わら半紙は高いのか?今は格安コピー用紙の方が安いのです!

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、わら半紙は高いのか、というお話。

管理人の子供の頃は
学校のプリントはわら半紙。

トイレットペーパーもなく
ティッシュペーパーもない。

それらもわら半紙だったですね。

そういえば習字の練習用で半紙が
もったいないからわら半紙。

そんな感じで、わら半紙を
使っていたと思います。

今思えばそれらの紙が全部
同じだったかはあやしいですが。

いずれにしても茶色っぽい
安い紙はわら半紙でしたね~

しかし。

今となってはわら半紙、
ほとんど見ることはないです。

通販で売ってるんですど用途は
ペットのトイレ用に使うとか。

あれほど日常で活躍していたのに
今はもう入手が難しくなってます。

しかも値段は高くなっている。

ということで。

この記事では、わら半紙は
高いのかということについて

管理人の調べたことを
お伝えしたいと思います。

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【わら半紙は高い。コピー用紙やトイレット、ティッシュの方が安い】

結論から言うとわら半紙は高いです。

とりあえずアマゾンで見てみます。

わら半紙 A4サイズ:1000枚

このわら半紙が1000枚で2900円。

一方コピー用紙はこんな感じ。

コクヨ コピー用紙 A4 白色度80% 紙厚0.09mm 500枚 FSC認証 KB-39N

これが500枚で509円だそうです。

単純に1000枚なら1018円。

もう少し安いのだと

オフィスデポ オリジナル ファインホワイト(高白色コピー用紙) A4 1冊(500枚)

500枚で332円。

明らかにコピー用紙のほうが安い。

ティシュペーパーになれば
200組400枚入りのものが

5箱セットで198円とか
普通にスーパーで売ってます。

200組が5箱で1000枚としても
198円とかになるんですよね。

普通のわら半紙では競争にならない。

それくらい白い紙が
安くなったということです。

わら半紙が高くなった理由

ではなぜわら半紙が高くなったのか?

理由は色々あると思いますが
管理人は需給バランスだと思います。

結局、需要がないんですね。

だから生産量が減る。

装置産業で生産量が減るということは
固定費が上がって価格が上がること。

そうやって生産されなくなた品種は
価格が上がってますます減っていく。

衰退のシナリオということです。

それで。

たとえばコピー用紙との比較。

これはコピー機に合わせて
紙を開発してますから

普通のわら半紙では使えない上に
白いコピー用紙のほうが品質がいい。

筆記特性という点でもわら半紙は
無理して使ってましたからね。

コピー用紙の方がわら半紙より
表面強度も強いですから

鉛筆で書いて消しゴムで消しても
そう簡単に破れはしない。

品質が良くて安いとなれば特別な
理由がない限り安い方を使う。

学校のプリントもそうですね。

昔、ガリ版で作成していたものは
プリンタで簡単に打ち出せます。

何枚でもコピーが取れます。

なにもわざわざインクにまみれて
ガリ版やらなくても良いわけです。

効率もぜんぜん違う。

パソコンで作成したプリントは
何回でも使いまわしが出来る。

修正も簡単だから変更して
また使うことも出来る。

ガリ版のプリントだとそうはいかない。

一回作ったものの再利用の容易さ、
コピーの手軽さが全く違います。

こういう感じで印刷用紙としての
わら半紙はドンドン減ったのでしょう。

今となってはガリ版刷りなんて
趣味以外では見ないですからね。

ただし。

わら半紙によく似た紙として
再生コピー用紙はあります。

パルプ配合的にはわら半紙と類似で
品質設計はコピーが出来るもの。

これ、コスト的には高くなるんですが
リサイクルということで使われてます。

管理人の目からすると正直言って
お役所が無理やり使わせてる感じ。

喜んで使っている人いないでしょう。

品質は大丈夫なようになってますが
色はくすんでいて値段は高い。

白すぎないから目に優しいとか
そんなことを言ってる人もいますが

その言い分はなんだか屁理屈を
言ってるような気がしてなりません。

製紙会社から言わせてもらえば
上質系の古紙入り品なんて

無理して高くつくし品質悪いから
やらなくていいならやりたくない。

そんな物作るなら普通に新聞とか
雑誌の紙に配合したほうがずっと良い。

管理人の個人的な本音ですね。

ちなみに。

白いコピー用紙が安いのは
輸入紙の影響が大きいです。

今は状況が変わっているかも知れませんが
管理人の知る限りインドネシア産が安い。

多分、中国産も安いでしょう。

大型マシンで大量生産されると
国内の規模では負けてしまう。

国産のコピー用紙は相当ギリギリで
勝負しているか赤字だと思います。

競争が激しいから価格も安い。

オフィスではペーパーレスと言っても
まだまだ紙に印刷する需要はある。

このあたりはわら半紙とは違うところです。

わら半紙は減っているが更紙も減っている

それで、わら半紙と似た紙で
更紙がありますよね。

漫画に使われる色更紙、
週刊誌の上更紙。

どちらもかつてよりは減っています。

こういう出版系の雑誌が頑張っていれば
わら半紙もそれなりに製造できるんです。

作っているマシンが同じですから。

しかし、今や出版は不況で少年ジャンプは
最盛期の3分の1になっているそうです。

1994年12月653万部、だったのが
2017年1月は200万部を割り込むと。

こうなると生産はますます縮小されます。

多分この傾向は更に続くでしょう。

元製紙会社社員としては
寂しい限りですが時代の流れ。

この分野では紙は不要かも知れません。

それからもう一つ。

わら半紙の原料の半分は古紙ですが
これが値上がりしています。

特に中国からの引き合いが多い。

日本の古紙は品質がいいので
高値で輸出されるんですね~

そうすると原料不足になるわけで
原料が不足すると当然高くなる。

ただでさえ需要が減っているわら半紙、
原料まで高くなるとどうしようもない。

これもわら半紙が白いコピー用紙より
高くなる要因の一つだと思います。

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管理人のまとめ

今回は、わら半紙は
高いのかというお話でした。

結論としては、わら半紙は高い。

これまでのメインの用途だった
印刷用はコピー用紙に代わる。

衛生用紙はトイレットペーパーや
ティッシュペーパーに代わる。

そうやって需要が減って生産量も減って
固定費が上がって値段が上がる。

一方のコピー用紙は需要が伸びて
輸入紙も入って安くなる。

トイレットペーパー、ティッシュペーパーも
どんどん安くなっていく。

古紙は不足してきて取り合い状態で
原料の値段が上がっていく。

同じマシンで製造している出版用の
更紙も需要は先細りになる。

こんな感じでわら半紙は細々と
生産されている感じです。

本来一番安いはずの下級印刷用紙の
値段が高くなるとはおかしな感じです。

色々秩序が乱れているのか?

残念ながらわら半紙がもう一度
大量に作られることはないでしょう。

しばらくこの状態が続くと思いますね。

この記事が、わら半紙が高い
理由の参考になればと思います。

わら半紙は趣味として使って下さいね!

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