和菓子の下に敷く紙の名前は「かいしき」。懐紙も使われます

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懐紙

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、和菓子の下に敷く紙の名前は
「かいしき」、懐紙も使われますというお話。

管理人はお菓子大好きです。

もちろん甘い和菓子も。

そういえば、会社にいたときは
まれに抹茶が出てましたね~

和菓子と一緒に。

最初は業務のじゃまになると思ってましたが
これが意外においしくて楽しみになりました。

それはともかく。

この和菓子の下に敷く紙がありますよね?

あの名前はなんと言うんでしょうか。

和紙だってことは分かりますけど。

ということで。

この記事では、和菓子の
下に敷く紙の名前について

管理人の調べたことを
お伝えしたいと思います。

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和菓子の下に敷く紙の名前は「かいしき」

すでにタイトルに書いていますが
和菓子の下に敷く紙は「かいしき」。

ただこれ、紙とは限らないんだそうです。

元々は植物の葉などが
使われていたんだとか。

今でも高級な和食だと大きな葉に
料理が乗っていることがありますよね?

管理人はテレビでしか見たことないですが。

元々はあれだったそうです。

見た目がキレイというだけでなく
殺菌効果もあるみたいですね。

そういえば、笹の葉なんかも
殺菌効果があったはず。

ヒノキもそうですよね~

まあ、こういう葉の上に料理や
お菓子を置くことでカビなどの

被害から守るということで
衛生的なものでもあったようです。

それが徐々に紙に変わったんだとか。

こういうのは時代の流れとか
趣向とか色々あるんでしょうね。

現代の都会ではちょうどいい葉は
なかなか入手が難しいでしょう。

確か徳島の上勝町では葉っぱで
高齢者が稼いでいたと思います。

逆に言うとそれだけ都会では良い葉が
取れないということなんでしょう。

それで今では見栄えの良さのために
紙を使った「かいしき」が使われる。

こんな感じですね。

それから、よく似たもので
「懐紙」があります。

こんなやつ。

 

静懐紙

 

発音が「かいし」ですから「かいしき」と
同じかと思ったら違うんだそうです。

懐紙は「ふところがみ」ですから
由来が違うようなんですよね。

それに懐紙は料理やお菓子の下に
敷くだけのものではありません。

用途としては、

・敷き紙として
・メモ用紙や一筆箋に
・心付けを渡すときに
・食事の時に口元をふく
・折りたたんでコースター代わりに
・テーブルにこぼしたものを拭き取る
・ハンカチ代わりに

ということだそうです。

およそ生活に関して使われる
紙の用途ならなんでもありです。

メモを書いて渡すときにも使うなら
ポケットティッシュ以上ですね~

ただ、実際のところよく使われるのは茶席。

そこで和菓子の下に敷いたりするので
結構混同されるみたいですね。

アマゾンのレビューを見ても
クラブ活動で使いますとか

どう見ても茶道部だよな~
みたいなのがありますから。

和菓子の下に敷く紙。懐紙の品質は?

「かいしき」、は紙とは限らないようで
紙としては懐紙を使う場合も多そうです。

では懐紙の品質はどうなってるんでしょうか?

当然というか、これは「和紙」。

和紙でも「上質和紙」と呼ばれるものだとか。

原料としてはこうぞ、ミツマタ、というような
和紙ならではのものを使うようです。

ただ、一般的に販売しているものは
パルプも使うでしょうし、和紙と言っても

手漉き和紙ではなくて機械で抄造
しているんじゃないかと思います。

そうでなければコスト的に
無理だと思いますので。

とはいえ、芸術作品ではないので
そこまで高級品にする必要もない。

むしろ、ポケットティッシュ程度の
手軽さにということなんでしょう。

あんまり高級品になってしまうと
庶民には使えないものになりますから。

和服を着るときなんかに持っていると
粋な感じがするかも知れませんね。

なお、入手は通販もありますが
100均にも置いてたりします。

意外に身近にあるんですね~

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管理人のまとめ

今回は、和菓子の下に敷く
紙の名前はというお話でした。

この紙の名前は「かいしき」。

紙だけではなく、植物の葉なども
使われているようです。

あと、似たようなものとして「懐紙」。

これはお菓子の下に敷くだけでなく、
日常の紙を使うシーンで使われるもの。

メモ帳にもなるし、ティッシュにもなる。

ポチ袋の代わりにお金を
包むとかそういう使い方もある。

ただ、お菓子や料理の下に敷くこともあり
「かいしき」と同じ使い方もされる。

管理人の目からすると同じじゃないかと
思いますが微妙に違うんだそうです。

こんな感じなので正しくは「かいしき」。

実質的には「懐紙」という感じですかね。

それから、「懐紙」、は上質和紙だそうです。

かつては手漉きで製造されていたでしょうが
今は機械漉きの方が多いでしょう。

原料もこうぞやミツマタだけでなく
パルプを使っているのもあるとか。

コストの問題は常にありますからね~

まあ、学校の茶道部で使うときに高級な
手漉き和紙を使うのも無理があるでしょう。

このあたりは、TPOに合わせて
使うことになるでしょうね。

和服のときに懐紙を取り出したら
粋な感じがするかも知れません。

管理人には似合わなそうですが。

この記事が、和菓子の下に敷く
紙の参考になればと思います。

茶道で礼儀、身につけて下さいね!

(参考)
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