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水濡れした紙を修復する方法!冷蔵庫で冷凍するのが効果的?

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回のお話は、水濡れした紙を修復する方法。

管理人は昔、英語の辞書を
雨に濡らしたことがあります。

まだ新しい辞書が波打って
使い古したようになりました。

それはそれで、英語を勉強したような
気分になりましたが、気分になっただけ。

成績が上がったわけではないですね。

辞書をよく使っていると先生に
褒められましたが、先生も見る目がない。

こんな短期間でボロボロになるまで
辞書を使うわけないじゃないか。

思えばひねくれた学生でもありました。

そのときは濡れた辞書はほったらかしで、
結果的には自然乾燥してましたね。

まあ、それでボコボコになったわけですが
じゃあどうすればよかったのか?

ということで、

この記事では、水濡れした
紙を修復する方法について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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水濡れした紙を修復するなら冷凍する

管理人がネットで調べたところ、
方法は大きく3つ。

紙をはさんで然乾燥。

ドライヤーで乾燥。

冷凍する。

それぞれ説明したいと思います。

まずは紙をはさんで自然乾燥。

紙で水分を吸い取るんですが面倒。

紙を取り替えるのが面倒なんです。

それと、気をつけないといけないのは
下手に一枚一枚乾かそうとすると

濡れた紙がくっついて
破れることがあるということ。

特にコート紙はくっつきやすい。

表面に塗工層がありますからね。

これは状況を見ながら剥がすかどうか
対応するしかないでしょう。

場合によっては紙を挟まずにそのまま
自然乾燥のほうがマシかも知れません。

いずれにしてもなるべく風通しの良いところ
出来れば扇風機で送風するのが良さそうです。

次にドライヤー乾燥。

熱風ドライヤーで乾燥すると
速く乾きますがボコボコになります。

自然乾燥でもボコボコになりますが、
それ以上にボコボコになります。

実は紙を製造するときは強制的に
乾燥していますからひずみがある。

そこに水分がやってくるとそれが緩んで
ボコボコになってしまうようです。

特に熱風で乾かすと急激に水分が
移動するのが良くないようです。

多分、水溶性の成分が水と一緒に
表面に移動するからだと思います。

ただ乾かすだけなら熱風ドライヤーですが
ちょっと波打ちが激しくなりますね。

実はあまり得策ではないようです。

次に冷凍する。

なんと、濡れた本をジップロックに入れて
冷凍庫で冷凍するんだそうです。

とりあえず丸1日以上冷凍する。

凍らせるわけですね。

こんなことして大丈夫なのか
と思いますが、実はこれが正解。

冷凍状態から取り出して、
重しで平らにすると結構キレイ。

やり方の良し悪しはあるようですが、
自然乾燥やドライヤーよりは良さそうです。

実は凍結乾燥という乾燥方法があります。

一般的に知られているのは
食品のフリーズドライ。

水分を急激に凍結させて、
減圧して水を昇華させる。

この場合は、減圧させて昇華はないですが
液体の水を固体に凍結させるので

水としては「乾燥」していることに
なるみたいなんですよね。

一旦氷になった水がじわじわ
溶けるが蒸発もするんでしょう。

水分の抜き方としては、
高野豆腐も原理的に同じです。

だから、冷凍?と思いましたが、
一応理にかなっているんですね。

熱に弱いものを乾燥させるなら
凍結乾燥というわけです。

ちなみに。

乾燥後、ボコボコになった紙でも
アイロンをかけるとなおる可能性があります。

洋服にアイロンをかけるのと同じですね。

ただ、1枚、2枚ならいいですが
本全体となると面倒かもしれませんが。

紙の水分プロファイルについて

ここからは余談です。

実は紙には必ず水分が数%含まれています。

通常、6-7%程度は水分です。

セルロースは親水性ですからね。

それで、この水分、紙にとってはとても重要。

特に、水分が均一に分布することが重要。

もしも、水分が均一でなかったら、
紙は波打ってしまうんです。

今回水濡れを修復しましたが、
急激に乾かすと水分プロファイルが

無茶苦茶になるからボコボコになる
と考えることが出来ます。

元々水分が均一になるように
強制乾燥しているわけですから

水分が増えれば繊維が緩んでしまい、
ボコボコになるということなんですね。

紙の生産において水分率の
管理は非常に基本的なこと。

これが均一でないと巻き取った紙が
波打ったりシワになったりします。

水分率が不均一だと湿度が変わると
カールしたりすることもあります。

紙の水分管理は基本ですが高度な技術。

マシンの性能や操業員の
技術レベルが問われるところ。

高速化、広幅化が進むほど
幅方向のプロファイルは難しくなる。

今はセンサーも良くなってますし、
プロファイルの技術も進歩してますが

完璧というのはないので
ずっと続く課題なのでしょう。

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管理人のまとめ

今回は、水濡れした紙を修復する
方法についてのお話でした。

水濡れの状態にもよりますが、
実は凍結するのが良さそうです。

水に濡れた本をジップロックに入れて
冷凍庫に1日以上保管する。

その後、重しなどをして平らにする。

やる気があるならアイロンがけ。

そんな感じでかなりマシになるようです。

おすすめできないのは熱風ドライヤー乾燥。

乾かすだけならいいですが、
本がボコボコになりますので。

この記事が、水濡れした紙を
修復する参考になればと思います。

本は大切にして下さいね!

(参考)
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