プラスチックがシール剥がしで溶ける!素材チェックは慎重に

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プラスチック シール剥がし 溶ける

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回はプラスチックがシール剥がしで
溶ける!素材チェックは慎重にというお話。

管理人も昔、100均のシール
剥がし使った記憶がありますが。

あれ、便利ですよね~

確かこんな感じのやつ。

レイメイ藤井 値札はがし MH-5

 

液をつけてしばらくすると
シールがぺろっと剥がれる。

今だとスプレーが多いのでしょうか?

こんなやつ。

 

3M シールはがし クリーナー30 強力 ハードタイプ 100ml Cleaner30 MINI

 

多分こっちの方が便利なんでしょう。

そうそう。

調べているとこんなのも。

 

超高濃度 リモネン 98% 以上 インパクト D-リモネン 原液 500 ml (ベロ 付き) 発泡スチロール スタイロフォーム 溶解 液 シール 剥がす ラッカ 汚れ 落書き 油性 マジック

 

オレンジオイルのリモネン。

石油製品の有機溶剤ではなくて
天然成分になるんですよね。

これは発泡スチロール、つまり
スチレンを溶かす溶剤になります。

なのでシール剥がしにも使える。
ということだそうです。

それはそうとして。

このシール剥がし、プラスチックを
溶かすことがあるんですよね。

というか、シールに使われている
粘着剤がプラスチックなので

これを溶かすと言うか緩めるから
シールが剥がれてくれるんですけど。

なのでシール剥がしを使うなら
シールが貼られているものの

素材に気をつけないと
いけないわけです。

ではどんな感じで気をつけるべきか?

ということで。

この記事では、プラスチックが
シール剥がしで溶ける、について

管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。

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プラスチックはシール剥がしで溶けるのか

結論から言うと。

プラスチックはシール剥がしで
溶けるものと溶けないものがある。

しかし、それを見分けるのが難しければ
プラスチックのシールは専用のものがいい。

という感じでしょうか。

それから溶けるといっても
穴が開くほどの場合のあれば

表面が少し白くなる程度の
場合もあるんですよね。

もちろんシール剥がし液の使用量に
よっても状況は変わってきます。

ケースは色々ありますがとりあえず
管理人が思うことをお話します。

どんなプラスチックがシール剥がし液で溶けるのか?

まずどんなプラスチックがシール
剥がし液で溶けるのかなんですが。

一番多いのはスチレンでしょう。

よくあるのは安物の雑貨で透明なやつ。

小さな箱とかですかね。

硬いんですがもろくてすぐ割れる。

これが一番危険ですかね~

危険といっても溶ける危険ですけど。

たとえばこれなんかそうですね。

 

蝶プラ工業 コレクションケース レギュラー 18 561185

 

サイズ: 180×180×188mm
重量: 550g
素材: スチロール

となっているんですけどこの

「素材: スチロール」

が問題です。

スチロールというのはスチレンのこと。

なのでこういう透明な箱に値札があって
それを取るのにシール剥がしを使うのはNG。

剥がれたところがザラザラになります。

せっかくつるつるなのに溶けて
ザラザラになるとかシミになるとか。

ろくなことにはならないですね~

他にもプラスチックの
素材は色々ありますが

透明系のもののシール剥がしに
シール剥がし液はやめたほうがいい。

アクリル板もポリカの板も
有機溶剤には弱いんです。

そんなにひどくは溶けないにしても
表面が白っぽくなったりしますので。

大丈夫なものは身近なものだとPETとPP。

PETはペットボトルの本体。

PPはペットボトルのフタ。

という感じですかね。

これらは有機溶剤に強いので
溶けることはありません。

ペットボトルについている値札をシール
剥がしで剥がす人はいないでしょうけど。

なお、溶剤に溶けない素材はOK。

プラスチック以外の素材、たとえば
紙、金属、ガラスは問題ないです。

ただし、そのプラスチックの素材が
何かを見分けるのはちょっと難しい。

ラベルに表記でもあればいいですが
普通は分からないと思います。

なので、プラスチックに貼ってある
シールを剥がすなら専用のものを使う。

プラスチック用が売ってますからね~

たとえばこんなやつ。

ニチバン テープはがし テープはがしプラスチック用 220ml ムース状 TH-P220

成分は石油系炭化水素とIPAですね。

IPAはイソプロピルアルコール。

あまりプラスチックを溶かさない。

管理人の聞くところでは溶剤の
配合というのは微妙なものだとか。

石油系炭化水素がプラスチックを
溶かしてもIPAが多ければ溶けないとか。

微妙なバランスがあるようです。

それから注意点としては。

この手のシール剥がしは有機溶剤。

なので換気は重要です。

これはもの個人差があります。

平気な人はいいんです。

しかし。

溶剤に弱い人はすぐに気分が悪くなる。

飲めない人が酔うようなもの。

身体に悪いので窓を開けるとか
換気扇とか対策が必要です。

ここは注意して使って下さいね。

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管理人のまとめ

今回のお話は、プラスチックがシール剥がしで
溶ける!素材チェックは慎重にでした。

実は紙は水で膨潤しますけど
有機溶剤には溶けないんですよね。

有機溶剤ってシンナーとか
灯油とかですけどね。

一方、そのシールに使う粘着剤は
そもそも石油製品が多い。

なので、有機溶剤で溶ける
というか膨潤して柔らかくなる。

そういうことでシール剥がし液は
有機溶剤の混合液体が多いんです。

紙は溶かさずに粘着剤を溶かすので。

このときに、シールを貼っているものが
溶剤に弱いプラスチックだと具合が悪い。

シール剥がし液で溶けるんですよね。

紙とか、鉄、ガラスなんかはいいんです。

でも透明なプラスチック、
ゴムなんかは溶けるかも。

身近なプラスチックとしては
透明な雑貨が一番危険ですかね~

白い発泡スチロールなんかも駄目です。

少々溶けても透明なもの
よりは目立ちませんけど。

でも溶けます。

管理人としてはそういう素材は
専用の剥がし液を使うべきかなと。

もしくは中性洗剤で洗うとか。

シールを貼っている素材には
十分注意して使ってほしいですね。

この記事が、プラスチックがシール剥がしで
溶けるときの参考になればと思います。

シール、上手く剥がして下さいね!

(参考)
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