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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は、給与明細が紙で欲しい理由は?
身内での共有、端末がない、不安
と言うお話。
管理人、給料日は嬉しかった。
今は明確な給料日はありませんけど
働いていたときは嬉しかったですね~
管理人の親の世代は給料は
給料袋で現金でもらってました。
銀行振込ではなく現金なので
達成感はもっとあったでしょう。
そうそう。
給料の場合は貰える金額は
決まっているのですけど
残業がついてたり還付があると
なんだか得した気分でした。
もうどっぷりサラリーマンですよね。
それはそうとして。
この給与明細ですけど今では
メールでもらうこともあるとか。
管理人は古い人間ですから
せめて紙でほしいんですけど
会社の経費を考えるとメールでお知らせとか
アプリで振り込む方が圧倒的に安くなる。
いわゆるコスパがいいわけですよね。
それから2023年4月からは
デジタル給与も可能になった。
厚生労働省
⇒https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001065931.pdf
デジタル給与に違和感がない世代なら
紙の給与明細はいらないでしょうね。
でもやっぱり給与明細は紙でほしい。
その理由は何なのか?
ちょっと考えてみましょうか。
ということで。
この記事では給与明細が紙で欲しい理由は?
身内での共有、端末がない、不安、について
管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。
給与明細が紙で欲しい理由。身内での共有
管理人が独自に調査した結果によると、給与明細を紙で欲しいと希望する理由の一つに、「身内との共有がしやすいから」という意見が多くあるようです。
特に夫婦で生活費や貯金、ローンの支払いなどを管理しているケースでは、配偶者が給与の内訳や金額を確認する必要がある場面も少なくありません。
たとえば旦那さんの給料を奥さんがチェックすることで、毎月の家計の見通しを立てやすくなりますし、紙の給与明細が手元にあればわざわざスマホやパソコンを開かなくても、すぐに確認できます。
また、家族内での話し合いの際にも紙があると便利です。説明しながら指をさして見せられますから、共有や理解もしやすくなります。
逆に、家族に見られたくないお金の動きや副業収入などの場合は、デジタルでの明細や通知の方が都合が良いと考える人もいます。
このように、給与明細が誰の目に触れるかという点において、紙とデジタルの使い分けには意味があります。
つまり、稼ぎを自分以外の人間が目にする可能性がある場合には、やはり紙の方が共有しやすく、現実的に便利だということになるのです。
給与明細が紙で欲しい理由。端末がない。
これはある意味、仕方のない事情とも言えるのですが、今の時代でもスマートフォンやパソコンといった情報端末を持っていない人は、意外と一定数存在しています。
高齢者や、IT機器が苦手な人、あるいはインターネット環境が整っていない地域に住んでいる人などが該当します。
こうした人たちにとっては、メールや専用アプリでの給与明細の確認は現実的に困難です。単純に「やりたくない」のではなく、「物理的に不可能」という状況なのです。
もちろん、会社側が端末や通信手段を提供すれば問題は解決しますが、それには費用もかかりますし、セキュリティやメンテナンスの課題も出てきます。
実際問題として、すべての企業がそこまでの対応をするのは難しく、現実的ではない場合が多いのです。
一方で、逆の立場としては、銀行口座が開けずに現金を直接受け取りたい、あるいはデジタル給与にして欲しいという人もいるようで、どちらにしても個別対応が求められる難しい問題となっています。
このような背景から、給与明細を紙で出す必要がなくなったとは言い切れない状況が続いているのです。
給与明細を紙で欲しい理由。不安だから
管理人としては、この理由が最も多くの人に共感されやすいのではないかと感じています。
現在では給与の支払いもその明細も、すべてが「データ」として処理される時代になりました。しかし、いくら便利でも、なんとなく「データだけでは心もとない」と感じる人は少なくありません。
特にお金に関する情報は、いつどんな理由で消えてしまうか、誰かの手によって改ざんされるのではないかという不安を抱きやすいものです。
そのため、紙という「形あるもの」で明細を受け取ることで、安心感を得たいという心理が働くのです。
もちろん、メールなどで送られてきた給与明細を自分で印刷して保管するという方法もありますが、最初から紙で受け取ることで、その手間も省けて安心感が増すという考え方もできます。
仮に万が一データに不具合が生じたり、改ざんの可能性があったとしても、紙のコピーが手元にあれば、証拠として役立つ場面もあるでしょう。
このような不安は論理的に解消可能だとしても、感情として「紙のほうが信頼できる」と思っている人が多いのも事実です。
企業が給与明細の電子化を進める場合には、このような利用者の不安をしっかり理解し、どう解消していくかが非常に重要なポイントになります。
例えば、実際の運用事例や安全性の実績を示すことで、徐々に納得してもらう努力が必要かもしれません。
また、給与明細の電子化には、労働者本人の同意が必要です。もし会社側が一方的にデジタル化を進めて給与を支払うようなことがあれば、それは労働基準法違反となってしまいます。
たとえペーパーレス化を推進したい気持ちがあっても、給与というデリケートな問題に関しては、強引な対応は禁物です。
今後は、従業員の不安や要望にしっかり寄り添いながら、デジタル化を進めていくことが大切なのではないでしょうか。
管理人のまとめ
今回は給与明細が紙で欲しい理由は?
身内での共有、端末がない、不安
というお話でした。
給与明細が紙で欲しい理由。
ひとつは身内での共有。
最近は微妙ですけど一昔前なら
専業主婦が多かったので
旦那が稼いできた給料がいくらなのか
奥さんがチェックするのは当然でした。
そういう感覚の家庭だと
給与明細は紙で欲しい。
メールやアプリだと確認しにくいので。
それから端末を持ってない人。
今どきスマホを持ってない人が
どれくらいいるのかは分かりません。
しかし持っていてもメールをどうやって
見たらいいのかわからないと言う人はいる。
管理人の母親がそれですし
親戚にもそういう人がいる。
端末を持ってないのか?という
疑問はありますけどやっぱり
そういう人は一定数はいますから
物理的に無理となるわけですね。
お金がなくて買えないのではなく
ポリシーとして持たない人もいる。
少ないですけど。
なのでそういう人のための対応
という点で紙が必要ということです。
あとは漠然と不安を感じる人。
管理人もそうなんですがたとえば
銀行の通帳はやっぱり紙がいいとか。
あれだってパソコンやスマホで
明細は確認できるんですけど
それでもなぜか紙の通帳に
記帳しないと不安になる。
これまでの習慣ということでしょう。
これに関しては時間をかけて実例を
見せて慣れて納得してもらうしか無い。
感情の問題なので強制するとこじれます。
こういう人に関してはじわじわと
やるのがいいかなと思いますね~
この記事が、給与明細が紙で欲しい
理由の参考になればと思います。
給与明細のペーパーレス化、
うまくやってくださいね!
(参考)
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