同人誌の表紙加工。ラミしてもキラキラ感を残す方法はある?

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同人誌の表紙加工

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、同人誌の表紙加工でラミしても
キラキラ感を残す方法はあるかというお話。

本の表紙ってとても重要。

それは商業誌でも同人誌でも同じ。

ライトノベルの売れ行きなんて
表紙の挿絵でかなり変わりますから。

表紙買いする人が相当いるし。

表紙詐欺なんて言われても困りますが
内容に合った表紙というのは重要です。

売れ行きに対してというのはもちろんですが
いい本を作ったという気持ちもありますから。

それで今回はキラキラ感のある
表紙ということなんですよね。

表紙がキラキラしていたらそれだけで
高級感が出ますし中味も期待できそう。

まずはワクワクして手にとってもらう
というのが重要ですからね~

ということで。

この記事では、同人誌の表紙加工で
ラミしてもキラキラ感を残す方法について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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同人誌の表紙加工でラミしてもキラキラ感を残す紙について

キラキラした表紙ということであれば
紙そのものがキラキラしている場合と

キラキラした印刷をすることで
その効果を得る場合とがあるようです。

まずは紙そのものがキラキラしている場合。

これはたとえば日清紡の「ミランダ」

こんなやつですね。

 

 

写真では分かりにくいですが
表面がキラキラしています。

これは色上質紙がベースでその上に
キラキラした塗料を塗工しているそうです。

このキラキラしたのはガラスフレーク。

ガラスの粉みたいな感じでしょうか。

ある程度の大きさがないと
キラキラしませんから

塗工技術はかなり特殊で
高度なものではないかと思います。

塗料もある程度粘度の高いものでないと
ガラスフレークが沈んでしまうでしょうね。

難しい技術なのに数量は出ませんから
大手製紙メーカーはあまりやらない。

ただ、単価は高いです。

加工したらどんな感じになるかは
オレンジ工房.com様のサイトを参考に。

(該当ページ)
https://www.orangekoubou.com/booklet/set_mirandaPP.php

ここではミランダのスノーホワイトが
紹介されているようですね。

ただし、ラミネートは推奨されていません。

特にマットPP加工はキラキラ感が
損なわれるので非推奨のようです。

キラキラした紙にラミをするなら
ミランダくらいだとは思いますが

ラミ加工をするのはキラキラ感を損なうので
あまりお薦めはできないわけです。

できれば表面加工をしないで
使ったほうがいいようですね。

同人誌の表紙をキラキラさせるならホログラムラミネート

ここまでは紙でキラキラしたものの
お話をさせていただきました。

しかしキラキラさせるなら
ホログラムラミネートもあり。

たとえばこんなやつ。

 

 

稲進 ホロラミネーターフィルム ダビデ 100ミクロン A4サイズ 216mm×303mm 10枚入り

 

 

ラミネートフィルムがホログラムに
なっているものです。

これを普通の紙に貼ればキラキラした
表紙が得られるというわけです。

ホログラムはフィルムにレーザーで
書き込むことでできるそうですから

一種の印刷のような方法で
製造されることになります。

こちらの、

ケー・レーザー・テクノロジー・ジャパン
株式会社様のサイトがわかりやすそうです。

http://www.klaser-j.com/01_opp/index.html

こういうフィルムを紙に貼ることで
キラキラさせることが出来る。

ラミネートしないなら日清紡のミランダ
ラミネートするならこういう

ホログラムのラミネートフィルムを
使うのが良さそうですね。

同人誌の表紙の加工は冊数によっては業者に依頼した方がよい

ここからは余談です。

同人誌を作成するときに自作するか
業者に依頼するか迷うところですよね。

費用の面で、自分でできるところは
自分でやったほうが安いかなとか。

確かに本の冊数が少なくて、
本文用紙をコピー用紙にするなら

その部分は自分で印刷したほうが
安くて早いと思います。

しかし、今回のような特殊な紙を使うとか
ラミネート加工をする場合は

表紙だけでも自分でやるよりも業者に
依頼したほうが安くつく場合があります。

特に特殊な紙は個人で購入すると
相当割高になるというのがありますし、

ラミネート加工などは慣れないと
キレイにできないというのもありますね。

数が増えてくるとその手間が
半端なく大変になってきます。

正直、200冊くらいになるとお金払うから
やってもらおうという気分になると思います。

そういう同人誌の製本をしてくれる会社は
ネットですぐに見つかります。

何もかも自分でやるよりもラクですし
紙の相談にも乗ってくれますから

費用はかかるでしょうがトータル考えると
業者を使うのも検討した方がいいかなと。

同人誌のサークルが大勢いるなら
人海戦術もありでしょうけど

個人でやるというのであれば
考えてみてもいいと思いますね。

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管理人のまとめ

今回は、同人誌の表紙加工でラミしても
キラキラ感を残す方法はあるかというお話。

結論としては、表紙に加工しないなら
日清紡のミランダのような紙を使う

ラミ加工するならホログラムラミネート
フィルムのようなラミを使うのがいい。

ミランダにラミネート加工するのは
キラキラ感が損なわれてよくない。

特にマット加工はおすすめできない
ということでした。

結局、キラキラした紙にラミネートは
やっぱりイマイチということですね。

それならキラキラしたラミネートを
使ったほうがいいですよ、と。

なお、同人誌を作成する場合
自分でやるか業者に頼むかは

冊数によってよく考えたほうが
いいと思っています。

お金がないから自分でやりたい
というのはよく分かるのですが

こういう特殊な紙とか加工の場合
業者に頼んだほうが安い場合がある。

紙やフィルムの調達も問題だし
ラミネート加工なら手間がかかる。

今はネットで受けてくれる印刷屋とか
製本屋も多いですから検討の余地あり。

冊数が増えそうなら特に
考えたほうがいいでしょうね。

なんでも自分でやればいい
というものでもないと思いますので。

この記事が、同人誌の表紙をキラキラに
加工するときの参考になればと思います。

同人誌作成、楽しんで下さいね!

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