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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は、コースターを紙で作って
それに印刷したいというお話。
コースターって喫茶店とかには
よくありますよね。
自宅にもあります、
気が向いたときに使うだけですけど。
あれってお店で作るなら
業者に頼むんでしょうけど
個人でも簡単に作れるみたいで、
同人誌のグッズでもよくあるようです。
では個人的に印刷したものを作るには
どうすればいいんでしょうか?
ということでこの記事では
紙に印刷してコースターを作るには
どうすればいいかということを
自分なりにお伝えしたいと思います。
コースターを紙で作って印刷するときの注意点
コースターを紙で作って、
その紙に印刷するわけですが、
個人で印刷するならプリンタは、
インクジェットかレーザーでしょう。
コースターに使う紙は厚紙。
それでインクジェットプリンタにしても
レーザープリンタにしても
専用の紙がありますから、
専用用紙の厚手になるでしょう。
次にコースターに使う紙が
マットか光沢かを考えます。
マットというのは白紙表面が
あまりギラギラしていないタイプです。
それでこれを決めるには
ラミネートをするかどうかが問題。
ラミネートをするなら
コースターの表面性は
紙の表面性ではなく
ラミネートの表面性で決まります。
だから紙はなるべく
安いものを使ったほうが良い。
逆にラミネートをしないなら
紙の品質がそのまま出ますから、
好みに合わせて
マットか光沢かを選ぶことになります。
ラミネートに関しては、
例えばカフェで使うならラミネートが必要。
コースターが濡れてインクがにじむとか、
紙がフニャフニャになったりしますから。
しかしコースターの形で
写真やイラストを見せたいだけなら、
防水用のラミネートは
しなくてもいい。
なお、ここではラミネートと
書いていますが、
パウチをしたりフィルムを貼ったり
することもあると思います。
それで紙の選び方なんですが、
ラミネートする場合、
インクジェット印刷するなら
紙はマットコート紙でいい。
厚手のマットコート紙が
値段からも使いやすいと思います。
レーザープリンタで印刷するなら、
紙はマットでもコートでもいい。
これは価格があまり変わらないので、
どちらでも良いと思います。
一方ラミネートしないなら
コースターの表面性イコール紙の表面性。
だから、インクジェットでもレーザーでも
落ち着いた雰囲気ならマット紙。
コスプレ写真のようなものなら、
インクジェットなら光沢インクジェット、
レーザープリンタなら
コート紙タイプがおすすめです。
特にカラーにこだわらないなら、
ケント紙に印刷してラミネート
という感じでコースターにするのも
良さそうです。
それから、
印刷モードには注意して下さい。
インクジェットの場合は、
光沢、マット、普通紙で違いますし、
レーザープリンタの場合は
厚紙用で設定しないと
トナーに十分熱がかからず
定着不良になるかもしれませんので。
コースターを紙で作って印刷するならインクジェット印刷してラミネートが簡単
ここまでコースターを自作するときの
プリンタと紙についてお話ししました。
やりやすいのは厚手の
マット調インクジェット用紙に
印刷をしてパウチするか
フィルムを貼る。
それが一番簡単な感じがします。
こういう感じでコースターを作成する
キットも市販されているようですね。
カフェなどでは使わないというなら
実用性は不要なのでラミネートはせずに
両面光沢インクジェット用紙に印刷、
というのもいいんでしょう。
なお、枚数が多くなる場合は、
業者に頼んだ方が安いかも知れません。
オンデマンド印刷出来る印刷屋なら
少ない枚数でも受けてくれるでしょうし。
たとえば。
コースターの大きさが10mmx10mmなら、
1枚のA4からは6枚とれますから、
コースターを60枚作ろうと思ったら
A4を10枚作らないといけない。
120枚ならA4が20枚必要。
この数を多いと見るか
少ないと見るかは人それぞれですが、
200枚、300枚となってきたら
かなり時間がかかるかなと。
また、インクジェット用紙代と
ラミネート代も結構しますから、
この辺も含めて業者に頼むか
自分でやるか決めるべきでしょう。
管理人のまとめ
今回は紙のコースターに印刷するとき、
どんな紙を選べばよいかでした。
管理人のおすすめは、
厚手のマット調インクジェット用紙に
インクジェットプリンタで印刷して
ラミネートするというもの。
お手軽さを考えるとこれかなと。
自分で使うにしても、カフェで使うにしても
グッズとして誰かにあげるにしても
ある程度の実用性は
あったほうが良いと思うんですよね
イラストを見せたいだけなら
光沢インクジェットもいいですが、
厚手の両面光沢インクジェット用紙は
かなり値段が高いです。
印刷仕上がりはキレイなんですが、
コストがかかって仕方がない。
格安のものを狙うのもありですが、
そのあたりは作成者の考え次第ですね。
いずれにしてもコースターは
思ったよりも簡単に自分で作れます。
そして自分で作った
写真やイラストを印刷すれば
自分やお店だけのオリジナルな
コースターが出来る。
これは楽しいと思います。
自分で使うもよしカフェで使うもよし、
グッズにするもよし。
オリジナルコースター楽しんで下さいね!