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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は紙袋の印刷は自宅で出来る?
封筒程度はOKでも手提げはNGというお話。
管理人、最近紙袋が気になってます。
レジ袋が有料になってますます気になる。
それで。
お店によっては、自社のロゴを入れて
お客さんに配るところもあるらしい。
大手ならともかく小さなところも
色々やらないといけませんからね~
でもですね。
自社のロゴの入った紙袋を
そんな簡単に作れるのか?
これはちょっと問題です。
自宅のインクジェットプリンタで
お手軽に印刷できないのか?
これは管理人としても気になるところ。
いずれにしても。
自社のノベルティとして紙袋を
なんとかうまく使えないものか?
ということで。
この記事では、紙袋の印刷は自宅で出来る?
封筒程度はOKでも手提げはNG、について
管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。
紙袋の印刷。自宅で出来る範囲は限られる
結論から言うと。
紙袋の印刷を自宅でやるなら
封筒程度のものなら問題ない。
プリンタは家庭用のインクジェットとして
とりあえずそこを紙が通ればなんとかなる。
たとえばこういう感じの紙袋。
シモジマ ヘイコー 紙袋 柄小袋 ベロなし 18才 未晒 クラフト 11.5x16cm 200枚
これくらいがせいぜいかなと。
もう封筒ですけどね。
封筒ならこんな感じ。
マルアイ 封筒 A4 角形2号 角2 茶封筒 クラフト封筒 100枚 PK-Z127
無地の封筒にインクジェットで印刷。
出来るのはこれくらいでしょうか。
ただこれ、色々問題はあります。
まずサイズ的にA4サイズまででしょう。
家庭用のインクジェットプリンタで
それ以上の大きさはあまり売ってない。
お手軽、とは行かないんですよね~
それから。
水濡れに弱い。
通常、紙袋とか封筒の場合
クラフト紙で製造されます。
このクラフト紙、インクジェットの
適性なんて考えて製造してません。
なのでにじむ確率が高い。
管理人も実験したことあるんですけど
普通のインクジェットプリンタで
クラフト紙に印刷したときは
時間が経つとにじんでくる。
印刷直後は結構いいんですよ、
だけど経時でにじむんです。
全部が全部そうとは限りませんが
大抵の場合そうなるとおもいます。
インクジェット用紙って水性インクが
にじまない工夫をしてるんですよね。
塗工紙はもちろんですが、非塗工紙でも
定着剤を表面に塗工するとかしてます。
なので、コピー用紙でも兼用紙なら
印字がにじむことは少ないんです。
純正紙なら水に濡れてもにじまない。
サードパーティでもだいたい大丈夫。
極端な条件は無理ですけど
ちょっと濡れたくらいはOK。
そういう品質になってるんですよね~
なので。
紙袋にインクジェット印刷というのは
一瞬はいいんですが長くは持たない。
空袋はゴミ袋にしますというレベル。
管理人的にはおすすめできませんね~
それからもうひとつ。
手提げの紙袋とかもありますけど
これはそもそもプリンタを通らない。
ヘイコー 手提 紙袋 平手紐 H25CB 3才 未晒 クラフト 32×11.5x32cm 50枚
まあ、これをプリンタに通そうと
する人はいないと思いますが。
なので、こういう手提げ袋タイプは無理。
こんな感じで、紙袋を自宅のインク
ジェットで印刷するのは無理がある。
出来るのはせいぜいインクジェット対応の
A4サイズ以下の封筒かなと思いますね~
紙袋にロゴなどを入れる方法
ここまで紙袋に自宅のプリンタの
印刷はおすすめしないお話をしました。
しかし代替案はあります。
管理人が思いつくまま紹介しましょう!
紙袋にラベルを貼る
これは分かりやすいですね。
インクジェット印刷できるラベルに
印刷してそれを紙袋に貼ればいい。
A4 クラフトシール ラベルシール 茶色 未晒クラフト紙 ノーカット 0.24mm中厚 50枚 インクジェット用 無地
これはクラフト紙ベースですね。
これならどんな紙袋にでも貼れます。
ただ、紙袋の色調とラベルの色調が
一致していないと違和感が出ます。
これはかなり悩ましいですね~
おしゃれなロゴを入れているのにラベルの
部分だけ微妙に色が違うとかカッコ悪い。
加工しやすい、という点ではいいんですが
妥協した感は否めないと思いますね~
それに、ラベルは結構コストがかかる。
便利なんですけどね。
紙袋にスタンプする
スタンプ、という手もありますね。
出来る人は自分でゴムを彫って
スタンプを自作すればいい。
管理人には無理ですけど。
もう少しお手軽にパソコンでデザインして
プリンタで出力すれば出来るのもある。
こんなやつ。
使い方のYou Tubeもありますね。
いわゆる紫外線硬化樹脂を使ったやつ。
ラベル用の凸版印刷もこれと同じ
原理で版を作成していますね。
ただこれ、そこそこお金がかかる。
お客さん用に用意する紙袋より
コストが掛かってしまいます。
すでにこういうのを持ってれば
いいんですけど今更買うのか?
楽しみでやるならいいんですが
ビジネスにはどうかなと思います。
単純なロゴなら子供の頃やったみたいに
木版画の方がいいのかも知れませんね。
これも相当に手間がかかりますけど。
出来合いのものをスタンプするのはいいですが
オリジナルをなんとかとなると大変かなと。
これ、趣味の世界でしょうかね~
プリントゴッコを使う
今はすでに製造中止なんで持ってる人だけ。
かつて年賀状作成に大活躍した
プリントゴッコなんですけど。
これもうまくやれば紙袋への
印刷に使えそうですね~
プリントゴッコはスクリーン印刷。
大昔、ガリ版印刷というのがありましたが
それと同じで基本的に紙を選びません。
管理人のように古い人間には
使いやすいかも知れませんね。
ただし、基本的に持ってる人だけ。
中古も売ってますけどかなり高価。
今更お金出して買う必要はないでしょうね。
ハンディプリンタを使う
多分これが最新なんでしょう。
しかしこれは高い。
インクジェットなのでクラフト紙に
対応できるかも微妙なところ。
正直言って、ちょっと無理かなと思います。
外注する
これは最後の手段。
外注ですね。
最近はオンデマンド印刷も増えて
小ロットでの対応も出来るらしい。
こことか。
こういうところを利用したほうが
間違い無いとは思います。
おかしな器具を自宅に揃えるより
かえって安くつくかも知れません。
そこはプロですからね~
そうそう。
同人的な紙袋でも受けてくれる
ところもあるそうです。
たとえばここ。
そのまんまですね。
こういうところを利用するのも
いいんじゃないかと思いますね~
管理人のまとめ
今回は紙袋の印刷は自宅で出来る?
封筒程度はOKでも手提げはNG
というお話でした。
管理人の結論としては紙袋の
自宅での印刷はイマイチかなと。
少なくとも手提げ袋のような厚みのある
プリンタに通らない素材は印刷できません。
それに、インクジェットで印刷すると
クラフト紙はにじむ可能性が高い。
そして家庭用のプリンタの多くは
インクジェットなので厳しいかなと。
紙袋に印刷する以外の方法としては
ラベルを貼る、スタンプする、
プリントゴッコ、ハンディプリンタを
紹介しましたが一長一短で難しい。
色々考えると実は外注したほうが
やりやすいという気もしますね。
最近はオンデマンド印刷もあるので
小ロット印刷もやりやすいですし。
管理人的にはノベルティ商品で配るなら
お金がかかっても外注の方がいいかなと。
変なの作って評判落としたら
なにしてるかわかりませんので。
この記事が、紙袋の印刷を自宅で
するときの参考になればと思います。
いい紙袋、作って下さいね!
(参考)
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