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インクジェットプリンターでPPC用紙に印刷すると問題か?

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、インクジェットプリンターで
PPC用紙に印刷するのは問題かというお話。

ここで言うPPC用紙はコピー用紙のこと。

管理人は元製紙会社社員でインクジェット
用紙の開発に関わったことがあります。

大したことは出来ませんでしたけど。

管理人が関わったのは平成13年頃。

EPSONのインクジェットプリンタとか
キヤノンのインクジェットプリンタの

品質がどんどん良くなって
普及し始めた頃です。

実はインクジェットはもっと前から
開発やってたみたいなんですよね。

少なくとも管理人が入社した
平成元年に担当者がいました。

ただし、当時はドットプリンタが
まだまだ多かった時代ですから

今のような精度の高いインクジェットは
夢のようなお話だったですね。

フォントの角がなめらかになって
スゲーとか言ってましたから。

当時のインクジェット用紙担当者も
出来るとは思ってませんでしたし。

それはともかく。

一般のPPC用紙にインクジェットで
印刷して問題ないのか?

ということで。

この記事では、インクジェットプリンターで
PPC用紙に印刷するのは問題かについて、

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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インクジェットプリンターでPPC用紙に印刷するのは問題ない

結論から言うとインクジェットプリンターで
PPC用紙に印刷するのは問題ありません。

管理人が開発に関係していた頃は
まだプリンタの性能が良くなかったので

一般のPPC用紙を使うと
文字がにじんでいたものです。

しかし、今のプリンタは性能が
上がっていますから

PPC用紙に印刷しても文字が
にじむことはほぼありません。

ただしこれも、条件があります。

PPC用紙は非塗工紙ですから
塗工紙に比べて吸水性が悪い。

だから塗工紙タイプのインクジェット用紙と
同じモードで印刷することは出来ません。

どうしてもインクの量を減らして
印刷することになります。

だから、塗工紙のような鮮やかさを
求めることは出来ません。

こういう部分は注意点でしょうね。

PPC用紙に印刷する場合は
基本的に文字印刷にすべき。

インクの量が多くなるベタの多い
印刷はイマイチということ。

裏抜けするし場合によっては
紙がボコボコになります。

それから文字でもあまり
小さいものは印刷しないほうがいい。

にじみにくくなっているとはいえ
文字が潰れる場合がありますから。

それから、鮮やかさは良くないので
カラフルな印刷も向いてはいません。

あと、PPC用紙で紙が厚いものや
薄いものがありますが

紙が薄いものは両面印刷には
向いていません。

PPC用紙の場合は基本的に
片面印刷として使うべきでしょう。

両面印刷すると反対面から
インクが裏抜けすることがあるので。

ざっと注意点を上げましたが
現実的にはPPC用紙は

文書の印刷用に使われますから
文字主体の印刷なら問題ない。

たとえば、PDFを印刷するとか
メールを打ち出すとか

文字主体のHPを印刷するとか
そう言うのであればいいということ。

逆にカラフルな写真やイラストを
印刷するのは向いていない。

試し打ちで印刷するならともかく
なにかに使用する場合には良くない。

そう言う場合は、写真用とか
マット調のインクジェット用紙のように

塗工紙タイプのインクジェット用紙を
使うのが妥当なところです。

コストの問題はあるんですが
印刷品質からするとそうなります。

こんな感じで、インクジェットで
PPC用紙を使うのは問題ないが

印刷モードと印刷の図柄には
気をつけてくださいということでした。

インクジェットプリンターでPPC用紙に印刷できるようになった理由

ここまで、インクジェットプリンターで
PPC用紙を印刷しても問題ないことと

その時の注意点をお話してきましたが
なぜこれが出来るようになったのか?

それはやっぱりプリンタの性能が
向上したのが大きいんですね。

特にノズルの性能。

現在では1滴が1-2pl(ピコリットル)
だそうです。

ピコリットルは体積の単位で
1兆分の1リットルになります。

ミリ(m)→マイクロ(μ)
→ナノ(n)→ピコ(p)

ですから10のマイナス12乗になりますね。

とてつもなく小さな液滴ですが
これが実現して品質が向上した。

ここまで来ると人間の目では
大きさを判別できませんから。

だからそこそこ水分を吸収する紙なら
ある程度のインクジェット印刷が出来る。

そう言う段階になったということです。

その意味では多くの非塗工紙は
インクジェットで印刷できます。

時間が経過するとにじみがひどくなったり
することもあるのでおすすめはしませんが。

一応インクジェット対応になっている
紙で印刷してもらいたいですけどね。

付け加えておくと一般のコート紙は
あまり水を吸わないので全くダメです。

インクジェット用のコート紙でないと
印刷できませんのでご注意下さい。

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管理人のまとめ

今回は、インクジェットプリンターで
PPC用紙に印刷するのは問題かというお話。

結論から言うと、印刷モードと
印刷絵柄に気をつければ問題ない。

具体的には通常の文字主体の文書はOK。

逆にカラフルな写真やイラストはNG。

また、両面印刷は裏抜けするので
避けたほうがいいということでした。

それから、PPC用紙に印刷できるのは
ノズルの進化が大きいこともお話しました。

とはいえ、提出用資料とかには
あまり向いていません。

そう言う場合はインクジェット兼用紙のように
インクジェット印刷可と明記されている

紙を使ったほうがなにかと
安心かなとは思います。

この記事が、インクジェットプリンターで
PPC用紙を使う参考になればと思います。

PPC用紙、うまく使って下さいね!

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