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耐候性のあるラミネートについて。どんな紙を使えばよいか?

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、耐候性のあるラミネートでは
どんな紙を使えばよいかというお話。

紙はだいたい光に弱い。

週刊誌なんかは特に弱いです。

しかしそれでも、屋外に注意書きや
ポスターを設置することがあるでしょう。

雨に濡れたらダメになるので
ラミネートをするわけですが、

こういう用途のときにどんな紙を
選んだらいいのか?

印刷はレーザーかインクジェットか。

ちょっと考えるのではないかと思います。

ということで。

この記事では、耐候性のあるラミネートでは
どんな紙を使えばよいかということについて

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

【耐候性のあるラミネートには上質系がおすすめ】

それで、耐候性のあるラミネートに
使う紙の種類なんですが。

結論から言うと上質系がおすすめ。

具体的にはコピー用紙がいいです。

コート紙でもいいですが
値段を考えると普通紙がいいかなと。

実は紙の耐候性を悪化させる原因は
機械パルプと呼ばれるパルプ。

リグニンという成分が含まれています。

リグニンは木材の茶色い部分の成分。

機械パルプは木材をすりつぶして
パルプにするだけ。

リグニン成分を除去することは
ないんですね。

機械パルプの場合、
漂白せずに使うこともあれば

漂白して使うこともありますが、
漂白自体は還元漂白なので

光に当たると茶色に
色戻りしてしまいます。

こういう性質のパルプなので
耐候性や保存が必要ない紙に

配合されるのですが特に白色度が
低い紙に配合されます。

分かりやすいのは新聞紙とか
漫画雑誌の紙ですね。

こういうのは日光にあたると
あっという間に黄ばみます。

一方、白色度の高い上質系の場合
機械パルプは基本的に入っていません。

中にはある程度白くても機械パルプが
入っている事があるんですが例外です。

機械パルプが入っていなければ
そんなに急には黄ばみません。

それから紙が酸性紙か中性紙か
という問題もあります。

酸性紙の方が耐候性は良くない。

ただし、最近のコピー用紙はほとんど
中性ですからそこは問題ないでしょう。

なお、一般的な紙よりも
耐候性を求めるのであれば

合成紙、たとえばユポなどを
使用するというのもあります。

これは選挙用のポスターに
使われたりするんですね。

ただし、普通のユポではインクジェットや
レーザープリンタでは印刷できません。

それぞれ専用のユポがありますから
それを使う必要があります。

その場合、コスト的にかなり高くなるので
予算との相談ということになります。

【耐候性のある印刷について】

ここまで耐候性のある紙について
お話させていただきました。

ここからは耐候性のある印刷について。

屋外に注意書きなどを設置するにしても
枚数が少なければ商業印刷での作成は無理。

枚数が数百枚程度では
相手にしてもらえないでしょう。

となると自分で印刷するしかない。

こういう場合選択肢は、インクジェットか
レーザープリンタになると思います。

ただ、耐候性を考えた場合、
インクジェットは良くないんですよね。

特に一般的な染料系の物は良くない。

インクジェットのインクに限らず
染料系というのは光に弱いです。

基本的に発色しているのは
染料分子なんですが

その分子が壊れると代わりがいない
という感じになるんですね。

だから、発色は鮮やかだけど
耐候性は良くないということになります。

一方、レーザープリンタのトナーは顔料。

インクジェットのように発色は鮮やかでは
ありませんが耐候性はあります。

顔料の場合でも発色するのは分子ですが
その分子が集まって粒子になっているので

表面の分子が壊れても内部から
代わりが出てくる感じなんですね。

余剰人員がいる組織のようなものです。

ということで耐候性だけで行くと、
レーザープリンタが有利です。

なお、インクジェットでも顔料系インクを
使っているなら耐候性はいいです。

ただ、一般的かというとそうでもない。

自宅や会社でレーザープリンタが
使えるのであれば

そちらのほうがやりやすいでしょう
ということです。

【耐候性のあるラミネートについて】

紙、インクの次はラミネート。

ラミネートも色んな種類があります。

耐候性を重視するならUVカットタイプ。

ラミネートフィルムにUVカット用の
薬品を配合しているものや

ラミネートフィルムの粘着剤にUVカット用の
薬品を配合しているものがあります。

こういうものを使えば耐候性は
改善されるわけです。

【管理人のまとめ】

今回は、耐候性のあるラミネート
についてというお話でした。

耐候性を良くするためには
紙は上質系を選ぶこと。

一番分かりやすいのはコピー用紙。

大抵の場合、上質系中性紙で
安価で入手も容易です。

印刷は個人で印刷するなら
レーザープリンタがおすすめ。

トナーは基本的に顔料系。

なので染料系のインクジェットインクより
耐光性がいいからです。

ラミネートフィルム自体もUVカット性能のある
フィルムを選べば耐候性はよくなるでしょう。

この記事が耐候性のあるラミネートの
参考になればと思います。

屋外での掲示が長持ちするよう
がんばって下さいね!

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