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木材自給率が低い理由。製紙用の場合はコスト競争力がない?

木材自給率 低い 理由

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、木材自給率が低い理由。
製紙用の場合はコスト競争力がない?
というお話。

日本の木材自給率は1960年代は
89%程度だったんだそうです。

しかし2017年だと約36%らしい。

国土の中の約67%が森林という
日本でここまで自給率が低いのは?

理由は色々あると思うのですが
管理人的にはコストかなと。

そのあたりちょっと調べてみましょうか。

ということで。

この記事では木材自給率が低い理由。
製紙用の場合はコスト競争力がない?
について

管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。

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木材自給率が低い理由。国内材がコスト高?

木材の主な使用用途は土木・建築。

それから紙、と言う感じですね。

いずれもかつては国内材がメインでしたが
今では相当量が輸入品になっているそうで。

管理人は土木・建築関係のことは
分かりませんが紙関係は分かる。

では、なぜ国内の木材が高いのか?

まずは人件費でしょう。

日本の場合は森林は山。

しかしですね山から木を切るとなると
そんなに効率よく運び出せません。

それによく育った木材は建築に使いたい。

紙のチップなら間伐材で十分。

そうなると建築関係用の木材需要が
十分にあればそのついでに紙用も

となるわけですがその需要が
少ないと間伐材も出てこない。

わざわざ採取するとコストが高すぎる。

そして、国内の木材を使う住宅は
高級住宅になるわけで需要は少ない。

ところが。

海外のチップ用の木材は平地に
畑のように気が生えている。

極端な話、必要な大きさに育ったら
ブルトーザーで収穫できるわけです。

重機が使える環境に均一な木材が
生えているなら効率はすごくいい。

一人の人が収穫する木材の量は
どう考えても雲泥の差になります。

この人件費の差は埋まりません。

山に植林した木材は使用するまでの
コストがとても高くなるということ。

海外で平野に畑のように植林した
木材にはコスト的にかなわない。

どうしても人件費のかかり方が
全く違うという問題があるんです。

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木材自給率が低い理由。紙用の木材は広葉樹がメイン

もう一つ紙用の木材自給率が
低くなる理由なんですが。

紙に使用する木材の
種類の問題もあります。

木材の種類を大きく分けると
針葉樹と広葉樹があります。

針葉樹は松のように葉が尖っているもの。

広葉樹はユーカリのように葉が
広く冬に葉が落ちてしまうもの。

そして国内の山林に植林されている
木材は基本的に針葉樹になります。

杉とか檜とかですね。

そもそも家を建てる時に使える木を
植林したんだから当然のことです。

まっすぐな良い木材になってます。

ところが。

紙のチップに使うのは針葉樹より
広葉樹の方が圧倒的に多い。

そもそも木材としても針葉樹のほうが
広葉樹よりも価格が高いんですよね。

ここは建築材料と製紙材料で
事情が違ってくるようです。

建材として考えた場合は針葉樹は
植林してから40-60年かかりますが

広葉樹は150年-200年かかる
ということになるらしい。

一方製紙用と考えた場合、ユーカリだと
7-8年でチップとして使えるようになる。

広葉樹の方が圧倒的に早いわけです。

チップにするなら大きく育つ
必要はありませんからね。

むしろそこそこに成長してまた植林して
というサイクルを重ねたほうが都合がいい。

そのほうが安く安定供給できますから。

先程も畑のようにと言いましたがそういう
方法にユーカリなどは都合がいいわけです。

それから補足ですが。

紙の原料としての針葉樹と広葉樹ですが
繊維の長さは針葉樹のほうが長くて丈夫。

そういう意味で昔々は針葉樹しか
紙の原料に使えませんでした。

しかし技術が発達して強度の低い
広葉樹でも紙に使えるようになった。

そういう歴史があるそうです。

今となっては印刷用紙の場合は
広葉樹が80%以上でしょうか。

薄い紙には針葉樹も使いますが
そこそこ厚ければ使う必要もない。

そういう需給バランスを考えても
針葉樹の多い国内材は使えない。

どうしても安い輸入品を使う
ことになるんですよね~

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管理人のまとめ

今回は木材自給率が低い理由。
製紙用の場合はコスト競争力がない?
というお話でした。

製紙用の木材自給率が低いのは
国内材のコストが高いから。

山から木を切り出して運ぶまでの
人件費が海外と全く違うんですよね。

特にユーカリなどの広葉樹の場合
平地で7-10年程度育てれば使えて

それを一気に重機で借り入れるわけで
圧倒的に効率がよく人件費は安い。

刈り取ったところにまた植林してという
サイクルを繰り返せば環境破壊もない。

それから木材の種類も問題。

国内の木材は針葉樹が多い。

一方製紙で使う木材は広葉樹が多い。

そこもミスマッチなので製紙用の
木材自給率は低くなっています。

本来は国内の林業を守るために
もっと自給率を上げたいですが

製紙用原料としてはコスト競争力が
問題で難しいと思いますね~

この記事が、木材自給率が低い
理由の参考になればと思います。

木材自給率、もう少し上がるといいですね!

(参考)
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