サイン色紙の保存方法は?アクリル板仕様の額縁がおすすめ!

記事内に広告が含まれています。

この記事は約 10 分で読めます。

サイン色紙 保存

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回はサイン色紙の保存方法は?
アクリル板仕様の額縁がおすすめ!
というお話。

サイン色紙ってこういうやつ。

 

エヒメ紙工 サイン用色紙 242×272mm 10枚入 ESS-10P

 

こういうのに有名人にサインしてもらう。

ところが。

管理人、サインなんて縁がない。

自分がすることはありませんし、
有名人のものも持ってません。

飲食店に行くとたまに有名人の
サイン色紙を飾ってますけど。

本当にたまに見かけるだけですね~

それで。

飲食店の場合はなんとなく壁に
貼ってますけど保存には良くない。

紙とインキは光に弱いんです。

そんなこと言っても展示はしたい。

見せびらかしたいですからね~

では展示して長持ちさせるには?

ということで。

この記事では、サイン色紙の保存方法は?
アクリル板仕様の額縁がおすすめ!について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

サイン色紙の保存方法。紫外線をカットする!

結論から言うと。

サイン色紙を保存するなら
紫外線をカットすること。

大雑把に言うとこれが重要です。

先程もお話しましたが紙や
インクは光で劣化するんです。

一番いいのは冷暗所保管。

暗くて風通しが良くて涼しいところ。

紙は光に弱いし湿気にも弱い。

温度はあまり高いと化学反応が進む。

なので冷暗所がいい。

しかし。

それでは何の役にも立ちません。

自分一人でたまに見て楽しむなら
そういう保管もいいでしょうけど。

お店に飾るとかだとダメですよね~

じゃあどうするか?

そのためには額縁に入れるのがおすすめ。

たとえばこんなやつ。

 

色紙額縁 3709 UVカットアクリル仕様 (ホワイトブラウン)

 

これはアマゾンで売ってましたが。

重要なのは「アクリル仕様」

前面板がアクリル樹脂なんですよね。

今やコロナのおかげで街中でも
透明な板を見るようになりました。

あれの多くはアクリル板です。

有機ガラスともいいますけど。

そしてここがポイントです。

アクリル板というのは紫外線を
大幅にカットする性質がある!

透明な板ということなら
一般的にはガラスでしょう。

実際写真用の額縁なんかでも
ガラスのものは多いです。

ガラスは安いしキレイで傷もつきにくい。

透明性はなによりもいい。

だから窓にはガラスが使われる。

しかし、ガラスはどんな光でも透過します。

もちろん紫外線も。

これが逆に紙やインクの劣化には良くない。

もちろん、一定の波長の光を
カットすることも出来るんですが

それをやるとコストが上がるし
技術的にも色々面倒なんです。

具体的には染料のコーティングとか
UVカット材のスパッタリングとか。

車の窓はやってるじゃないですか
UVカットガラスとか、あれですね。

残念ながらこの場合普通の
ガラスより値段が高くなる。

製造工程が増えますからね。

一方のアクリル板。

これはなんとアクリル樹脂そのものに
紫外線をカットする性質がある。

もちろんもっとUVカットをとなると
ガラスのように塗工が必要でしょう。

もしくはアクリル樹脂にそういう染料とか
顔料とかを練り込んで板にするとか。

紫外線カットフィルムを貼り合わせるとか。

やり方は色々ありますが
いずれも工程が増えてしまう。

でもサイン色紙の額縁の前面板なら
普通のアクリル板で大丈夫でしょう。

かなり劣化具合が違うと思いますね。

それから他のメリットもあります。

それはアクリル板はガラスより軽い。

展示するとなればこれは重要です。

ガラスのように重かったら高い
ところは落下すると危ないですから。

その点、アクリル板は手軽ですね。

軽いので。

価格的にはちょっと高めになりますが
あまり劣化させないならアクリルかなと。

管理人的にはそう思いますね~

サイン色紙の保存。アクリル板以外はどうか

ここからは余談です。

ここまでサイン色紙の保存にはアクリル板を
前面板にした額縁が」いいとお話しました。

では、それ以外の板はどうでしょか?

もちろんこれは一長一短があります。

一番一般的なのはガラス。

安くて硬くて透明。

ただし、普通のガラスは紫外線まで
通すので保管にはイマイチかなと。

それ以外だとスチレン板。

これは安いんです。

透明性もいい。

しかし、残念なことにスチレン
自体の耐候性が悪いんですよね。

何の対策もしていないスチレン樹脂だと
かなりの速度で黄変化します。

下手すると紙より速いかも。

スチレンの成形物は安物の雑貨には
よく使われるんですが長持ちしない。

光の当たるところでは黄ばむし脆くなる。

そういう樹脂なので額縁にはどうかなと。

それから透明樹脂と言えばポリカ。

ポリカーボネートですね。

これはちょっと値段が高いです。

透明性も高くて耐候性もいいですが。

ただしポリカは傷つきやすい。

ちょっと引っ掻いても傷がつく。

ティッシュでゴシゴシやるのも危険。

せっかく板が透明でサインが
見えても傷がついたら台無し。

アクリルのような紫外線カットもない。

ポリカはGショックのフレームに
使われるくらい耐衝撃性はある。

でも傷がつく。

これがネックですかね~

[カシオ] 腕時計 ジーショック GA-110-1BJF ブラック

 

これ以外だとPETフィルムでしょうか。

これは紫外線カットフィルムがあります。

額縁でもフィルムタイプもありますね。

こんなやつ。

パネルフレーム/ポスター額縁 【B4/内寸:364×257mm ブラック】 壁掛けひも付き 前面:UVカットPET 「5008かる!フレーム」 ds-1922903

軽いのはフィルムタイプですが
しっかりしてるのはアクリル板。

何を選ぶかは好みになりますかね~

スポンサーリンク

管理人のまとめ

今回はサイン色紙の保存方法は?
アクリル板仕様の額縁がおすすめ!
というお話でした。

サイン色紙も紙ですから本来は
風通しのいい冷暗所保管が一番。

紙は光、湿度に弱いですからね。

しかし、展示したいならどうするか。

そのときはアクリル仕様の額縁に入れる。

これがいいと思いますね。

ガラスが額縁の前面板になっているより
アクリルのほうが紫外線カットするので。

あと、その他の透明樹脂板も
お話させていただきました。

それぞれ特徴があるのですが額縁の
前面板はアクリル板かなと思いますね。

そうそう。

最悪はむき出しで飾ること。

せめてサランラップで巻いておけば
汚れとかホコリは軽減されるでしょう。

そのくらいはやってもいいかなと。

本当に大切なら展示するのはサインを
コピーしてオリジナルは冷暗所保管する。

そういうのもありかも知れませんね。

これならいつでも保管状態は良好ですから。

この記事が、サイン色紙を保存する
ときの参考になればと思います。

サイン色紙、大切にして下さいね!

(参考)
こんな記事も読まれています。

古紙と再生紙の違いはなにか?それは原料と製品の関係です!
https://kamiconsal.jp/kosisaiseisitigai/

文庫本のカバーの紙について。ツヤのある無しの違いはなに?
https://kamiconsal.jp/bunkoboncoverpaper/

トイレットペーパーの劣化について。どれくらい持つのか?
https://kamiconsal.jp/toiletpaperrekka/

タイトルとURLをコピーしました