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わら半紙の種類について。慣例的には更、中質、再生紙のこと

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、わら半紙の種類について。

わら半紙といえば、昔学校で配られた
プリントや小テストを思い出します。

茶色い紙で鉛筆で書いて
消しゴムで消すと破れる粗悪な紙。

管理人が小学生や中学生の頃、
生徒の数も多かった。

先生はガリ版でプリントを
作って配ってくれていましたが、

今にして思えば大変な
作業だったと思います。

そんなわら半紙ですが、
最近見かけることはありません。

これだけコピー機やプリンターが普及し
上質紙が安くなったら

コピー機やプリンタに適応していない
わら半紙が減少するのも仕方ないのでしょう。

ところでこのわら半紙、
どんな種類があるのでしょうか?

ということで。

この記事では、わら半紙の種類と
減った理由について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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わら半紙の種類とは?

まずはわら半紙の定義から。

ウィキペディアによると、

わら半紙(わらばんし、藁半紙)とは
稲藁や麦藁を原料とする半紙である。

明治期からは藁を原料とするパルプから
製造された洋紙をさす言葉となり、

藁を原料としなくなった現在は中質紙や、
さらにその下級紙である更紙(ざらし)、

あるいは再生紙をさす言葉として
慣例的に使われることがある。

また、わら半紙の厚手の物を
黄ボール(黄板)と言う。

ということです。

もともとは和紙の名前だったんですね。

ただし、現在では慣例的に
更紙、中質紙、再生紙を指すと。

管理人の感覚では、
わら半紙は基本的に更紙ですね。

特に、グレー色の上更紙と呼ばれるもの。

更紙は漫画に良く使われる
色更紙ザラもありますが、

こちらはあまりわら半紙とは
言わない気がします。

ただ、一般ユーザーはわら半紙が更紙とか
そういう区別は分からないですから、

色調が茶色っぽいとかグレーとか
白くない紙をわら半紙と呼ぶようです。

特に、用途が教材のプリントなんかだと
中質紙も古紙入りPPC用紙(コピー用紙)も

区別せずに一括して
わら半紙と呼んでいるようです。

そういえば。

管理人が子供の頃、田舎では
トイレットペーパーを使う習慣がなくて

代わりにわら半紙を使っていましたが、
あれは本当のわら半紙だったと思います。

そのとき使っていたわら半紙、
紙質は良くなかったですね。

やっぱり下級印刷師ですから。

わら半紙はなぜ減ったのか?

そもそもは、わら半紙、という名前の通り
半紙だったはずなんですよね。

習字に使う紙です。

上質な和紙は値段が高くてもったいない。
だから安いわら半紙で練習をする。

そういうための紙だったはずなんです。

しかし今はその安いという
メリットがなくなっています。

すでにお話したとおり、
今は文書はコピー機やプリンタで

出力するのが当たり前ですから
これに対応していない紙は使えない。

わら半紙ではコピー出来ませんし、
プリンタも使えません。

無理して使うと機械で詰まります。

そもそもそういう対応が出来るような
設計になってませんからね。

昔ながらのガリ版だったら
わら半紙はよかったんですが、

ガリ版は手作業だし手間も時間も掛かるし
汚れるしで効率が悪いんですよね。

しかし、今はパソコンで原稿さえできれば
プリントアウトなんてあっという間です。

どちらがいいのかという議論は別にして
ユーザーの効率は圧倒的に違うんですよね。

こうなるとわら半紙よりもコピー用紙を
選ぶのは当然だと思うわけです。

わら半紙よりコピー用紙が安い理由

ここからは元製紙会社社員としての
本音をお話させて下さい。

このブログには何度か書いたんですが、
コピー用紙は安いんです。

もちろんこれには理由があります。

格安のコピー用紙は輸入紙が多く
国産品はないと思います。

製造コストが全く違うんですね。

コピー用紙はインドネシアが多いんですが、
インドネシアは森林が豊富にあります。

日本のような山ではないので
伐採も植林もやりやすい。

それから林業に関わる人件費が安い。

工場は眼の前にある原料を使って
製造するので物流費がかからない。

しかも完成品の仕上げ規格の種類が少ない。

コピー用紙ならほとんどA4ですからね。

こういう条件で大量に生産すれば
マシン固定費も安くなる。

紙なんて安いから輸入紙ても
採算が合わないと言われてましたが、

それはロットが小さい場合の話で
ロットがまとまれば物流費も安くなる。

だから格安コピー用紙が出てくるわけです。

一方の国産品は原料は輸入で人件費は高い。

マシンはそこまで大量生産はできない。

ということでコストは高くなります。

メリットは消費地に近いので
細かい対応ができるところ。

同じ物を大量生産となると
コストで負けてしまいますので

多品種少量生産でしのぐ
という感じになると思います。

残念ながら同じ規格を大量生産
というのはもう競争できない。

このあたりが国内の製紙会社の
難しくなってくるところだと思います。

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管理人のまとめ

今回のお話は、
わら半紙の種類についてでした。

わら半紙は本来は更紙のことですが、
慣例的に更紙、中質紙、再生紙などを

まとめて「わら半紙」と呼んでいる
ということでした。

ただし、今は更紙を見る機会が
かなり減ったと思います。

昔は安い紙の代名詞でしたが、
輸入のコピー用紙が入るようになってから

価格は逆転してしまい、
更紙のメリットはなくなりました。

またコピー機やプリンタの普及により、
更紙を使う機会は減ったということです。

わら半紙の良さは色々あると思うんですが、
きれいな紙に負けてしまうようで残念です。

この記事がわら半紙の種類の
参考になればと思います。

管理人はわら半紙の新たな用途が
見つかることを期待しています!

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