トムソン加工とは打抜き加工のこと!紙箱作成の重要工程

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トムソン加工とは

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、トムソン加工とは
打抜き加工のこと!
紙箱作成の重要工程というお話。

管理人、トムソン加工って
そんなには知りません。

定義はこんな感じ。

==ここから==

トムソン加工とは、ベースとなる合板に刃を埋め込んだ型(トムソン型)を用いて、材料をプレスして打ち抜く加工のことです。刃は跳ね出しゴムに埋め込まれており、プレスした際に刃が浮き出てきて材料を打ち抜くことができるようになっています。

==ここまで==

動いている動画もありますね。

 

 

やってることは単純で段ボールなどを
プレスして打ち抜くだけです。

車のボディーなんかも打抜き加工ですが
箱のような成形物を作る最初の工程になる。

紙箱なら展開図を打ち抜くわけで
結構重要な工程なんですね~

ということで。

この記事では、トムソン加工とは
打抜き加工のこと!紙箱作成の
重要工程、について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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トムソン加工が使われる理由

それでこのトムソン加工が
使われる理由なんですが。

やっぱり一番の理由は「安い」から。

だいたいですね、トムソン刃ですけど、
合板に溝を入れてそこに刃をはめる。

その上から跳ね出しスポンジを置いて
若干トムソン刃が見えるようにする。

この状態で打ち抜けば紙のような
薄いものでもプレスできる。

鉄板のプレスだと上下に刃がありますが
トムソンの場合は片側から押さえて切る。

硬いスポンジが切った後の不要な紙を
弾き落とすという感じになりますか。

管理人はシールの抜き加工を見たことが
あるんですが正直ちゃっちでしたね~

合板にぜんまいばねをはめているだけ。

スポンジは付いてたと思いますが。

小学生の工作か?というレベルでした。

しかし侮ってはいけない。

そんな簡単な工作のようなトムソン刃で
大量のシールの抜き加工出来ますから。

重要なのはそんな見た目ではなくて
上手く抜けるように微調整すること。

ここは職人技だったかなと。

それはそうとして。

言いたいのはそれくらいちゃちでも
十分に役に立つということ。

つまり、材料コストはかからない。

合板に溝を入れるとかトムソン刃を
キッチリ曲げるとかの技術は必要。

しかし原材料は合板、トムソン刃
スポンジ程度でいいわけです。

どう考えても安いですよね。

それから小回りがきくのも重要。

プレスの金型が1ヶ月かかるなら
トムソン刃なら1週間と言う感じ。

管理人が見たシールの抜き加工なら
簡単なものならすぐにセットできる。

それなりの加工機は必要ですが
細かい仕事が多い段ボールとか

シールのような仕事では
ここも重要なポイントです。

今日注文を受けて明日納入とか
普通にありますからね。

安くて速い。

牛丼屋みたいですがこの対応が
出来るかどうかは本当に重要。

下請け加工が多い業界だけに
機敏さが必要なんだと思います。

トムソン刃以外の型について

トムソン加工と言うんですけど使う刃は
トムソン刃だけではないらしいです。

他の型は主に2つ。

一つはピナクル刃、もう一つは彫刻刃。

ピナクル刃というのはエッチング。

金属のベース板をエッチングして
金属の刃を成形するそうです。

精度はいいんですがエッチングは
時間が掛かるし費用もかかる。

それにそんなに深く出来ない。

つまり刃の高さは低くなる。

同じものを大量に生産するなら
この方法は有効なんでしょうが

小ロットの対応となると
大変かもしれませんね。

もう一つの彫刻刃は文字通り金属板を
掘って刃を成形するというもの。

エッチングのような刃の高さの
制限もないし精度も良好です。

ただし、コストは掛かる。

あと、ピナクル刃も彫刻刃も
ちょっと修正とかは出来ません。

トムソン刃の場合は形状をちょっと
修正とか無理した出来ますけど

他の2つの場合は刃が動きませんから
そういうちょっと手直しとかは無理。

トムソン刃は見た目頼りないですが
いい意味で遊びがあるわけです。

色々対応しないといけない場合は
トムソン刃が使いやすそうですね~

管理人のまとめ

今回はトムソン加工とは打抜き加工のこと!
紙箱作成の重要工程、というお話でした。

管理人は紙箱のトムソン加工は
あまり馴染みはないんですが

シール印刷の抜き加工は
実際に見たことがあります。

大型の抄紙機などを見慣れていると
おもちゃを見ている感覚でしたね。

しかしそんなトムソンで何千枚とか
シールの貫加工をやるわけです。

なのでこんなのでいいのか?
と驚いた記憶がありますね。

もちろんもっと大型の段ボール箱などを
打ち抜くのであればもっと大きくなる。

それでも金属板のプレスなどと
比べればお手軽感はあります。

しかし。

そのお手軽な感じが重要。

コストが安くて小回りがきく。

特に小さな会社ほどここが重要。

段ボールにしてもシールにしても
本当に多品種少量生産ですから。

この記事が、トムソン加工の
参考になればと思います。

トムソン加工、面白いですね!

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紙の加工
プロフィール
べぎやす

元製紙会社社員。
技術者として入社し16年間勤務する。
開発技術部門、営業管理部門、現場管理部門など様々な部署を転々としたあと独立。
紙に関するコンサルタントとして今に至る。

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
>>https://kamiconsal.jp/profile/

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