写真の色あせの原因はなに?光、高温、多湿が問題になります

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写真 色あせ 原因

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、写真の色あせの
原因はなにかというお話。

管理人には写真といえばフィルムの
写真なんですが今は昔のお話。

最近、チェキは復活しているものの
昔のフィルム写真は見かけません。

もう誰でもスマホで写真撮りますから。

こうなると、プリントアウトはしますけど
保存と言ってもデータの保存ですね。

スマホ本体だったりSDカードだったり。

プリントアウトもたいていはインクジェットで
印画紙ではなく光沢インクジェット用紙。

紙の方は劣化すればまた印刷すればいい。

データさえ残っていれば
特に問題ないわけです。

しかしまあそれでも昔の写真を
なるべく良い状態で保管したい。

そういうのはあると思います。

セピア色になった写真も味がありますが
あんまりボロボロになるのもどうかなと。

では何に気をつけるのがいいのか?

ということで。

この記事では、写真の色あせの
原因はなにかということについて

管理人の調べたことを
お伝えしたいと思います。

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写真の色あせの原因は光、高温、多湿

結論から言うと写真の色あせの
原因は光、高温、多湿になります。

言われてみれば当然ですが。

紙でも印刷インクでもこれらは
最大の劣化原因と言えます。

結局のところ光は高いエネルギなので
色素を分解してしまうんですよね。

色によって強弱がありますので
特定の色は速く抜けてしまいます。

たとえば。

ブラック(黒)、シアン(青)、マゼンタ(赤)、
イエロー(黄)と4つの色があった場合。

通常はマゼンタとイエローが
劣化しやすいようです。

そうするとシアンとイエローの
混合で緑色を作った場合

シアンが残ってイエローが消えて
青っぽくなっていくとかですね。

古い写真がセピア色になるのは
またちょっと違う理由だそうです。

古い写真は銀塩写真なので
その銀が硫黄と反応して

硫化銀になるのであんな色に
なってしまうんだとか。

硫黄成分が写真に残留しているとか
空気中に硫黄があるとなりやすい。

いずれにしても写真にとって光は大敵。

だからなるべくアルバムに入れて
光に当てないように保管するのがいい。

遮光という意味ではアルミ
ホイルで包むのも言いそうです。

アルミホイルならほとんど
光を通しませんからね。

それから他の劣化の原因では
酸化劣化があります。

分かりやすいのは「サビ」」でしょうか。

鉄が錆びるやつです。

古くなったてつのクギが錆びて
真っ赤でボロボロとかあれです。

空気中には酸素がありますから
多かれ少なかれ酸化はしています。

これを防ぐのは無理なんですが
軽減することは出来る。

もちろん加速することも出来る。

そういう意味で良くないのが
高温多湿の環境になります。

一般的には化学反応は温度が10℃
上がれば反応速度は2-3倍だそうです。

また、湿度が高ければ水分が表面に
付く確率が増えるので酸化しやすい。

雨ざらしのクギのほうが
錆びやすいようなものです。

これはちょっと極端ですけど。

こんな感じで、化学反応を起こして
光で色素が分解したり酸化劣化で

色素が色を出せなくなったりして
退色が起こるということです。

写真の色あせ対策

ここまでは写真の色あせの
原因についてお話しました。

一番の原因は光。

それから高温多湿でした。

光に関しては特に紫外線がきつい。

日光が厳しいですかね。

それでこの対策なんですが。

分かりやすいのは冷暗所に
保管するということです。

できるだけ風通しのいいところ。

一般的にはそんなに特別な場所は
ないでしょうから普通の部屋ですね。

人間が普通に寝起きして
不快に感じない環境です。

今どきならどこでもエアコンは
あるでしょうからそういう部屋。

光に関してはアルバムに入れておけば
そんなに問題にならないでしょう。

念の為ということならすでにお話したように
アルミホイルで巻くのもいいと思います。

湿気が気になるなら乾燥剤。

お菓子に入っているシリカゲルとか
あんなやつでいいと思います。

密閉した容器に入れる
ときに役に立つでしょう。

それからアルバムに保管するなら
ポケット式よりラミネートフィルム式。

こちらのほうが写真の表面が
空気に触れないのでいいかなと。

どうしても常に写真を飾りたいなら
アクリル板の写真フレーム。

アクリル板は紫外線をかなり
カットしますし透明なのでおすすめ。

それでも写真は劣化します。

管理人としては、今どきなら
データで残して必要に応じて

印刷するというのが
いいと思いますね。

管理人のまとめ

今回は、写真の色あせの
原因はなにかというお話でした。

結論としては、光、高温、多湿。

いずれも化学薬品にはよくないもの。

普通の紙にもインクにも良くないです。

光はエネルギが大きいので色素を分解する。

高温多湿は酸化劣化を加速する。

だから対策としてはこういう環境を
避けましょうということでした。

できれば風通しのいい冷暗所で
保管するのがいいです。

ただし、日常飾りたいのであれば
光の影響は避けられない。

こういうときはアクリル板の
写真フレームがおすすめ。

アクリル板はかなり紫外線を
カットするので劣化しにくいです。

それでも写真や印刷物は
劣化してしまうもの。

管理人はデータで保管して必要なときに
紙に印刷するのが現実的だと思いますね。

この記事が、写真の色あせの
参考になればと思います。

思い出を大切にして下さいね!

(参考)
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