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ジャンプの紙の色がカラフルな理由。なぜ黄・桃・緑なのか?

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、ジャンプの紙の色について。

最近は紙離れが進んで、
マンガはスマホで読む人が増えました。

電車でマンガを読む人も減りました。

それでも本屋やコンビニに行けば
ジャンプ、サンデー、マガジンは売ってます。

管理人が学生の頃、マンガは右肩上がりで
1995年にはジャンプの発行部数653万部。

ギネスブックにも載ったんですから
すごい勢いだったんですよね。

北斗の拳、ドラゴンボール、キン肉マンなど、
今でも人気のある作品が多数ありました。

今のようにネットはありませんから
マンガやテレビが主な情報源でしたし。

管理人が製紙会社にいた頃は
マンガ用の色更紙は重要な紙でした。

安いんですけど、量が半端なかったですから。

そんなマンガ用の色更紙、
どうして色がついているのか?

普通に白くていいじゃないか。

そう思いますよね、普通。

でも色更紙が使われるには
理由が色々あるようです。

製紙会社の都合もあれば、
ユーザー向けという意味もあるらしい。

ということで。

この記事では、ジャンプの紙の色が
カラフルな理由について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

【ジャンプの紙の色がカラフルなのは紙質が悪かったから】

まずは製紙会社目線の理由。

それは古紙がメイン原料だから。

それも、最近のようにリサイクルではなくて、
安い紙を作るためだったから。

歴史的な経緯を少しお話します。

その昔、紙は貴重品だった。

多分、戦後まもなくは本当に
物資がなかったと思います。

それでも子供に娯楽を与えたい。

明るい希望を子どもたちに見せるために
マンガが重要な役割を果たしたと思います。

そのためには安くなくてはいけない。

紙も印刷も何もかも安くして
貧乏な子供でも楽しめるように。

こういう想いがあったと思うんですね。

その当時は今と違って、
白い紙は貴重品でした。

今では晒クラフトパルプは
普通に使われますし、

輸入のコピー用紙などは
白いのにとても安い。

しかし当時はそんなパルプは贅沢。

紙を安くしようと思ったら原料は
古紙でなければならなかったでしょう。

そして、集めてきた古紙の
品質は安定しているはずがない。

白さも色調もバラバラだったと思います。

それでもある程度使える紙に
しなければならない。

ここで考えたわけですね。

古紙の品質が安定しなくても
それなりの紙にするにはどうするか?

答えは、濃い色をつければいい!

白色度や色調がバラバラでも
紙の色が濃ければごまかせる。

インクがきれいに抜けていなくても
紙の色が濃ければごまかせる。

現在の技術であれば、
古紙の品質がばらついていても

脱墨も漂白もある程度出来ますから
そんなことはしなくてもいいんです。

しかし当時はそんな技術も設備もない。

だからあえてカラフルな色を付けて
紙の色のばらつきをごまかしたんですね。

染料が大量に入れば元の紙の色は
キャンセルされてしまいますから。

それもこれも子供に希望をというのが
最初の想いだったようです。

ちなみに。

古紙原料の品質というのは、
どれだけ同じような紙が揃うかが重要。

紙としての品質の良し悪しよりも
古紙原料としての均一性が問題です。

新聞紙なら新聞紙ばかりが
集まるようが扱いやすいわけです。

上質紙なら上質紙ばかりが集まるといい。

これが混ざってしまうと扱いにくいので
品質の悪い古紙原料になります。

今なら古紙原料も選別されて
それなりに均質な安定した

古紙原料が供給されるわけですが
戦後まもなくではそれは無理でしょう。

紙そのものが貴重ですから
どんな紙でも使っていたでしょう。

こういう問題があってマンガの紙は
カラフルな色更紙になっているわけです。

その流れが現在も受け継がれているので
黄色、桃色、緑色などになってるんですね。

だから、今となっては色を付けないと
いけないという理由はありません。

実際、コンビニにある廉価版の単行本は
色更紙ではなく普通の更紙です。

製紙会社としてはグレーの紙を
要求されれば出来るんですね。

しかし一旦出来上がったイメージは
そう簡単には変わらない。

それで今でもジャンプの紙の色は
カラフルだと言うわけです。

【ジャンプの紙の色がカラフルなのは読者を飽きさせないため】

ここまでは製紙会社目線の理由を
お話させていただきました。

もうひとつの理由として
出版社目線の理由があります。

それは読者を飽きさせないため
ということだそうです。

各タイトルごとに色が変わったほうが
読みやすいというのはあるんでしょうね。

昔は必要に迫られて色を付けていましたが
今は読者に対する配慮ということのようです。

【管理人のまとめ】

今回のお話は、ジャンプの紙の色が
カラフルな理由についてでした。

元々は子供に希望をという想いからスタートして
安い紙を作るための工夫だったんですね。

古紙原料が安定しなくても
濃い色でごまかそうということ。

今ではその必要はないでしょうが
歴史的な流れで残っているようです。

もうひとつ別の理由としては
色分けしたほうが読者が飽きない

という出版社目線での理由も
あったようですね。

この記事でジャンプの紙の色がカラフルな
理由を理解してもらえればと思います。

紙のマンガ、楽しんで下さいね!

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