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ダンボールを食べることは出来る?そもそもどんな成分なのか

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回はダンボールを食べることは
出来るのか?というお話。

管理人は元製紙会社社員ですから
こんな質問をされたらやめてくれといいます。

というかそういう回答しか出来ないですよね。

ヤギじゃないんですから。

だいたい、ダンボールなんて
食べるために作ってないし。

ただし、食品と接触する可能性がある
ということで安全性には気を使ってます。

これは紙製品全般に言えることですけど。

たしかに、以前中国製の肉まんに
ダンボールが入っていたという

報道がありましたがそんなのは
食べるときに気が付きそうなものですし。

それで、紙を食べてもいいのか?
と聞かれたらダメと答えるわけですが、

実際のところちょっとくらい
口に入ったからと言って

それでなにかが起こるということは
まずはないと思います。

そんなことになるんだったら
ティッシュペーパーで鼻をかんだり

口を拭いたりするのはどうかとか
お菓子をワックスペーパーや

クッキングシートに包むのはどうかとか
クッキングタオルで食器を拭いていいのかとか

口に触れる紙はいくらでもあるわけで
大問題になるはずですからね。

ティッシュペーパーを食べてはいけませんが
口に入って問題になることはほぼありません。

ダンボールも同じことです。

ということで。

この記事では、ダンボールを食べることは
出来るのかということについて

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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ダンボールを食べるのはやめて下さい。いくら有害物質が入ってなくても

まずダンボールの成分です。

ダンボールは基本的に古紙。

つまり紙ですね。

紙の原料はパルプ。

化学的な成分としてはセルロースになります。

元は木材ですからね。

セルロース以外の成分としてはリグニン。

これも元々木材の成分で、木材が
茶色くなるのはリグニンがあるから。

木材の朱成分であるセルロースに
対して接着剤的な働きをします。

木材由来のセルロースや
リグニンは人体には無害です。

それ以外の成分としてはタルク、
クレー、炭酸カルシウムといった粘土。

鉱山から採掘してきた砂になります。

炭酸カルシウム(炭カル)については
化学的に合成していることもありますが。

いずれにしても人体には無害です。

わざわざ食べるようなものではありませんが
砂が口に入っても問題は起こることはない。

それから炭カルは歯磨き粉の研磨剤にも
使われる物質ですから口に入ってもOK。

それ以外の成分は微量成分になります。

細かく言うと、石油化学系の薬品は
相当な種類が入ってるんですね。

数としては。

ただ、量としては検出できない
レベルではないかと思います。

本当に細かく言いはじめると
染料や防腐剤は危険物ですし、

原料の古紙に農薬が付着していても
それを除くことは出来ません。

しかしそれは大量に生産される
ダンボールのごく一部でしかない。

10トンの紙があって1kgにもならない
というレベルのお話になります。

そんなものを問題にするのなら
ダンボールの表面についている

ホコリのほうが多いんじゃないか
という感じになりますね。

ダンボールというか紙はだいたい
こういう成分であると分かった上で

食品衛生協会という第三者機関に
安全性の試験を依頼していました。

管理人も何度かお願いしたことがあります。

一応口に入る可能性があるので
重金属の検出を確認してました。

管理人の記憶ではその試験で
引っかかったことはなかったです。

今はグリーンパートナー制度とか
RoHSとか言われるものがあるので

もっと管理する物質が増えて
ややこしくなってるでしょうが

通常の製造をしていて問題に
なることはまずないでしょうね。

紙の原料はどこまで行っても木材ですから。

ダンボールのグリーンパートナーシップについて

ここからは管理人の体験を
お話させて下さい。

管理人がダンボールの製造に
関わっていた時の話です。

当時はISO9001の取得とか
そういうことで色々やってましたが、

あるときソニーの人が製造工程を
確認したいということがありました。

当時、ソニーはプレイステーションが好調で
欧州にも輸出しようとしていたそうです。

ところが東南アジアの工場で製造した
コードからカドミウムが検出されたとか。

電気のコードの黒色顔料から
カドミウムが出てきたらしい。

しかもそれはソニーの指定ではなくて
関係ない製品に使われていたもので

たまたまプレステ用のコードの
隣で製造していたものが混入したとか。

そのおかげでソニーは大きな
機会損失を被ったらしいんですね。

当時、欧州でプレステを
売れなかったわけですから。

そんなことがあったのでソニーは独自に
各製造工程の監査をしたんだとか。

コードからカドミウムが出てきたら
確かに問題ですからね。

子供がなめたりするかも知れないし。

その流れでダンボールも
監査対象になったということです。

食品でもないのに。

当時は食品用は問題があるにしても
おもちゃ用で監査は大げさな思ったものです。

しかし今の流れを見ていると
ソニーの動きは正しかったんですね。

これがグリーンパートナーに
なっていきましたから。

今はいい加減な管理体制の工場は
相手にされなくなりました。

果たしてこれがいいことなのかどうか
管理人には分かりません。

やりすぎかもと思う
ところもありますから。

しかしまっとうに物を作らないといけない
というのはずいぶん感じたものです。

ダンボールの食べ方

ダンボールは食品ではないので
食べないでほしいんですが。

緊急で食べ物が紙しかないとなったら
どうするのかというお話です。

ネットを見ていると、昔、本当に食べ物が
なかったときに紙を食べたという話が。

なんでもいいからお腹に入れておけ
ということだったんでしょうね。

成分としては無害ですし、
セルロースは消化しませんから

いわゆる腹の足しには
なったのかも知れません。

やり方としては煮て柔らかくして
食べるだったみたいですね。

そのままでは硬いから煮て柔らかくして
醤油なんかで味をつけて食べたのでしょう。

そこまで料理したら有害物質があっても
水に流れてしまいそうですけどね。

江戸時代の和紙なら元は草だし
有害物質もなかったでしょうけど。

いずれにしても。

管理人は普通に食べ物を
食べようよと思いますが。

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管理人のまとめ

今回は、ダンボールを食べる
ことは出来るのかというお話でした。

結論としては、食べないでください、です。

主成分はセルロースとリグニンで
その他はタルク、クレー、炭カルですから

基本的に木材と粘土なわけで
消化もされないし無害ではありますが。

また、食べ物に接触する可能性があるので
食品衛生協会などで重金属が入っていない

証明をとるということもやっていますが、
食べ物ではないので食べるなということです。

この記事がダンボールを
食べる話の参考になればと思います。

ダンボールを食べるなんてことを考えずに
普通に美味しいものを食べて下さいね!

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