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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回はカードの利用明細の紙は必要か?
メリットとデメリットとは、というお話。
管理人、以前はカード嫌いでした。
そもそもあんなプラスチックで
物が買えるなんて、と思ってました。
しかし。
今となっては使うのが当たり前。
ほとんどの物をカードで買います。
だいたい、楽天カードですけどね。
昔は、現金がないからカードを使って
高額商品を購入していたんですが、
今じゃペットボトルジュース、
カードで買いますからね~
つくづく時代は変わったなと思います。
慣れてしまった自分も変わったなと。
それで。
クレジットカード、使うと
利用明細が届くんですよね。
紙で届く場合とWEBを確認、
という場合がありますが。
管理人がよく使う楽天カードは
はじめからWEBだけでしたけど
カード会社によっては
両方ある場合もある。
管理人的にはカードの明細、
紙は不要かなと思います。
実際にもう10年以上使って
困ったことはないので。
しかし、母親はイオンのクレジットカード
使ってますけど紙の明細が無いと不安らしい。
ちなみにイオンのカードはこれ。
イオンはよく使うので
入っているようですね。
それはそうとして。
カードに限らず紙の明細、
必要なのかの議論はある。
実際のところどんなメリット、
デメリットがあるのか?
ちょっと考えてみましょうか。
ということで。
この記事では、カードの利用
明細の紙は必要かについて
管理人が考えたことを
お伝えしようと思います。
カードの利用明細は不要ではないか?
管理人が日頃感じていることですが、個人的にはカードの利用明細は、もはや必ずしも必要なものではないと考えています。
先程も少し触れましたが、やはりカードの明細書というのは、現代の生活スタイルにおいて必須かというと疑問が残ります。特に紙で届くタイプの利用明細については、不要ではないかと感じる場面が多くなってきました。
もちろん、紙の明細書にもそれなりにメリットは存在します。何よりも便利なのは「保管」できるという点です。
インターネット上のWEB明細では、一定期間を過ぎると古い情報が見られなくなってしまうことが多いですよね。数ヶ月前のデータが消えてしまうこともよくあります。
しかし、紙であれば物理的に保管しておくことが可能ですし、自分でファイリングしておけば何年でも記録として残せるわけです。
そういった意味では、紙の明細があることで安心感が得られるのは確かです。
ですが、実際問題として、そんなに長期間にわたって明細を保管する人がどれほどいるのか?と考えると、そこまでのニーズがあるのか疑問です。
ほとんどの人は1ヶ月分の明細をざっと確認して、特に不審な点がなければそのまま処分してしまうのではないでしょうか。
それであれば、WEB明細でその都度チェックすれば事足りるという考え方も十分に成り立ちます。
例えば楽天カードなどは、利用のたびに利用通知メールが届く設定が可能です。
実際、私もそういう通知が来るように設定しています。
こうした仕組みがあることで、見覚えのない請求があった場合にもすぐに気づくことができますし、対応もスピーディーに行えます。
実際に、管理人も一度カード情報が悪用されたことがありましたが、その際もリアルタイムで通知が来たおかげで、すぐにカード会社に連絡し、被害を最小限に抑えることができました。
もちろん、紙で明細を確認したほうが安心だという意見は理解できます。特にトラブルを防ぐという意味では一定の効果があるでしょう。
ただ、だからといって絶対に必要かといえば、今の時代ではそこまでではないという印象です。
それ以外の観点で紙の明細を必要とする理由があるとすれば、それは「WEBに不慣れな人」の存在です。
この点は非常に重要で、特に高齢者の中には、パソコンやスマホに対して強い不安や警戒心を持っている方が一定数存在します。
中には、インターネットを開くだけで個人情報が抜き取られると信じている人もいます。
そうなると、WEB明細どころかネットバンキング自体に拒否感を抱いてしまうことになります。
そうした人にとっては、紙の明細が「唯一安心できる手段」になるわけで、それを一方的に無くすというのは、やはり難しい問題を孕んでいます。
さらに、人によっては「パソコンやスマホが壊れたときどうするのか?」という不安もあります。
それに加えて、IDやパスワードを忘れてしまったときの不安も根強くあります。
もしもログインできなくなったら、利用明細を見ることすらできなくなる可能性があります。
管理人のような高齢者にとっては、こうしたことが大きな心理的な障壁になります。
特に、今は元気でも将来的に認知症などで判断力が低下したら?という恐怖があります。
自分がしっかりしているうちは問題ないとしても、近くに頼れる家族がいなかったらどうなるのか?
信頼できる人が身近にいなかったら?という不安もついてまわります。
そのような事態を想定すると、紙の明細を完全になくすのは時期尚早ではないかと感じます。
もちろん、本当に認知症になってしまったら、カードの利用自体が難しくなるわけですが、それでも「何かあったときに紙がある」というのは、やはり安心材料になると思います。
将来的にパソコンやスマホの操作ができなくなったとき、自分で対処できなくなる可能性がある。
そうなったときには、紙の明細の復活を願うことになるかもしれません。
カードの明細が紙のデメリットはあるか?
一方で、紙の明細書には何かデメリットがあるのでしょうか?
WEB上で確認できる状況に加えて、紙でも届くという二重構造になっている場合、基本的には大きなデメリットは無いように思います。
あえて言うなら、「紙がゴミとして出る」という点でしょうか。
明細書には名前や利用金額などの個人情報が記載されているため、そのまま捨てるわけにはいきません。
シュレッダーにかけたり、手で細かく破ったりして処分する必要があるため、その作業が少々手間であるというのは否定できません。
企業側から見れば、紙の明細にかかるコストは決して小さくありません。
印刷費や郵送費、封入作業など、すべてにコストが発生します。
そのため、企業としてはこの経費を削減したいと考えるのは当然で、そこから「紙の明細は不要では?」という論調が出てくるわけです。
ただ、それは企業側の論理であり、ユーザーの利便性や多様性をしっかり考慮したものとは言えません。
特に、ネット環境が整っていない人や高齢者、障害を持つ方など、すべての人にとってWEB明細がベストとは限りません。
紙の明細不要論というのは、結果的に弱者を切り捨てる方向に働いてしまっているように感じます。
資源の無駄遣いだからといって簡単に紙を廃止するのは、本当に正しい選択なのか?そのあたりをもう一度慎重に考える必要があると思います。
管理人のまとめ
今回は、カードの利用明細の紙は必要か?
メリットとデメリットとは?というお話。
管理人の結論としては、紙の明細は不要。
実際に紙の明細無しで10年以上
カード使って支障がないので。
ただし。
これは一律には出来ないと思います。
やっぱりパソコンが分からないとか
スマホが分からない人がいるので。
管理人の母親なんかは高齢者で
パソコンやスマホのことは分からない。
閲覧するくらいは出来るでしょうけど
何かあったときの対応は無理でしょう。
ちょっと古いデータをチェックとか
その程度のことでも無理な気がします。
管理人もそこそこ古い人間ですから
ついていけなくなるのは時間の問題。
そういうときにはお金払っていいから
紙の明細復活、となるのでしょう。
なんだか理不尽な感じもしますが。
でも結局はこのお話は企業側の理屈。
ユーザーにデメリットはないんです。
管理人には弱者切り捨てに
見えて仕方ないんですよね~
キャッシュレスも増えてきて
時代についていけないのが心配。
結局は自分でもできる方法で決済する、
それが不便でも損しても仕方ない、
そういう風になるのかなと思いますね
ちょっと世知辛い気がしますけど。
この記事が、カードの利用明細の
紙の必要性の参考になればと思います。
カードの利用明細どうするか、
少し気にしてみて下さいね!
(参考)
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