油こし紙の代用?キッチンペーパーやティッシュペーパーなど

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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、油こし紙の代用?
キッチンペーパーやティッシュペーパーなど
というお話。

揚げ物をした後の油を再利用する際や、
料理中に余分な油を取り除きたいとき、
油こし紙はとても便利なアイテムです。

しかし、いざ使おうとしたときに手元に
油こし紙がないことも少なくありません。

そんなとき。

キッチンペーパーやティッシュペーパー、
さらにはコーヒーフィルターなど身近な
アイテムで代用できる場合があります。

ただし、適切な使い方を知らないと、
油がうまくこせなかったり、

紙が破れてしまうこともあるため
注意が必要です。

ここでは、油こし紙の代用品について
詳しく解説し、それぞれの特徴や使い方、
注意点まで具体的に紹介します。

ということで。

この記事では、油こし紙の代用?
キッチンペーパーやティッシュペーパーなど
について

管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。

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油こし紙の役割と必要性

油こし紙は、揚げ物などで使用した油を
再利用する際や、料理中に余分な油を

取り除きたいときに使う
紙製のフィルターです。

特に揚げ油を再利用したいときは、
食材のカスや揚げ粉などが油の中に
混ざっているため、そのまま

使用すると焦げやすくなったり、
油の風味が落ちてしまいます。

油こし紙を使えば、こうした不純物を
効率よく取り除けるので、油の寿命を
延ばすことができます。

また、油をこすことで酸化を抑えられ、
調理したときの風味も保ちやすくなります。

最近は油の価格も高騰しているため、
少しでも無駄なく再利用するために
油こし紙を活用する家庭が増えています。

とはいえ、油こし紙を常備していない
家庭も多く、代用品を知っておくと
非常に便利です。

油こし紙の代用品として使えるもの

油こし紙の代わりに使えるアイテムは
いくつかありますが、それぞれ特徴や
注意点が異なります。

ここでは代表的な代用品を詳しく解説します。

キッチンペーパー

最も手軽に代用できるのが
キッチンペーパーです。

油をしっかり吸収し、比較的丈夫なため、
油こし紙がないときの定番代用品といえます。

使い方は、ザルや茶こしの上に
キッチンペーパーを敷き、
その上から油を注ぐだけです。

細かいカスもしっかりとキャッチできるので、
油をきれいにこすことができます。

ただし、キッチンペーパーは油の温度が
高すぎると破れることがあるため、

少し冷ましてから使用するのが
おすすめです。

また、メーカーによって厚さや強度が
異なるため、薄いタイプを使うと
破けやすい点には注意が必要です。

ティッシュペーパー

ティッシュペーパーも代用品として使えますが
キッチンペーパーと比べると耐久性が低く、
油で破れやすいというデメリットがあります。

使用する際は、ティッシュを2〜3枚
重ねて強度を補強するのがポイントです。

特にシングルタイプよりもダブルタイプの方が
しっかりしているのでおすすめです。

また、ティッシュは吸油力が高いため、
こした油の量がやや減る傾向があります。

たくさんの油をこす場合にはあまり向かず、
少量の油をこすときに限定して使うと
よいでしょう。

コーヒーフィルター

意外に便利なのがコーヒーフィルターです。

紙質がしっかりしており、目も細かいので、
油に含まれる小さなカスまでしっかり
取り除けます。

コーヒーフィルターは円すい型や台形型など
形状が異なりますが、どちらも代用可能です。

ただし、フィルター自体が小さいため、
一度に大量の油をこすのには不向きです。

小分けにして何度かに
分けてこす必要があります。

少量の油を丁寧にこしたい場合には
非常におすすめの方法です。

不織布フィルターやお茶パック

お茶や出汁をとるときに使う不織布の
パックも、油こし紙の代わりになります。

耐久性が高く、細かいカスもきれいに
除去できるため、再利用油の品質を
保ちやすいのが特徴です。

市販のお茶パックはサイズもいろいろあるので
こす油の量に合わせて使いやすいタイプを
選べます。

ただし、不織布タイプは油を吸いにくい反面、
目が細かいため油が落ちるスピードは遅め。

こす時間に余裕があるときに向いています。

油こし紙の代用品を使うときの注意点

代用品を使う際は、以下のポイントに
注意することで失敗を防げます。

高温の油は少し冷ます

揚げた直後の油は非常に高温で、
キッチンペーパーやティッシュを

使うと溶けたり破れたりする
危険があります。

少なくとも50〜60℃程度まで
冷ましてからこすと安全です。

厚手の紙を使う

薄いペーパーを使うと破れやすく、
油と一緒にカスが流れ落ちてしまう
ことがあります。

できるだけ厚手で丈夫なタイプを
選ぶと失敗しにくくなります。

少量ずつ注ぐ

一度に大量の油を流し込むと、
紙が耐えられず破れてしまう
可能性があります。

特にティッシュやコーヒーフィルターを
使う場合は、少量ずつ時間をかけて
こすのが安全です。

香り付きのペーパーは避ける

最近は香り付きのティッシュや
キッチンペーパーもありますが、

こうしたタイプを使うと油に香料が
移ってしまうことがあります。

必ず無香料タイプを使用しましょう。

油こし紙の代用品を使ったおすすめアイデア

代用品を使うときには、ちょっとした工夫で
より効率的に油をこすことができます。

ザルや茶こしと組み合わせる

キッチンペーパーやティッシュを
直接鍋にかけるよりも、ザルや

茶こしに敷いて使う方が破れにくく、
安定して油をこせます。

また、二重三重にフィルターを
重ねることで、よりきれいに
カスを取り除けます。

ペーパーを二重にする

特にティッシュや薄手のキッチンペーパーを
使う場合は、2枚以上重ねると強度が増し、
破れにくくなります。

こした油もより透明度が高くなり、
再利用の際に調理しやすくなります。

ろ過スピードを調整する

コーヒーフィルターやお茶パックは
目が細かいため油が落ちにくいですが、

上からゆっくりと油を注げば
詰まりにくくなります。

時間に余裕がある場合は、自然に重力で
落ちるのを待つとよりきれいに仕上がります。

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管理人のまとめ

今回は、油こし紙の代用?
キッチンペーパーやティッシュペーパーなど
というお話でした。

油こし紙が手元にないときでも、
キッチンペーパー、ティッシュペーパー、

コーヒーフィルター、不織布パックなどを
うまく活用すれば代用可能です。

ただし、それぞれの特徴や注意点を
理解した上で使うことが大切です。

高温の油は冷ましてから少量ずつ注ぐ、
厚手のペーパーを選ぶ、香り付き製品は

避けるなどの工夫をすれば、きれいに
油をこすことができます。

油を上手に再利用すれば、料理の
コスト削減にもつながり、環境にも
やさしい調理が可能になります。

代用品を上手に活用して、キッチンでの
作業を効率よく進めましょう。

この記事が油こし紙の代用の
参考になればと思います。

油の回収、うまくやって下さいね!

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プロフィール
べぎやす

元製紙会社社員。
技術者として入社し16年間勤務する。
開発技術部門、営業管理部門、現場管理部門など様々な部署を転々としたあと独立。
紙に関するコンサルタントとして今に至る。

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
>>https://kamiconsal.jp/profile/

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