日本製紙釧路工場閉鎖!新聞紙や印刷用紙の減少が止まらない

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日本製紙釧路工場 閉鎖

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は日本製紙釧路工場閉鎖!
新聞紙や印刷用紙の減少が止まらない
というお話。

管理人が最近見た新聞記事。

北海道の日本製紙釧路工場が
閉鎖されるというニュース。

これ自体はすでに昨年発表済。

2021年8月16日生産終了だそうです。

管理人は知らなかったんですが。

それにしても。

操業100年の工場が閉鎖となると地元は
相当なショックだろうなと思います。

親子三代、なんて人もいるでしょうから。

それはそうとして。

これだけの工場がなぜ閉鎖されるのか?

管理人の思うところをお話してみたい。

ということで。

この記事では、日本製紙釧路工場閉鎖!
新聞紙や印刷用紙の減少が止まらない
について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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日本製紙釧路工場閉鎖の理由

管理人、一応日本製紙の
HP見てみたんですが。

この工場、主力は新聞紙なんですよね。

最盛期は国内の新聞紙の1割を
日本製紙釧路工場で生産してたと。

すごい量ですよね~

しかし新聞紙の需要は減って3台の
マシンのうち1台は2019年に停止。

残り2台も2021年停止なんだそうです。

新聞紙以外だと中質紙や電話帳用紙を
生産しているみたいなんですよね。

はっきり言ってどちらも需要は減少。

品質的なところからすると中質紙や
電話帳用紙は新聞紙にかなり近い。

なので、品種移行はそう難しくない。

しかし、中質紙は雑誌向けで減ってるし
電話帳用紙なんて要らないでしょう。

管理人の自宅には固定電話がありますから
タウンページは届くんですが薄くなってる。

電話帳といえば昔は力自慢が
引き裂くときに使いました。

しかし今じゃあのインパクトはない。

電話帳用紙の需要減はひどいものです。

最近の若者にとって固定電話は過去の遺物。

下手したら公衆電話の掛け方が
分からない人がいますからね~

それほどに時代が変化しているということ。

新聞紙もそう。

管理人は新聞とってますけど
一人暮らしの妹は取ってない。

若い人の新聞離れが深刻だといいますが
実は母親の友達も一人暮らしだと取ってない。

子供は独立し夫に先立たれたら
新聞なんて用事がないんですね。

ましてや介護施設に入ったら
個人で新聞を取ることはない。

ネットで情報収集できる人も
高齢者も新聞を取らなくなった。

高齢者は新聞を取っている気はするんですが
管理人の周りでは取らない人も増えている。

どうもそういう事になってるみたいですね。

中質紙を使っている週刊誌も
減っているような気がします。

もうずっと減ってる感じですけどね。

管理人の身の回りを考えてみると。

たとえば新幹線で出張となれば
暇つぶしに週刊誌買ってました。

しかし今は買わない。

東京大阪間の2時間半程度の時間でも
スマホを見てたらいいわけだし。

のんびり気楽に週刊誌でもという
気分はもう無いように思います。

そうそう、以前は病院や散髪屋には
週刊誌置いてましたけど最近はない。

特にコロナが発生したときから。

多分三密を避けるためなんでしょうけど
こういうのも地味に効くんでしょうね~

週刊誌の場合は個人での定期購読、
聞いたこと無いのでなおさらかなと。

あと、なんですかね節約もありますかね。

ミニマリストとか断捨離とか
そういうのも影響あるのか?

 

人生を変える断捨離

 

物を捨てるのもありますけど
情報を捨てるのもあるかなと。

新聞や週刊誌なんてモノは増えるし
不要な情報も入ってくるわけで。

こんな事考えてたら新聞紙や中質紙の
生産縮小は仕方ないかなと思います。

日本製紙釧路工場閉鎖!輸入紙はどうなのか

ここまでは日本製紙釧路工場が
閉鎖というお話をしてきました。

時代の流れで需要が減少する新聞紙や
中質紙がメインだったから仕方ないと。

それで。

管理人の記憶では日本製紙には
ノーパックがあったような気が。

ノーパックというのは北米にある
日本製紙の合弁会社だったんですが。

でもこの会社すでに2016年時点で
売却されてるみたいなんですよね。

管理人、実はノーパックの更紙というのが
とても品質が良くて困った記憶があるんです。

新聞紙とか電話帳がメインの工場ですが
似たような紙の上更紙も生産していた。

その輸入品が安くて品質が良かった。

対抗品を作らないといけないんだけど
そもそも競争できるレベルでなかった。

なんだかそういう記憶なんですよね。

しかしすでに2016年に売却なら
2021年からすると5年前のお話。

もうすでにこの時点で北米では
新聞離れが進んでいたということ。

一時期は国内で新聞紙が不足気味なので
北米から輸入までしていたというのに、

今となっては最盛期からすると
大幅に減っているということか。

こういうことがこの5-10年の間に
具体的になっているわけですよね。

需要の変化に対応できなければ
リストラされるのは仕方ない。

これは企業でも個人でも同じ。

これからも製紙工場のリストラは
進むでしょうから大変だと思います。

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管理人のまとめ

今回は日本製紙釧路工場閉鎖!
新聞紙や印刷用紙の減少が止まらない
というお話でした。

これも時代の流れなんでしょうね。

操業100年の工場でも需要のない
紙を生産し続けるわけにはいかない。

それにしても。

地元で働いている人には
ツライ話だと思います。

工場ごとリストラされるわけですから。

まあ、工場周辺の大気なんかの
環境は良くなるでしょうけど。

この記事が、日本製紙釧路工場
閉鎖の参考になればと思います。

時代の変化は受け入れて
前に進むしかないですね!

(参考)
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