新聞のチラシはコート紙が多い。光沢があってツルツルです!

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新聞 チラシ コート紙

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は新聞のチラシは
コート紙が多いというお話。

習い事なんかで生徒募集のために、
新聞チラシ入れたりしますよね?

今やってるピアノ教室で
新聞チラシ入れたいけど

チラシに使われる紙って
どんなのが多いのか?

実際のところ新聞の広告って
どんな紙が多く使われているのか?

個人の教室ならどんな紙がいいのか?

という疑問のある人も
いるんじゃないでしょうか。

ということで。

この記事では新聞のチラシは
コート紙が多いということについて

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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新聞のチラシはコート紙が多いがその傾向はどうなっているのか?

管理人は毎朝新聞を広げると、まず最初にチラシの内容を確認することを習慣にしています。

特に注目するのは、スーパーやドラッグストアなどの安売り情報、割引クーポンなどですが、それと同時に使われている「紙の種類」にも注目して観察を続けています。

現在のところ、新聞に折り込まれているチラシのほとんどは、表面に光沢があって滑らかな手触りの「コート紙」と呼ばれる種類の紙が使用されています。

特に大手企業や全国展開しているチェーン店が出しているチラシは、そのほとんどがコート紙を採用しています。

おそらく、正式な用紙グレード名で言うと「A3コート紙」に該当すると思われます。

このA3コート紙は、コート紙のなかでも一番薄くてコストが安い部類に入る用紙で、印刷コストを抑えながらも一定の仕上がりを実現するために最適とされています。

コート紙にはグレードがあり、A0、A1、A2、A3という順番で品質や厚みが変わっていきます。

当然ながら、A3がその中でも一番グレードが低く、最も安価で軽量な紙となっています。

折り込みチラシの中心となる業種は、食品スーパーや家電量販店がほとんどであり、

こうした業種では価格の安さやお得感を強くアピールしたいため、印刷の光沢感と相性の良いA3コート紙が好んで使用されているのでしょう。

一方で、個人が運営するようなピアノ教室や書道教室などの習い事関連のチラシになると、光沢のない「色上質紙」が使われているケースが多く見受けられます。

特に水色や黄色、ピンクなどの明るい色の紙が選ばれており、これは見た目で目立たせることを目的としていると考えられます。

スーパーマーケットのチラシではフルカラー印刷が基本ですが、個人の教室などはコスト面を重視して白黒印刷、あるいはコピー機で印刷しているものも多く、紙の色で目立たせる工夫がなされているわけです。

まれに白色の上質紙、いわゆるコピー用紙が使われるケースもありますが、この場合は自治会主催のイベントや地域の催し物などが多い印象です。

こうしたチラシは目立つ必要がないため、できるだけ費用を抑えた紙が選ばれることになります。

用紙のサイズとしては、B2、B3、B4などが一般的に使われており、特にB3やB4サイズのものが圧倒的に多い傾向にあります。

B4サイズは、新聞紙にぴったり折り込めるサイズであり、折りやすさや配布のしやすさの点からも利便性が高いと考えられています。

ちなみに、かつては役所の書類や企業の報告書などもB4サイズが主流でしたが、今ではほとんどがA4サイズに統一されています。

とはいえ、チラシの世界では依然としてB4サイズの使用率が高く、昔ながらの折込文化が残っていることを感じさせます。

ただし、個人が制作するようなピアノ教室や英語教室などのチラシでは、A4サイズを使用していることが多いです。

おそらく、ワープロソフトなどで自分でレイアウトを組み、家庭用プリンタで印刷しているケースが多く、現在主流のA4サイズの方が取り扱いがしやすいのでしょう。

Microsoft Wordなどで文書を作成し、インクジェットプリンタやレーザープリンタで印刷するスタイルが一般的になってきているため、自然とA4が選ばれる傾向が強くなっているようです。

新聞チラシでコート紙以外が使われる場合

新聞のチラシには圧倒的にコート紙が多く使われていますが、すべてがそうというわけではありません。

業種によっては、あえて違う種類の紙を使うことで差別化を図っているところもあります。

たとえば、不動産関連のチラシなどでは、光沢のない「マットコート紙」や厚手の紙が好まれる傾向があります。

物件の売買や賃貸など、高額な商品を扱う不動産業では、「安さ」よりも「信頼感」や「高級感」を重視するため、落ち着いた印象を与えるマット系の紙が選ばれるのです。

ギラギラとした光沢よりも、しっとりとした質感のある紙の方が、情報が読みやすく、信頼できる印象を持たせる狙いもあるでしょう。

また、ハガキ付きのチラシになると、紙を切り取って実際に郵送できるようにするために、ある程度の厚みがある紙が使用されます。

この場合、A2クラスのコート紙や、しっかりとペンで記入できるマットコート紙が選ばれることが多いです。

その他にも、学習塾や予備校のチラシにも比較的上質な紙が使われている傾向があります。

教育サービスという分野では、「薄っぺらい紙」=「薄っぺらい内容」と受け取られかねないため、ある程度厚みと信頼感のある紙が求められるのだと思います。

一方で、ディスカウントストアやリサイクルショップのチラシなどでは、あえて安っぽく見える「キザラ」や「微塗工紙」が使用されることがあります。

「キザラ」は黄色味がかった更紙で、昔ながらの印刷用紙として知られています。

この紙を使うと、「ここは安い商品が揃っていそうだな」という印象を与えやすく、イメージ戦略の一環として効果的に活用されているのです。

かつてはキザラや色付きの更紙は非常に安価でしたが、最近では上質紙やコート紙とそれほど大きな価格差はなくなってきています。

にもかかわらず、それらをあえて使用し続けているというのは、「見た目で安そうに見せる」ためのマーケティング戦略だと考えられます。

また、微塗工紙も商品価格が低く見える効果があり、主に安売りを前面に出す業種で使われています。

管理人が以前関わっていた仕事では、微塗工紙とA3コート紙の製造コストに大きな違いはありませんでしたが、販売価格は微塗工紙の方が安く設定されていました。

このため、微塗工紙は利益率が低く、印刷会社にとってはあまり嬉しくない紙だったと記憶しています。

現在でもその構造は大きく変わっていないように思いますが、近年はコート紙の価格が下がってきているため、あえて微塗工紙を使うというのは、「お買い得感」を強調するための一つの表現方法として残っているのかもしれません。

管理人のまとめ

今回は新聞のチラシは
コート紙が多いというお話でした。

特に多いのは光沢があってツルツルで
紙厚が薄いA3コート紙です。

業界としてはスーパーや
家電量販店がメインで

紙代を安くすることと商品も安く
売っているイメージのためなのでしょう。

また高級感を出したい不動産などは
マットコート紙やA2コート紙のような

高級感のある紙を使っている
ということでした。

個人的にやっている教室などは
色上質を使うケースが多そうです。

色んなチラシがある中で
紙の色で目立つということなのでしょう。

この記事を読んで新聞のチラシの紙に
興味を持っていただければうれしいです。

新聞のチラシ、うまく利用して下さいね!

 

(参考)
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紙の名前
プロフィール
べぎやす

元製紙会社社員。
技術者として入社し16年間勤務する。
開発技術部門、営業管理部門、現場管理部門など様々な部署を転々としたあと独立。
紙に関するコンサルタントとして今に至る。

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
>>https://kamiconsal.jp/profile/

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