新聞紙の買取は段ボールより高い!古紙の価格が違う理由は?

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、新聞紙の買取価格が
段ボールより高い理由について。

古新聞、古雑誌、段ボール。

みんな古紙になりますが一番高く
買ってもらえるのが古新聞。

一番安いのが段ボール。

同じ紙なのに不思議ですよね。

実際には各自治体が回収することが
多いのであまり気にされないですが。

リサイクルの観点から見ると
どれも同じに見えるんですが

実際の買取価格は新聞紙が高くて
雑誌や段ボールはそれより安い。

どいういうことでそうなるのか?

ということで、

この記事では、新聞紙の買取価格が
段ボールより高い理由について

管理人なりに調べたことを
お伝えしようと思います。

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新聞紙と段ボールの買取価格の違いは販売価格の違いによる?

新聞古紙と段ボール古紙の買取価格の
違いは販売価格の違いによる。

管理人はそう推定しています。

何故そう考えるのか?

それを説明したいと思います。

新聞紙の買取価格が高い理由

まず、新聞なんですが、これは新聞社が
独自に価格を設定できるんですよね。

新聞をとっている人は分かると思うんですが
新聞料金の値下げがあったでしょうか?

新規契約とか、継続契約のときに
個別に割り引くことはあっても

公式に新聞代の値下げをした、
という記憶はないと思います。

値上げは何度もありましたけど。

そして、実は製紙会社も新聞社から
値下げを要求されたことはありません。

少なくとも管理人の記憶にはない。

見えない形で、米坪を下げろとか
そういうのはありましたが、

新聞紙の単価を値切る
というのはなかったと思います。

これははっきり理由があります。

新聞社が製紙会社に値下げを要求すると
新聞購読者から新聞代値下げを要求される。

それは当然で、原料が安くなれば
製品も安くなるだろう、ということですよね。

実際にそうなるかどうかは不明ですが
その可能性があるということです。

だからそんな危険なことはしない。

それよりも、紙代が上がったので
新聞代も上げますの方が良い。

値上げの場合は値上げ巾を
大きくすれば儲かりますから。

それに、新聞社にとって新聞紙は生命線。

今はネットがあるので絶対ではないですが
それでも重要なことに変わりはない。

下手に値下げを要求して供給が
止まったら新聞が発行できない。

供給が止まるまで行かなくても
品質が下がったらやっぱり困る。

たとえば印刷で断紙多発とかだと
各家庭への配達が遅れるわけです。

災害とかならともかく、普通の日に
配達が遅れたら信用問題です。

それを製紙会社に損害賠償とか
請求するにしてもリスクが大きすぎる。

毎朝当たり前に新聞が来て当然なので
それが崩れるようなことはしないんです。

ビジネスを守るためですから。

こんな感じなので、新聞社は製紙会社に
無理な値下げ要求はしません。

というか出来ません。

というか、やる必要がないんです。

自分たちで販売価格を決めるんですから。

こうなると、製紙会社は
コストダウンしただけ儲け。

コストダウン努力のやりがいもある。

ただ、製紙会社としても新聞古紙を
安く叩いて安定供給出来なくなると最悪。

これは絶対に確保しないといけないんです。

原料ですから当然ですよね。

だからそれなりの値段で買い取らないと
古紙としての品質も数量も確保できない。

もちろん、古紙業界にもテリトリがあって
この地区はどの工場というのがあります。

しかし、コストメリットを計算しますから、
たとえば中国からオファーが来て、

それがものすごい高単価だったら
そっちにいく可能性もあるわけです。

なんとなく需要と供給のバランスが
取れているとそんなリスクは

なさそうですが水面下では
常に綱引きをやっています。

それはどの業界でも同じですよね。

だから新聞古紙の価格は高い。

もちろん値段は動きますが
極端な安値にはならない。

その元々の原因は新聞代が
安定しているからということです。

段ボール古紙が安い理由

では次に段ボール古紙が安い理由。

これは新聞紙と逆ですね。

つまり、段ボールは市況で価格が決まる。

段ボールの場合は新聞社のような
強力な会社はありません。

家電メーカーが使うにしても
農協が使うにしても安ければいい。

ただの箱ですからね。

その箱は規定の強度があって
それなりに印刷できればどれでもいい。

段ボール箱を作るメーカーも
原紙は安いほどいい。

Aという製紙メーカーが使えなければ
Bという製紙メーカーを使うだけ。

価格は市況で決まる。

今日と明日では価格が違う
ということが普通にあるわけです。

どこかが大量に発注したら
品薄になって価格が上がるし、

逆にダブついたら在庫が
余って価格が下がっていく。

最終製品の価格コントロールができない。

それは当然川上にも及ぶわけで
段ボール古紙の価格も市況で決まる。

そのあたりが新聞紙と違うところですね。

それにダンボールの場合は
安定供給しなくてもいい。

新聞ほどは、という意味でですが。

いずれにしても段ボール古紙が安いのは
価格を自分で決められないから。

管理人はこれが新聞との
大きな違いだと思っています。

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管理人のまとめ

今回のお話は、新聞紙の買取価格が
段ボールより高い理由についてでした。

結論としては、価格コントロールが
出来るかどうかが問題ということでした。

新聞は新聞社が価格を決める。

しかし段ボールは市況で価格が決まる。

この差が大きいということ。

もちろん、品質的にも新聞紙のほうが
段ボールより良くないといけないんですが、

それ以上に価格を安定させることが
できるかどうかが重要かなと。

管理人は消費者としてどちらが
いいのかはよく分かりません。

製造メーカーなら断然新聞ですけどね。

この関係を見ていると何でも安くが
本当にいいのかと思ってしまうんです。

この記事が新聞紙の買取価格が高い
理由を考える参考になればと思います。

リサイクルの状況、理解して下さいね!

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