キャンパスノートでトートバッグ!端材を配合した再生紙で?

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キャンパスノート トートバッグ

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、キャンパスノートでトートバッグ!
端材を配合した再生紙で?というお話。

ノートの端材を再生紙にというのは普通。

しかし。

コクヨはキャンパスノートの端材を使って
トートバッグを作っているんだとか。

一体どうなっているのか?

気になったので調べてみました。

実は「キャンパスノート トートバッグ」で検索すると、今回のような再生紙を使ったエシカルなバッグ以外にも、キャンパスノート柄をそのままデザインしたOldRestaのキャンバストートや、50周年記念の実用トートなど、いくつか種類があります。

その中でも今回取り上げるのは、コクヨが数量限定で発売した「トートバッグ<コクヨの紙から>」。

紙コンサルとしては、単なる文房具グッズというより「紙をどうやって布にしているのか?」のほうが気になってしまうんですよね。

ということで。

この記事ではキャンパスノートで
トートバッグ!端材を配合した再生紙で?
について

管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。

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キャンパスノートでトートバッグ。何をどう使っているのか?

コクヨのキャンパスノートはこれ。

誰でも知ってますよね。

コクヨ ノート キャンパスノート A4 カラー表紙 5色パック A罫 ノ-203CAX5

それで。

管理人の疑問なんですが。

コクヨではゴミを出さないということで
ノートの端材をトートバッグにしていると。

でも普通にやっても紙がバッグにはならない。

で、コクヨのサイトを確認すると
こんな記述がありました。

==ここから==

コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦)は、キャンパスノートなどの紙製品の製造過程で排出される紙端材を配合した再生紙を活用した「トートバッグ<コクヨの紙>」を4月26日(金)よりコクヨ直営ショップ「KOKUYODOORS」、「THE CAMPUS SHOP」にて数量限定で発売します。

==ここまで==

細かいところを読むと。

「紙端材を配合した再生紙を活用」

となっています。

もっと具体的なことも書いてある。

==ここから==

ノートや紙製品を製造する株式会社コクヨ工業滋賀(以下、コクヨ工業滋賀)では年間多くの紙端材が発生しており、これまでもトイレットペーパーやダンボールなどへのリサイクルに取り組んできました。今回のトートバッグでは、端材の中でもキャンパスノートなどの上質な紙だけを使用することで、これまでにないリサイクルの形として、再び日常生活で永く使える製品に生まれ変わらせることにチャレンジしました。上質な紙端材を10%配合した再生紙から作られた糸で織りあげ、布に仕立て、再生紙の豊かな素材感が味わえるよう、あえて着色せず、紙そのままの素朴な風合いに仕上げました。

==ここまで==

管理人が気になったのがこの部分。

「上質な紙端材を10%配合した再生紙から作られた糸で織りあげ、布に仕立て」

というところ。

つまりは、まずはノートの端材を
10%配合した再生紙を作る。

そしてその再生紙を糸にする。

この糸を使ってトートバッグを作る。

ということみたいですね。

紙から糸を作ることが出来るのか?

これは以前このブログにも書きました。

ティシュのような薄い紙を作って
それを細くスリットして撚糸する。

そうやって作った糸を使って
トートバッグにしていると。

ここが面白いところで、単なる「紙のまま」ではなく、一度糸状に撚ることで、平面の紙よりも引っ張りや摩擦への耐性を持たせているんですよね。

もちろん普通のポリエステルバッグみたいなタフさとは違いますが、単純に「紙だからすぐ破れる」という話でもない。

しかも今回使っているのは、キャンパスノートを断裁したときに出る比較的きれいな上質紙の端材。

接着剤や異素材が大量に混ざった古紙ではなく、比較的不純物の少ない端材だからこそ、こういう再生紙布として活かしやすいんだろうと思います。

ただ、実用品として見ると注意点もある。

公式スペックではサイズが「W315×H375×D10mm」、重さは約100g。

かなり軽量ですが、マチがほぼないので、厚い教材や水筒を何本も入れるような通学バッグ用途とは性格が違います。

A4ノート程度なら問題なく入ると思いますが、重いノートPCや角の硬いバインダーをそのまま入れて使うのは、紙布への負荷も気になるところ。

公式でも「衝撃や水から収容物を保護する設計ではない」という前提なので、PCを持ち歩くならインナーバッグを併用したほうが安心でしょうね。

あと、このバッグは「紙そのものの風合い」を活かしているので、編み目によるほどよい透け感があります。

これが涼しげで面白い反面、中身が見えやすい側面もあるので、財布やガジェットを雑然と入れる用途とは少し違うかもしれません。

休日の軽い外出とか、資料を持って移動するときみたいな使い方のほうが相性は良さそうです。

この工程を聞くと原材料が無料でも
手間暇が大変だと思いますすね~

キャンパスノートでトートバッグ。ゼロエミッションの取り組み

今やほとんどの企業でゴミを出さない
ゼロエミッションの取り組みがある。

紙なんかはやりやすい方ですかね。

紙自体が普通に再生できますから。

ただし、今回の取組は上質な紙なので
末永く愛される製品にしたいということ。

それだけ手の込んだものになってます。

普通にトイレットペーパーなどに
再生してもいいんでしょうけど

もっといいものにしたいというのは
愛のある製造者になるんですかね~

コスパだけじゃない付加価値を
求める姿勢が大事なのかも。

コクヨでは「SUTENAI CIRCLE」という循環型の取り組みも進めていて、単純に「捨てない」だけではなく、長く愛着を持って使える形へ変えることを重視しているみたいです。

だから今回も、ただ古紙として再生するのではなく、あえて紙布にしてトートバッグにしている。

管理人的には、ここが価格にも出ているんだろうと思います。

希望小売価格は4,000円(税別)。

端材を使っていると聞くと「もっと安いのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、実際には糸化して織物にする工程がかなり手間。

しかも数量限定で、羽田空港の「KOKUYODOORS」や品川の「THE CAMPUS SHOP」など直営店舗中心の展開。

大量生産の実用品というより、アップサイクルと紙素材の面白さを体験する製品なんでしょうね。

なので、毎日の通学で教科書を大量に放り込みたい人や、雨の日も気にせず使いたい人には、別タイプのキャンパス関連バッグのほうが向いていると思います。

たとえば、キャンパスノート柄で人気のOldResta系は綿・ポリエステル混紡のキャンバス生地なので、もっとラフに使いやすい。

また、50周年記念トートはポリエステル素材で、ボトルホルダーやポケットなど実用寄り。

逆に今回の「コクヨの紙から」は、

  • サステナブルなストーリーに惹かれる
  • 紙素材の風合いを楽しみたい
  • 軽い荷物で使いたい
  • 限定感のある文具雑貨が好き

という人向けなんだろうなと思います。

あと、紙布製品は扱い方も普通のキャンバスバッグとは少し違う。

水滴が付いただけで即崩壊するような素材ではないと思いますが、長時間の水濡れや強い摩擦は避けたいところ。

特に洗濯機での丸洗いや強い脱水は、毛羽立ちや型崩れの原因になりやすいので注意ですね。

もし汚れた場合は、中性洗剤を使ったやさしい押し洗いと陰干しくらいに留めたほうが安心だと思います。

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管理人のまとめ

今回はキャンパスノートでトートバッグ!
端材を配合した再生紙で?というお話でした。

あのキャンパスノートの端材を使った
トートバッグを作ったんだそうです。

限定品ですけど。

端材をパルプにして再生紙に10%配合して
それを糸に加工してその糸で布を織る。

その布でトートバッグを作る。

書いているだけでも手間が
かかっているのがわかります。

コスパだけじゃないゼロエミッションの
取り組みがあるということなんですね。

紙に縛られない再生のアイデアが
必要な時代になったんですかね~

今回調べてみて感じたのは、「キャンパスノート トートバッグ」という言葉でも、求めているものが人によってかなり違うということ。

  • エシカルやアップサイクル重視なら「トートバッグ<コクヨの紙から>」
  • キャンパスノート柄のかわいさ重視ならOldResta系
  • 通学や荷物の多さ重視なら50周年記念系

という感じで、用途によって向き不向きがかなり分かれます。

特に今回の紙布トートは、「紙の風合いを楽しむバッグ」という側面が強い。

軽さや素材感は魅力ですが、その代わり雑に扱う用途には向かないと思います。

逆に、こういう素材を理解したうえで使うと、普通のバッグにはない面白さがある。

紙を糸にして布にするという発想自体、紙好きとしてはかなり興味深いですね。

この記事が、キャンパスノートで
トートバッグの参考になればと。

キャンパスノート、大事に使って下さいね!

(参考)
こんな記事も読まれています。

紙と布の違い?前者はパルプの積層体、後者は糸を織ったもの
https://kamiconsal.jp/kamitonunonotigai/

アップサイクルとリサイクルの違い!素材をそのまま活かす?
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感熱紙をリサイクルしてブロックに!禁忌品も再資源化できる
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紙のリサイクル
プロフィール
べぎやす

元製紙会社社員。
技術者として入社し16年間勤務する。
開発技術部門、営業管理部門、現場管理部門など様々な部署を転々としたあと独立。
紙に関するコンサルタントとして今に至る。

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
>>https://kamiconsal.jp/profile/

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