眼紙だそうです。

ここにデザインをするということなんですね。

織物、といいますから着物なんかの
デザインということでしょう。

日本だったら色んな柄の着物がありますが
その柄の元になるということかなと。

ということで。

この記事では、意匠紙について
管理人が調べたことをお伝えします。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

意匠紙とは織物のデザインを描く方眼紙

意匠紙とは織物のデザインを
描く方眼紙のことだそうです。

デザイン、という言い方が
いいのかどうか分かりませんが。

織物の場合は経糸と緯糸があるわけで
これの組み合わせを「組織」というらしい。

この織物の糸の交差具合を
図面で表すのが「織組織図」。

そして、この折組織図を描くための
紙が意匠紙ということになるようです。

意匠紙という特別な紙が
ではなくて方眼紙なんですね。

一応は意匠ノートもあるようですが。

意匠ノート黒表紙 A5 A罫40枚 ノ-V91A 5冊

アマゾンにありましたけど、
中身が見えないのでなんとも。

まあ、こういうノートを使ってデザインを
描きためるということなのでしょう。

意匠や意匠権について

ここからは余談です。

今回、意匠紙を調べたんですが。

この「意匠」が何なのかなとか
「意匠権」が気になりまして。

それでちょっと確認してみました。

意匠の意味はこんな感じ。

==ここから==

(美術・工芸品などで)物品の外観を美しくするため、その形・色・模様・配置などについて、新しい工夫を凝らすこと。その装飾的考案。デザイン。

==ここまで==

ということだそうです。

デザイン、でいいみたいですね。

じゃあ意匠権はというと、
ウィキペディアによると、

==ここから==

意匠権(いしょうけん)とは、新規性と創作性があり、美感を起こさせる外観を有する物品の形状・模様・色彩のデザインの創作についての権利をいう。意匠法で規定された産業財産権の一種。

==ここまで==

ということだそうです。

こういうのって色々ややこしい。

時々ニュースにもなりますよね。

昔から使われている柄なのに
今更登録が必要なのかとか。

現状使っている人の権利を守る
というならいいんですが

悪用してお金をむしり取ろうと
する人もいるという感じなわけで。

商標も似たような感じがしますが
弱者救済の法律が悪用される。

本当に残念なことだなと思います。

スポンサーリンク

管理人のまとめ

今回は、意匠紙についてのお話でした。

意匠紙は織物のデザインを描く紙。

8×8のマス目の方眼紙だそうです。

紙として特別なものと言う
わけではないようですね。

この織物の意匠が描けるように
なるには何年も修行が必要だとか。

伝統的な和服なんかだと相当な
職人技じゃないかと思います。

こういうパターンを認識するのは
コンピュータの得意分野なので

徐々にそういう方向のものが
増えていくのかも知れませんが。

それから、意匠とか意匠権に
ついても調べてみました。

意匠といわれると難しそうですが
デザインのことなんですよね。

意匠権というのはそのデザインを
保護するための法律ということ。

一種の財産権なんだそうです。

法律自体は弱者を保護するために
設定されていると思うのですが

ときどきこれを悪用して一儲け
しようとする人が出てくる。

そういうのを見るとモラルはないのかと。

法律って作ったところで守る気がないとか
悪用することを考える人がいる社会では

ないほうがマシということが
あるのかななんて思いますね~

この記事が意匠紙の参考になればと思います。

意匠紙、デザインにうまく使って下さいね!

(参考)
こんな記事も読まれています。

自作ステッカーを車に!家庭用プリンタで作るならどんな紙?
https://kamiconsal.jp/jisakusteckerkuruma/

ケント紙の印刷。インクジェットやレーザーでも使えるのか?
https://kamiconsal.jp/kentpaperprint/

領収書にボールペンで書けない!レシートの表面は滑るからか
https://kamiconsal.jp/ryosyusyoballpen/

紙まとめ
プロフィール
べぎやす

元製紙会社社員。
技術者として入社し16年間勤務する。
開発技術部門、営業管理部門、現場管理部門など様々な部署を転々としたあと独立。
紙に関するコンサルタントとして今に至る。

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
>>https://kamiconsal.jp/profile/

べぎやすをフォローする
べぎやすをフォローする
タイトルとURLをコピーしました