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紙の透湿度を改善するには?ポリラミ加工やアクリル樹脂塗工

紙 透湿度

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は紙の透湿度を改善するには?
ポリラミ加工やアクリル樹脂塗工
というお話。

管理人、紙の透湿度を気にしたのは
フィルムタック紙用の剥離紙のとき。

それが最初に気にしたときだった気がします。

タック紙でも上紙がフィルムのときは
剥離紙が吸放湿してカールがひどくなる。

その対策をどうするか、でしたから。

それ以外だとインクジェット用紙の包装紙。

これも透湿度が高くないと中身の
インクジェット用紙がカールする。

普通紙タイプなんて紙が安いのに
包装紙は贅沢してましたからね~

それから片面塗工インクジェット用紙。

片面だけ塗工して裏面に何もしないと
裏面だけ吸放湿して紙がカールする。

片面しか使わないのに裏面にも
コストを掛けるのは納得行かない。

そういう感覚の人は多かったし
最初は管理人もそう思ってました。

実際問題は裏面処理をして透湿度を
制御しておかないと紙として使えない。

なので仕方ないな、と思ってました。

それはそうとして。

この透湿度の改善方法はなにがあるのか?

ちょっと調べてみましょうか。

ということで。

この記事では、紙の透湿度を改善するには?
ポリラミ加工やアクリル樹脂塗工、について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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紙の透湿度改善。最も多いのはポリラミ加工

それで、紙の透湿度改善なんですが。

最も多いのはポリラミ加工でしょう。

統計をとったわけではありませんが
一番ポピュラーだと思います。

紙を包装しているクラフトラミとかですね。

こんなやつ。

ポリラミ紙 ポリラミネート紙 包装紙 75g 平版 500×400mm 50枚

一度くらい見たことあるかも知れませんね。

クラフト紙にポリエチレン樹脂を
ラミネートした紙になります。

ポリエチレンの樹脂に熱をかけて溶かして
水飴状になったものを紙の上に塗る感じ。

またはポリエチレンのフィルムを
クラフト紙と貼り合わせるとか。

ラミネートとパウチ加工を同じ意味で
使っていることもありますね。

製紙会社だとポリラミ加工といえば
大きな機械で押し出しラミなんですが

加工会社だとパウチ加工の
意味で使うことがあるかなと。

それで。

大量に製造するなら紙に樹脂を
T台でラミネートしたほうがいい。

逆に少量の場合はフィルムを
貼ったほうが小回りがききます。

表面の平滑性はフィルムのほうが高い。

きれいな印刷をしたいなら
フィルム貼合が有利ですかね。

平滑性の高いフィルムの上に
グラビア印刷とか出来るので。

ここでいうラミネート加工は
ポリエチレンが多いんです。

理由は安くて使い易いからでしょう。

貼り合わせはポリプロピレンが多いですかね。

PETフィルムもそれなりにあります。

樹脂としてはPETの方がPPよりも
薄くてしっかりしている感じ。

こういうのはコストと性能の兼ね合いで
バランスの取れたほうを使うのでしょう。

透湿度改善としては通常使うなら
どちらでも十分だと思います。

ポリラミ加工とフィルム貼合だと
フィルム貼合のほうが有利かなと。

溶融押し出しよりフィルム貼合のほうが
紙の凹凸の影響を受けませんからね。

ただし。

自社で押出ラミをしているなら
フィルムの厚みは好きに出来る。

フィルム貼合だと購入できる
フィルムでしか加工できない。

製造の自由度という意味では
押出ラミの方がありますかね。

その必要性は微妙なところですが。

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紙の透湿度改善。アクリル樹脂塗工

紙の透湿度改善、アクリル樹脂塗工もある。

でもこれはかなりマイナーですかね~

アクリル樹脂と言ってもサラン樹脂
一般的にはサランラップですけど、

あれのエマルジョンを紙に塗工して
透湿度をあげようということでした。

しかし、出来上がったフィルムを
貼るならともかく塗工は難しかった。

塗ること自体はそうでもないんですが
性能がなかなか出ませんでしたね~

やっぱり紙の凹凸の影響があって
塗工層が均一にはなりませんから。

アクリル樹脂の成分を調整したり
色々やってましたけどうまくない。

正直言ってこんなことやるより
ポリラミ加工したほうがマシ。

ポリラミは紙としてリサイクル出来ないんで
こういう取り組みやりましたけどイマイチ。

他社では出来てましたけど管理人の
取り組みとしては残念な結果でしたね~

これ以外だとクレー塗工もありました。

そんなに性能を求められないなら
これもありなんでしょうけど。

管理人的にはよくわかりません。

ポリラミの性能には全く
追いつかない気がしますが。

その他、昔からあるのがアルミ箔の貼合。

これは紙にアルミ箔を貼合するやつ。

さらに上からフィルムを貼合するとか。

アルミ蒸着もありましたね~

ただこれ、いずれにしてもコストが高い。

これは考えるまでもなく採算が合わない。

食品包材ならありかも知れませんが、
安い紙だと考えに入らない感じでした。

あまりやる気が出ない対策でしたね~

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管理人のまとめ

今回は、紙の透湿度改善のお話でした。

管理人的にはラミネート
すればいいと思うんですが。

もしくはフィルム貼合ですけど。

これが環境問題なんていい出すと面倒になる。

ポリラミは複合材料になるので
普通の紙に再生出来ませんから。

その代わりにアクリル樹脂を塗ったり
クレー塗工したりしてましたけど。

やっぱりイマイチなんですよね~

コストも性能も。

これ以外だとアルミ貼合とか蒸着とか
方法はありますが結局複合材料になる。

リサイクルは出来ません。

性能は良くてもコストが高いし。

最近はセルロースナノファイバーの
研究が進んでいるそうですから

そういう素材が一般化してくれば環境、
性能、コストの折り合いがつくかも。

それまではやっぱりポリラミかなと。

管理人はそんな感じがしますね~

この記事が、紙の透湿度改善の
参考になればと思います。

紙の透湿度改善、うまく対応して下さいね!

(参考)
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