ポスターを接着剤で屋外に貼る!風雨で剥がれにくいものは?

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ポスター 接着剤 屋外

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、ポスターを接着剤で屋外に貼るとき
雨風で剥がれにくいものは?というお話。

選挙が始まるとあちこちにポスター。

すごい数貼りますよね。

管理人が昔製紙会社にいたときに社会党の
ポスターにコート紙が使われたことがあって

それが紙粉だらけでクレームになった
という記憶があります。

その頃、管理人は入社3年目だったので
クレームを面白がってましたけど。

ポスターの顔が紙粉だらけだから
社会党はだめになったとかで。

まあ壁全体に、大量に貼って遠目でみれば
そんなのは分からないんですけどね。

クレームがどうなったかは知りませんが、
多分、金銭補償になったんだと思います。

そんなポスターなんですが、屋外に
貼るときどうするのがいいかですよね?

ベニヤ板なら画鋲で止めればいいですが
普通の壁に画鋲は使えない。

コンクリートだったら刺さりませんからね。

接着剤で貼るのがいいのか
両面テープで貼るのがいいのか?

ということで。

この記事では、ポスターを屋外に
貼るときどうすればいいのかについて

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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ポスターは接着剤で貼るより両面テープの方が良い?

管理人が調べた限りではポスターは接着剤より
両面テープやシールで貼る方が良さそうです。

接着剤でも風雨に晒されて持つんでしょうが、
貼るときに手間がかかるみたいですね。

管理人の感じでは、乾燥が問題かなと。

接着剤の場合すぐには乾きませんからね。

それと比較すると優秀なのはシール。

たとえばワッポンのようなものですね。

これは基本的にどこにでも貼れるし
数を増やせば強力になります。

実際に屋外の選挙用ポスターに
使用した実績もありますし。

それに、台紙からワッポンをはがして
貼るだけですから手間がかからない。

ゴミも台紙の分だけです。

これ以外だと両面テープ。

これも実績は十分ありますね。

ただ、テープの剥離紙が
ゴミになる分手間が増えます。

ワッポンのように台紙が残るほうが
片付ける手間は少ないでしょう。

あとは裏面がシールになっている
ポスターですかね。

これは一番確実な気がしますが、
相当値段が高くなりますし、

裏紙はごみになるし
かえって効率が悪そうです。

趣味でインクジェットで1枚だけ作る
というのならいいんでしょうけど。

屋外で使うポスターの紙について

ここからは余談です。

屋外で使うポスターなんですが。

雨を考えると合成紙か耐水紙。

管理人は合成紙のユポを
見ることが多いです。

耐水紙でもいいと思うんですが、
入手のしやすさなんでしょうかね。

それとも、選挙の場合は投票用紙に
ユポが使われることが多いので、

そのつながりでポスターもユポが
使われるのかも知れません。

品質面から考えると普通の
耐水紙は印刷面にツヤが出ません。

耐水紙も塗工すればいいのでしょうが、
塗工紙はさらに生産量が少ないようです。

結局、入手が難しいんでしょうね。

合成紙の場合はグロス品があるので
光沢が必要ならそれを使えばいい。

選択できる品揃えの違いもありそうです。

これ以外だと屋外に貼っておくのは、
ラミネートしたコート紙もありますね。

もちろんこれもあるでしょうが、
印刷後にラミネートが必要なので

ユポや耐水紙よりも手間がかかる
という問題がありますね。

原紙になるコート紙やラミネートは
安いでしょうが手間賃がどうか。

原料費よりも人件費が高かったりするので
コスト的にはなんとも難しいところです。

ポスターを貼る相手について

さらに余談です。

粘着剤を扱うときに問題になるのが
被着体がどういうものかということ。

被着体というのはシールを貼る相手のこと。

粘着力の試験でSUS304という金属板に
貼り付けて剥がすというのがあるんですが、

これは理想的な被着体であって、
実際にはこんなのばかりではない。

たとえば、表面がザラザラだったら
なかなかくっつかないわけです。

もちろん表面の材質によっても
くっつきにくいものがあります。

身近なものだと段ボール箱。

ガムテープは普通にくっつくので
気にならないと思いますが、

段ボール箱の表面は意外にも
シールはくっつきにくいんですね。

紙の表面は金属表面に比べて
圧倒的に粗くて平滑度が低いですから。

粘着層は粗い表面に食い込むように
厚くしておかないといけない。

逆にフィルムやガラスのような
表面が平滑なものはくっつきやすい。

ただこれも、粘着剤が柔らかければ
くっついてくれるのですが、

粘着剤が劣化して硬くなると
剥がれやすくなります。

冷やしたらシールが
剥がれるのも似たような現象です。

屋外のポスターでも長期間貼っていると
紙も劣化しますが粘着剤も劣化する。

そうなると雨風とは関係なく剥がれます。

いつまでも貼っておくのは良くないんですね。

元製紙会社社員から言わせてもらうと
賞味期限を決めて取り替えて欲しいです。

そもそも紙は屋外でそんなに
長持ちしませんので。

管理人のまとめ

今回は、ポスターを接着剤で
屋外に貼るというお話でした。

選挙用のポスターを貼るときなど
何を使うのが良いかということですね。

管理人としては接着剤より
シールを使うほうがおすすめです。

たとえばワッポンのようなものの方が
接着剤よりも手間がかかりませんから。

また、両面テープもありますが、
これは出たゴミの処理がちょっと面倒です。

いずれにしても屋外でも使える
シールで貼って下さい、ということです。

この記事がポスターを屋外に
貼るときの参考になればと思います。

ポスターが屋外の風雨でも
耐えられるようにうまく貼って下さいね!

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