更紙はチラシに向いているか?見栄えはコート紙の方が良い!

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、更紙はチラシに
向いているかというお話。

管理人が子供の頃チラシは
上質紙が多かった気がします。

もう40年以上前の話なので
まだコート紙は高価だったはず。

更紙はキザラはあった気がします。

考えてみれば、テレビも白黒だったし、
ネットどころか電話もない。

広告手段なんて本当に限られていて、
新聞のチラシは重要だったんでしょう。

今となっては広告手段が増えて
ネット、テレビ、ラジオ、チラシと

デジタル媒体から紙媒体まで
様々な方法が利用できますね。

ただこれだけネットが発達しても
いまだにチラシには効果があるようです。

広告を出す側に選択肢が増えたのでしょう。

いわゆるメディアミックスですか。

あらゆる媒体を使って宣伝する感じ。

管理人が製紙会社にいた頃は
紙の時代が終わると言われました。

確かに紙の需要は減っているものの、
消えてしまう感じではないですね。

新聞もどんどん減っていますが、
一定の年齢以上の人は読んでるし。

だからそう簡単にチラシも終わらない。

そんな中でどんな紙が
チラシに向いているのか?

更紙はチラシに向いているのか?

ということで、

この記事では、更紙がチラシに
向いているかどうかについて

管理人なりに調べたことを
お伝えしようと思います。

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更紙はチラシに向いている?あえて安く見せたいときに使います

結論から言うと更紙は
チラシに向いていません。

スーパーや家電のように商品の
印刷が重要ならばA3コート紙のように

紙の薄いコート紙を使ったほうが
見栄えがいいからです。

更紙では4色印刷が映えません。

印刷が沈んだ感じになって
購買意欲を刺激しない。

不動産や自動車のような高級品や
学習塾なんかも不向きですね。

逆に向いている用途もあります。

それはあえて安いことを強調するときとか、
環境意識が高い感じを出すときとか。

自分の記憶にあるものとしては、
国税局から送られてくる税金関係の資料。

こういうお役所の使っている紙は
更紙が多い気がします。

グリーン購入法もありますから
仕方なしだとは思いますけど。

本来は輸入の上質紙のような
白い紙を使う方が安いんです。

しかしそれでは国内の製紙会社が
困るし税金の使い方を批判される。

税金で儲かっていることを隠すため
あえて更紙を使ってるんですね。

そういう意味ではホームセンターでも
たまに更紙のようなチラシを見ます。

それから格安で販売している
ディスカウントショップでは

キザラのように黄色い紙に墨一色
というパターンもありますね。

現実的には白いA3コート紙を使おうが
更紙を使おうが、微塗工紙を使おうが

コスト的にはそんなに大きく変わらない
と思うので、イメージの問題なんでしょう。

印刷に関しては、色数がコストになるので
4色印刷は墨一色より高くつくでしょうから、

更紙は1色、2色なのでその部分では
安くつくと言えるのかも知れませんが。

結局の所、チラシに使用する紙は
紙そのもののコストよりもイメージが大事。

その紙を使うことでお客さんを
納得させられるかが問題なわけです。

そのときに、更紙のほうがいいなら更紙、
コート紙のほうがいいならコート紙を選ぶ。

向き不向きというよりも、イメージに
マッチしてるかどうかになりますね。

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更紙とコート紙の価格差について

ここからは余談です。

更紙とコート紙の価格差はどうなるのか?

これ、実は結構難しいです。

一般的に更紙は古いマシンで製造されます。

新聞用紙のように需要があるならともかく、
そんなに需要がないから生産量は少ない。

管理人のいた会社では昔の新聞マシンが
お役御免になって更紙を作ってました。

だから、マシン固定費は
低いんですが、生産効率は悪い

一方のコート紙は最新鋭マシン。

パルプ配合も塗料費もかかるし
工程も増えますが生産量は多い。

もしも両方の紙が同じマシンで同じ
生産量なら圧倒的に更紙が安いです。

製造原価が逆転することはないですが
かなり近い価格になっていると思います。

ただし、販売価格は製造原価ではなく、
需給バランスで決まります。

だから高いはずのコート紙がかなり安くなって
安いはずの更紙に近い売値になることがある。

これが輸入の格安のコピー用紙と
更紙の比較だと価格が逆転する。

輸入のコピー用紙は原料が安く、
最新鋭マシンで大量生産するし、

人件費やエネルギーも安いので
製造原価も安い。

小さな商店がチラシを自分で作成するとき
枚数が少ないなら格安コピー用紙が安い。

コピーで使える更紙である「低白色再生紙」を
通販で購入するよりも家電量販店で

格安コピー用紙を購入したほうが
安くつくことになるわけです。

管理人のような元製紙会社社員でなくても
紙は白い方が高いと思う人が多いハズ。

しかし、実際のところそうとは限らない。

こういうことは製造条件や
需給バランスで決まるから。

更紙がチラシに向いていると思うのは
白い紙が高いというイメージからでしょう。

しかし、コストだけではなく、品質や
イメージも考えるべきだと思うのです。

管理人は元製紙会社社員ですから
紙は適切に選んで欲しい。

ぜひ効果的に使ってほしいものですね。

管理人のまとめ

今回は、更紙はチラシに
向いているかというお話でした。

結論は更紙はチラシに向いていない。

ただし、安く見せたいという用途なら
使うこともある、ということでした。

今ではチラシの主流はコート紙。

更紙は使われますがわずかです。

ディスカウントショップならキザラは
いかにも安売りのイメージですし、

お役所の資料が更紙なら税金を
大切に使っているイメージでしょう。

そういう用途でなければコート紙が
商品の印刷の見栄えがいい。

このあたりはケースバイケースで
使ってくださいということですね。

この記事が更紙をチラシに使うときの
参考になればと思います。

チラシは有効活用して下さいね!

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