裏紙の再利用は危険?コピー機にもセキュリティ的にも悪い!

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裏紙 再利用

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は裏紙の再利用は危険?
コピー機にもセキュリティ的にも悪い!
というお話。

管理人が会社に勤務していた頃。

コピー用紙の裏紙をなんとか使おうと
メモ帳を作りや裏紙コピーとかやりました。

紙が使えるのにもったいないじゃないかと。

管理人はいまだにその感覚があるんです。

しかし今はそうでもないみたいですね~

なぜ裏紙の再利用がダメなのか?

ちょっと理由を考えてみよう!

ということで。

この記事では、裏紙の再利用は危険?
コピー機にもセキュリティ的にも悪い!
について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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裏紙の再利用はコピー機のトラブルを引き起こす

元製紙会社社員の立場でいうと。

裏紙の再利用だといってコピー機で
使うのはトラブルを引き起こす。

これは感覚的にも分かりやすいと思います。

そもそも、コピー用紙って
基本は片面印刷の想定。

だから一回目に使ったときに問題なく
コピーできるように設計されてます。

ところが。

裏紙はそうはならない。

まず水分率が一定しないんですよね。

一回コピー機で熱がかかっているし
保管状態もどうなってるか不明。

使用時期も不明。

コピーしてからすぐ使うこともあれば
何ヶ月もあとに使うことだってある。

そういう意味で品質が安定してません。

水分率って紙にとってはとても重要。

特にプリンタ用紙では水分率が
安定しないと搬送トラブルが怖い。

紙が変形することもありますし。

カールしたり、ねじれたり
重送したり問題を起こします。

普通にコピーした裏紙を保管して
もう一度使うだけでも気になるわけ。

これ以外にも面倒なのがホッチキス。

会議用資料を作成してホチキスで留めて
それを裏紙として使う場合ですね。

ホッチキスの芯を100%外さないと
絶対に印刷トラブルになります。

ひとつでも外し忘れたら
紙が詰まったりします。

最悪ホチキスの芯がプリンタを傷つける。

これが面倒この上ないんですよね~

人間なので絶対はありえない。

自分ひとりが使っているならまだしも
複数人で使っていれば誰かがミスをする。

そうするとそのプリンタを使っている
全員が被害を受けるというわけです。

正直言ってこの問題防ぐのは難しい。

人間の意識の問題なので。

それに。

ホチキスの芯を外すときでも丁寧に
外さないと紙が破れたりします。

そうなるとどのみち裏紙で
コピー用には使えない。

ホッチキスの芯がついたまま
シュレッダーにかけるのは

良くないんですがプリンタで
使われるよりはマシですかね。

値段とか使用頻度とか耐久性とか考えると。

ともかく、ホチキスで留めた裏紙を
コピー機で使う事はできません。

これも問題ですね。

それから。

裏紙って単なる打ち間違いとか
余った資料とかありますが

それ以外にコピーでトラブルを
起こした紙という場合もあります。

たとえばトナーの調子が悪くて
2まい同時にくっついて出てきたとか。

そんなのを裏紙としてストック
してしまう場合があるんですよね。

もったいないというのは分かるんですが
品質的に再コピーは出来ないわけですよ。

こんなのを使ってもまたトラブルを
起こすのは目に見えているのに。

それでもこんな紙も混ざる。

そして知らずに使ってトラブルを起こす。

さらに使えない裏紙が増える・・・

悪循環になるわけです。

こんなことを色々考えるくらいなら
もう裏紙を使うのはやめよう!

となるわけですよ、正常な判断なら。

しかし、これまでこれでやってきたから
という職場だと対応できないですよね。

裏紙の再利用をコピー機でやると
何重も無駄が発生するんですが。

裏紙の再利用は危険?メモ帳もセキュリティ的に問題あり!

ここまで裏紙の再利用してコピー機で
使うのは良くないお話をしました。

ではメモ帳にすればいいじゃないか?

というのはあると思います。

しかし。

これもセキュリティの観点から言うとNG。

昔なら気にならなかったことでも
今は問題になることが多いです。

特に情報漏えいですね。

これは会社でも部署によると思いますが。

情報が社内で回るだけなら
そんなに問題ないと思います。

しかし、営業所なんかはまずい。

取引先に裏紙の内容が見えたら?

これちょっと怖いですよね。

特に売上高、販売価格、利益とか
そういうデータが見えるとやばい。

単に数字の羅列でなんだかわからん
というのならいいんでしょうけど、

なにか意味のあるデータだった場合
とてもまずいことになりますよね。

会議資料なんてそういうデータが
記載されている場合があるわけで

そんな資料をメモ帳にして
客先で使っていたらどうなるか?

会議の議事録とかだったらどうなるか?

どの部署に誰が居るかなんていう
情報だって欲しい人はほしい。

技術資料でも〇〇の開発という
テーマが見えても良くない。

これはなかなか大変なことだと思いますね。

こういう危険があるので裏紙なんて
再利用しないほうが良いということ。

何をもったいないと思うかが
変わってきたのかも知れませんね~

管理人のまとめ

今回は裏紙の再利用は危険?
コピー機にもセキュリティ的にも悪い
というお話でした。

裏紙をコピー機で使うとトラブルが
起こる可能性が大きいということと、

メモ帳として使ってもセキュリティ的に
問題になる可能性があるということでした。

あと、管理人が思うことなんですが
コピー用紙は安くなったんですよね。

コピー用紙が高ければ無理して
裏紙を使うんでしょうけど

今の価格ならそんなことをせずに
裏紙はシュレッダーしたほうが良い。

いわゆる費用対効果が変わったのかなと。

もったいないというのは美徳でしょうけど。

何をもったいないと思うのかは
時代で違ってくるのでしょう。

本来は、裏紙を増やさない工夫が
一番重要だとは思いますけど。

この記事が、裏紙の再利用の
参考になればと思います。

裏紙の再利用するときには、
何が大切なのか考えて下さいね!

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