管理人の紙コンサルこと、
べぎやすです。
このカテゴリでは紙の加工について
お話したいと思います。
紙の加工って色々あります。
段ボール箱をちょっと加工して
おもちゃ箱にしてみるとか。
結婚式の席札を自作してみるとか。
オリジナルステッカーを自作して
ラベル印刷してみる。
こんなのも紙の加工のひとつかなと。
このカテゴリでは紙の加工について
管理人が調べたことをお伝えします。
【紙の加工 段ボールに紙を貼る場合】
紙の加工のイメージは色々ですが
その一つが段ボールの加工。
たとえば段ボール箱を
おもちゃ箱として使うとします。
そのまま箱におもちゃを入れる、
というのでは味気ない。
それなら箱に絵を描こう
そうすれば子供の気も引ける、
などと思うんですが
段ボール箱に直接は描きにくい。
それで画用紙に絵を描いて
それを段ボール箱の側面に貼ると。
このとき
画用紙を段ボールに貼るわけですが
糊やテープは何を使えばいいか?
管理人のおすすめはスプレー糊。
それもはってはがせるタイプ。
再剥離タイプとも言いますね。
3Mのスプレーのり55が代表例。
もちろん糊でも両面テープでも
紙を貼ることは出来ます。
ただ、水性のりの場合だと、
紙が水を吸うので乾燥すると
反ったり波打ったりする
可能性があります。
スティックのりだと
広い面積に糊付けするのが大変。
小さな部分に貼るにはいいのですが
全面的にキレイにとなると難しいです。
両面テープは使用量が多くなると
大量に剥離紙のゴミが出ます。
これもちょっと貼るだけなら便利ですが
面積が大きいとかえって不便です。
再剥離タイプがいいのは
位置決めがやりやすいから。
面積が大きいものほど
位置がずれると不細工になります。
貼って剥がせるタイプにしておけば
あとから位置を決め直せる。
気がラクなんですよね。
なお再剥離タイプは
それほど粘着力が長持ちしません。
しかしおもちゃ箱に描かれた絵は
そのうち汚れるし飽きるので
再剥離タイプが剥がれる頃に
新しい絵を描いて貼り直す。
その方が片付けをするように
なるような気がするんです。
段ボール全面に画用紙を貼る時には
スプレー糊が便利とお話しました。
ただしスプレー糊を使うときの
注意点があります。
それは換気に気をつけること。
スプレー糊の種類によっては
溶剤が入っていますので
なるべく換気ができる広い部屋で
作業を行って下さい。
家庭で少し使うだけなので
特に問題ないとは思いますが、
たまに気分が悪くなる人もいますので
その点はご注意を。
特に子供と一緒に作業するときは
注意した方が良いと思います。
【紙の加工 結婚式の席札】
結婚式に使う席札なども
手作りすることができます。
結婚式場などに頼んだほうがラクですが
費用を浮かせるというのと
自分で作るのが楽しいということで
手作りする人もいるようですね。
実際にそういう用途の
キットも販売されています。
枚数が少ないなら
それも良いのかなと思います。
それでこの時使う紙なんですが
プリンタによるんですね。
インクジェットプリンタなら
インクジェット用紙、
レーザープリンタなら
レーザープリンタ用紙。
席札なら厚手の紙を
使うことになると思います。
また高級感を出すなら
その中でも光沢紙を選ぶのがいい。
市販されているキットは
だいたいインクジェットだと思います。
自前で作るならケント紙や色画用紙、
カラーケントなども使えます。
これらは非塗工紙なので
インクジェット印刷でも
普通紙モードであれば
印刷できる可能性はあります。
しかし耐水性はありません。
ですからにじまずに印刷できても
水に濡らさない配慮が必要です。
レーザープリンタでも厚紙モードなら
印刷できると思います。
とはいえ、
管理人のおすすめはインクジェット。
特に光沢紙の仕上がりがきれいなので
華やかな場所に良いと思います。
【紙の加工 オリジナルステッカー】
ステッカーなどのラベルも
手作りできます。
初めからシールになっている
タイプを使えばいいですよね。
ラベル用紙はレーザープリンタ用も
インクジェット用も市販されています。
だからそれを使うのが良いでしょう。
ただし使用する場所が屋内か屋外か
どこに貼るのかが重要です。
屋内に貼るのであれば
普通の紙製のラベル用でいいのですが
屋外で使用する場合は
光に当たるし雨にも濡れます。
そうなるとシールが紙では持たないし、
印刷も顔料タイプが必要です。
インクジェットであれば
顔料系インクジェットになります。
レーザープリンタの場合は
元々トナーが顔料なのである程度OK。
市販されているラベル用紙を使うとき
屋外でも使えるタイプを選ばないと
すぐに劣化してしまいますし、
印刷も顔料系を使わないと持たない。
印刷表面性が心配なら
ラミネートフィルムも必要でしょう。
屋外用に使われる場合は
水に強いPETフィルムやユポに
インクジェット用塗料を
塗工していることが多いようです。
塩ビのものもあるようです。
屋外で使用するなら
塩ビが一番信用できるでしょうね。
このようにステッカーの場合
どこで使うかがとても重要。
光が当たるのかどうか
水に濡れるかどうか。
このあたりを考えて
紙を選んで下さい。
【管理人のまとめ】
今回は紙の加工について
お伝えしました。
段ボールに紙を貼るだけでも
思った以上に注意点があります。
席札なら光沢インクジェットが
華やかでいいでしょう。
ステッカーもどんな使い方をするかで
選ぶべきシールの種類が変わります。
紙の加工は注意点も多いですが
上手くできれば楽しいもの。
目的に合った紙を選んで下さいね!