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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回はSDGsで紙の削減をする!
環境ビジネスこそが次の成長株?
というお話。
最近SDGsと言う言葉をよく聞きます。
持続可能な社会だそうで。
イメージは地球にやさしく、だとか。
管理人、正直言ってどっちも
イマイチ具体性が分かりません。
しかし。
紙に対しては厳しいお話。
環境保護といえば製紙会社を叩く、
みたいなところがありますから。
管理人の知る限りでも。
1960年代後半から70年代は
喘息やヘドロの公害問題。
1980年後半からダイオキシン問題。
森林伐採は常に問題。
と言う感じですかね。
現段階ではどれもかなりマシなんですが
一般的な認識は未だに環境に悪い感じ。
大気汚染や水質汚染は相当基準が厳しいし
ダイオキシンもほとんど出ていません。
森林伐採ではなくて自社で植林して
それを原材料に使うようになってます。
社会的に認知されないのはこれまでの
イメージと業界の体質なんでしょうね。
それと、同じようなことをしたとしても
石油化学は原料が原油なので木は切らない。
鉄鋼やエネルギは生活インフラなので
そこまで極端な批判は受けない。
管理人は元製紙会社社員なので
そんな感じでマスコミを見てました。
ひがみもあるんでしょうけどね~
それはそうとして。
紙を減らせばゴミが減る。
これは確かだと思います。
なのでディlスプレイを液晶や
有機ELに変えるんでしょう。
それが本当に環境負荷を下げるか
どうかは管理人には分かりません。
2年で買い換えるディスプレイが
紙より優秀?とか思いますし。
とはいえ。
わかりやすさ、という点では
紙削減は本当に分かりやすい。
特に会社では目標にしやすい。
しかし、紙を削減するということは
必ずその代替品が必要になるわけで。
それがビジネスチャンスに見える。
ということで。
この記事では、SDGsで紙の削減をする!
環境ビジネスこそが次の成長株?について
管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。
SDGsで紙の削減をする!どんな取り組みがあるのか?
そもそもSDGsがなんなのか?
「持続可能な開発目標」
(Sustainable Development Goals:SDGs)
になるそうです。
これだけではなんのことやらですね。
で、その具体的な活用方法は
環境省のHPの中にありました。
環境省HP
http://www.env.go.jp/policy/sdgs/index.html
このページにいくつかファイルがあって
そこに具体的なことがかいてあるようです。
それで。
企業にとってなんのためのSDGsか
という問いに対する答えがこれ。
==ここから==
この SDGs は、政府や⾃治体だけでなく、⺠間企業においても取り組む気運が国内外で⾼まっています。
環境課題や社会課題の解決を通して儲ける、環境課題や社会課題に配慮していないと儲けられない、そんな時代が来ようとしています。
==ここまで==
ということだそうです。
管理人、これを読んで思ったんですよ
環境省は環境ビジネスを推進していると。
今に始まったことではないでしょうけど。
それでもお役所が
「環境課題や社会課題の解決を通して儲ける」
こんな文言を入れるわけです。
管理人が知らなかっただけでしょうけど
ここまで明確に「儲ける」と言うとは。
こうなるとあらゆる場面で地球環境を考えて
行動しないとまずい状況になるのでしょう。
人類の生存問題に関わることですからね~
SDGsで紙の削減をする!トータルで環境の改善を
ここからは余談です。
管理人、思うんですけど。
紙の削減を言う人の多くは
森林伐採に反対なわけですよ。
しかし。
自社で植林して原料として使う。
切ったあとはまた植林する。
または古紙を回収して再生紙にする。
リサイクルできない紙は燃やして
サーマルリサイクルをする。
今はこんな感じで原料確保してるんですよね。
紙の場合は石油化学や金属製造と違って
鉱物ではないので地球内で循環してます。
植物は生き物で成長してくれますから。
なのでこの循環をなぜ評価しないのか?
疑問なんですよね~
今や製紙会社は植林するのでむしろ
環境保全をしてると思うんですけど。
それに。
製紙工場などで確立された水や大気の
処理技術も結構役立つと思うんです。
そんな技術が向上しても胸を張れる
わけではありませんが意味はあるはず。
日本は公害に関しては先進国で
製紙工場はその象徴だけに
現在環境悪化に苦しんでいる人への
道標になれる可能性がある。
紙を削減とか、プラスチックを代替とか
そういう細かい話も重要ですけど
本当にきれいな水や空気を取り戻す方が
役に立つしビジネスになると思うんですが。
どうせならそういう環境ビジネスが
成長株になってほしいですね~
管理人のまとめ
今回はSDGsで紙の削減をする!
環境ビジネスこそが次の成長株?
というお話でした。
管理人、正直言って環境問題で
文句言う人好きではありません。
製紙会社はずいぶん叩かれましたので。
今でも紙の削減とかいいますけど
どうみても小手先なんですよね。
持続可能な開発ということは
結局はきれいな水と空気と安全。
人間自身が人間の生存を脅かすような
環境悪化をやめましょうということ。
どうせならそういうビジネスで
儲かることをやってほしい。
元製紙会社社員としては製紙会社は
これまで環境を汚染したわけですから
これからはその技術を環境浄化に
使ってほしいと思いますね~
この記事が、SDGsで紙の削減をする
ことの参考になればと思います。
SDGs、本質的なことを
やってほしいですね!
(参考)
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