模造紙と上質紙について。両者は品質に何か違いがあるのか?

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、模造紙と上質紙は
品質に違いがあるのかというお話。

管理人が小学生の頃。

授業では模造紙を使って調査内容を
発表するというのがありました。

社会の授業で多かったですかね。

教科書に載っている表を
書き写してみたり、

市役所に行って職員の話を
書いてみたりしてましたね。

今なら、そんなのはパソコンで資料を作って
パワーポイントで発表するんでしょうけど。

文化祭なんかでも模造紙に大きな文字で
〇〇はこちら、とか書いてましたか。

当時はまだ大判とかロールの
インクジェット用紙もないですから

とりあえず模造紙を買ってきて
なんだかんだ作ってました。

それで。

模造紙と上質紙は違うのか、
なんですが実際のところどうなのか。

ということで。

この記事では、模造紙と上質紙は
品質に違いがあるのかについて

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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模造紙と上質紙は実質的に同じ紙

結論から言うと、模造紙と
上質紙は実質的に同じ紙です。

ただし光沢品はスーパーカレンダーを
掛けているようです。

感覚としては、上質紙のサイズが
大きな紙が模造紙という感じですね。

もともと模造紙は和紙を真似して
西洋で作られた紙ということ。

この和紙は大蔵省印刷局認定紙で
この「局」と「紙」で「局紙」だったんだとか。

明治の頃の話だそうです。

この「局紙」をパリ万博に出品し、
それをみたオーストラリアの製紙会社が

原料にミツマタを使わずに亜硫酸パルプを
使ったところから始まっているそうです。

だから名前が「模造」紙なんですね。

しかし、今の模造紙は上質紙の大きな
サイズの紙で光沢のあるもののようです。

実際の使用用途では模造紙は
掲示物に使われることが多いですが

それは普通の大判の上質紙でも
何の問題もないわけです。

基本的にはマジックなんかで
手書き出来ればいいわけですから。

もちろん、ロールタイプの大判の
プリンタ用紙も同じ用途で使えます。

こちらは普通紙のインクジェットとか
レーザープリンタとかで使いますよね。

プリンタ用紙の場合はそのプリンタに
合うように設計されていますが、

普通紙の場合はマジックなどで
手書きするには問題ありません。

それはコピー用紙にマジックで
書くのと同じことですから。

結局、今の模造紙は普通の上質紙や
大判プリンタ用紙でも代用できるということ。

模造紙と上質紙に違いがあるか?

その回答は、模造紙は基本的に
上質紙の一種であるということです。

ただし、表面光沢があるのは
スーパーカレンダー掛けしてます。

違うとしたらそこでしょうか。

方眼紙が印刷されていたり
色上質のものもあるようですが

基本的な品質は上質紙と同じ
という感じですね。

模造紙の種類について

ここからは余談です。

管理人は模造紙のイメージは
大きな無地の上質紙なんですが、

色上質紙だとか方眼紙のものとか
厚さも厚口、薄口など色々あるんですね。

正直、こんなに色々あるとは
知りませんでした。

また、サイズは788x109mmの
四六判が多いようですね。

これを小さなロールに
巻いているということですね。

それから、模造紙の入手なんですが。

普通は文具店で購入できますし、
100均でも販売されています。

もちろん通販でもありますね。

枚数が少なくていいのなら
100均が便利でしょう。

枚数が大量に必要なら通販でないと
枚数が揃わないかも知れません。

紙の場合はもともとの値段が安いので
通販では送料分が割高かも知れませんね。

小ロット品が高くなる理由について

さらに余談を。

紙を大量に仕入れる印刷会社なら
四六判の上質紙は定番品ですから

個人向けに市販されている価格の
5分の1くらいの値段だと思います。

製紙会社で製造する原価はもっと安い。

原料のパルプ費とマシン固定費だけなら
kgあたり100円以下だったと思います。

管理人の古い記憶では、ですが。

ただし。

ロットが小さくなると仕上げの費用がかかる。

それから物流費。

これらが大きかったですね。

四六判のように枚葉で仕上げる場合、
カッターで決まった大きさに切りますが

この工程は巻取りを製造するより
手間がかかるわけです。

巻取品なら抄紙機からでてきたロールを
そのままスリッターで巻けばいいんですが

平判の場合は一旦スリットされた巻取りを
さらにカットすることになります。

ここで、スリッターというのは大きな幅の
ロールを小さな幅のロールに切る機械です。

この仕上げ工程でかかる費用は
結構バカにならないんですね。

単純に紙を切って幅と長さを
揃えるだけのことなんですが

そのために専用の設備と
人員が必要になるわけです。

工程が増えるごとにトラブルも
増えるし歩留まりも下がりる。

これらの費用が製品に加算されるので
価格が上がっていくんですよね。

さらにこれが小ロットだと効率が
下がりますからなおさら割高になる。

紙のように安いものは大量のロットで
生産しないと割に合わないんですね。

個人が購入する場合、実は相当
割高な買い物をしているということ。

まあ、大量に購入しても無駄なので
ある程度仕方がないんですが。

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管理人のまとめ

今回は、模造紙と上質紙は品質に
違いがあるのかというお話でした。

基本的には模造紙は上質紙の
一種ということでした。

ただし、表面光沢が高いものは上質紙に
スーパーカレンダーを掛けていることが多い。

また、方眼が印刷されていたり、色上質とか
その種類は色々あるということでした。

大きさは四六判が多いですね。

なお、文化祭の掲示物として使うなら
大きな上質紙で十分でしょう。

入手は文具店や100均、通販などで
出来ますが、100均が便利かもしれません。

金額が安いと送料が割高ですから。

この記事が、模造紙と上質紙の
違いの参考になればと思います。

文化祭、頑張って下さいね!

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