ティッシュの使用期限!実質半永久的ですが目安は5年程度?

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ティッシュ 使用期限

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、ティッシュの使用期限のお話。

管理人が子供の頃身近に、
ティッシュはありませんでした。

だいたい、鼻紙とかチリ紙とか。

そういえばトイレットペーパー
なんて洒落たものもなかった。

水洗トイレではなくてバキュームカーが
汲み取りに来ていたものです。

そう考えると40-50年前と今では
家庭紙分野は様変わりしてますね~

今となってはティッシュペーパーや
トイレットペーパーはあって当たり前。

しかし、チリ紙を買うのは大変。

色々進化してきていると
考えていいことなんでしょう。

それでそのティッシュペーパーなんですが。

あれってどれくらい持つんでしょうね?

そもそも短期間の消耗品ですから
賞味期限なんて気にしませんが

防災関係で常備しておくなら
どれくらい持つのか気になります。

ということで。

この記事では、ティッシュの
使用期限はについて

管理人の調べたことを
お伝えしたいと思います。

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ティッシュの使用期限は実質的には半永久

結論から言うとティッシュの使用期限は
実質的には半永久的に持ちます。

中身の紙は中性紙。

中性紙ということは硫酸バンドという
紙を劣化させる薬品を使っていない。

理屈としてはノートやコピー用紙が
中性紙で100年持ちますというのと同じ。

だから、未使用の状態で置いてあれば
実質的には半永久的に持ちます。

一人の人間が生きている間くらいは
持つでしょうという感じですかね。

実際ネピアのHPを見たところ
こういう風に書いていました。

==ここから==

Q
ティシュ、トイレットロール、
キッチンタオルなど家庭紙の
使用期限を教えてください。

A
使用期限は設けていません。

紙は化学変化が小さいため、
日数が経過しても問題なく使用できます。

ただし、埃、湿気が少なく、直射日光が
当たらない場所に保管してください。

==ここまで=ー

ということですね。

日数が経過しても問題なく
使用できますという見解です。

もちろん、保管状態にもよります。

湿気の高いところに長期間
というのはどうかなと。

それから、光には弱いので
屋外とかもちょっと困る。

しかし、普通の部屋の中とか
床下程度なら全く問題ないでしょう。

ただし、いくら半永久的とはいえ
毎日使うでしょうから

そんなに何年も保管することは
現実的にはないでしょう。

管理人としてはせいぜい5年くらいが
目安じゃないかと思いますね。

完全に忘れられていたら別ですが
普通に使うならもっと早く消費するかなと。

実は一人あたり年間消費量の
統計が出ているんだそうです。

これによるとティッシュペーパーは
一人あたり年間17箱以上使うんだとか。

だいたい、安売りで5箱が1セットですから
年間で1人あたり3-4セット使う感じ。

普通に使うなら使用期限を
考える必要はなさそうです。

いずれにしても1年や2年で品質が
どうこうというのはありません。

そのあたりは安心してもよさそうです。

ちなみに。

もしもいつの製造か分からない
ティッシュペーパーが出てきて

その状態がおかしいとしたら
捨てたほうがいいでしょうね。

それは古いとかというよりも
保管条件が悪いという場合。

ビニールで包装されているならいいですが
箱だけがハダカの状態だった場合には

ホコリが入っていたり虫が入っていたり
するばあいがありますから。

それに、ティッシュペーパーは安いもの。

変なものを使うくらいなら
新しく買ったほうがいいかなと。

ティッシュペーパーの箱はなぜ薄くなったのか

ここからは余談です。

もうずいぶん前になりますが。

ティッシュペーパーの箱って
もっと大きかったですよね?

大きかったと言うか厚かったと言うか。

今の箱の倍くらいの高さだったと思います。

あれっていつの間にか薄くなりました。

もう今から20年位前の話なので
若い人は知らないと思うんですけど。

それで、このティッシュの
箱なぜ薄くなったのか?

中に入っている紙の枚数は同じ。

技術が進化して箱に紙を圧縮して
詰め込むことが出来るようになった。

それはもちろんあるんです。

しかし。

それ以上に重要だったのは
物流費削減だったと思います。

実はティッシュペーパーや
トイレットペーパーはとても軽い。

管理人のいた会社で言われていたのは
ティッシュは半分空気を運んでいる、でした。

つまり、この物流費を抑えることが
コストダウンの急務だったんですね。

そこで開発されたのがティッシュの
箱を薄くすることだったようです。

厚みが半分になれば運ぶ量は倍になる。

トラックに2倍の製品を
乗せることが出来る。

単純に物流費が半分とはならなくても
大幅な削減になったのは間違いない。

機械的に出来るようになったと言うよりは
コスト的にやるしかなかった感じでした。

ティッシュペーパーの中身の
原価なんてとても安いもの。

下手をすると箱のほうが高い。

そんな状況ですから物流費削減は
超重要課題だったんですよね。

ティッシュペーパーの箱が薄くなった
理由は色々言われていましたが、

管理人はこの物流費削減が
一番の理由だったと思っています。

管理人のまとめ

今回は、ティッシュの
使用期限はというお話でした。

結論としては保管状態が
良ければ半永久的。

保管状態が良ければというのは
乾燥した暗いところで保管ということ。

人が暮らす普通の部屋なら問題ありません。

紙の場合は酸性紙でなければ
相当長期間大丈夫ということです。

なお、一人あたりのティッシュペーパー
消費量は17箱以上だそうです。

だから普通に消費していれば
使用期限なんて気にしなくていい。

そして保管状態が良ければ忘れて
放置されていたものでも使えます。

管理人的には5年位が
目安かなと思いますが。

ただし。

保管状態が悪くてホコリっぽいとか
虫が入っているなら捨てて下さい。

今の日本ならティッシュペーパーくらい
安いものですから買えばいいので。

元製紙会社社員からするとなんでこんなに
安売りするのかと思いますけどね。

この記事が、ティッシュの使用
期限の参考になればと思います。

ティッシュ、大事に使って下さいね!

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