
段ボールが湿気を吸収!箱が潰れるほど圧縮強度が下がるのか
段ボールが湿気を吸収すると弱くなりますが、それは箱が潰れるほどなのでしょうか?実はそういう実験結果があり圧縮強度は水分率が7%から11%になると、なんと1/3に低下するそうです。湿度の高い倉庫などで高く積んだ段ボールが湿気を吸収すると危険なのです。
紙の知識と雑学の世界へようこそ!このブログでは製紙会社に技術者として16年間勤務した元製紙会社社員が、その経験を元に紙の知識と雑学について語ります。紙に関する悩みを解決する紙のコンサルタント、略して「紙コンサル」として紙に関する本音を公開します!
段ボールが湿気を吸収すると弱くなりますが、それは箱が潰れるほどなのでしょうか?実はそういう実験結果があり圧縮強度は水分率が7%から11%になると、なんと1/3に低下するそうです。湿度の高い倉庫などで高く積んだ段ボールが湿気を吸収すると危険なのです。
ストローを紙にする理由は何でしょうか?従来のプラスチックのものはごみとなり海に流れ出て環境を汚染するから。ただし、脱炭素の意味での数量は少ないしコストは10倍にもなるんだとか。それでもストローを紙にする理由は企業イメージ向上ということなのでしょう。
ラシャ紙と模造紙の違いはなんでしょうか?どちらも上質系ですが表面性が異なり、前者はザラザラですが後者はツルツルというところになります。毛羽立っているのは壁紙や本の装丁、なめらかだと筆記用という感じです。ラシャ紙と模造紙の違いは手触り感とも言えます。
業務のデジタル化が進まないのはなぜでしょうか?2019年の調査では中小企業の9割が、書類にペンで署名しているそうです。またその中の6割がそれを紙で保管していると回答されたようです。こういう習慣がある限り、業務のデジタル化は簡単ではないと思われます。
手帳の縁が金になっているのがありますよね。あれって何のためにあるんでしょうか?見た目が格好いいのはもちろんなんですが、そんな装飾目的だけじゃないんだそうです。実はあの手帳の縁の金や銀は、紙を汚れから守るとか指を切らないための保護でもあったんです。
選挙が紙の理由は何でしょうか?一番は法律がそうなっているから。公職選挙法が出来たのが1950年。当時電子投票などありませんから当然ですが、その後の改正もないらしい。制度変更によるトラブルも怖いでしょう。選挙が紙の理由は変化を嫌う体質かも知れません。
カステラの紙の名前は何でしょうか?あれは美装板というそうです。焼くときに必要なのと箱に入れたときに油が染み出してこないために使うそうです。専用に開発されたものだそうですがワックスペーパーの一種と思われます。カステラの紙に名前があるのは面白いですね!
カニ缶の紙は硫酸紙。包む理由は硫黄分が多い中身と鉄が接触して黒く変色するのを防ぐためだったんだそうです。しかし今では缶詰が改善されそういう問題は起こらないようですが、白さに高級感を感じるので演出として入っているんだとか。カニ缶の紙も奥が深いですね!
ペーパー加湿器に効果はあるのでしょうか?蒸気や超音波と比較すると少ないのですが、部屋全体などではなく乾燥時の自分のいる場所、というような狭い範囲なら使えるようです。電気を使わないのが便利でしょう。ペーパー加湿器は効果を発揮する使い方が必要でしょう。
長尺トイレットペーパーのメリットはなんでしょうか?一番はかさばらないこと。個人が保管する場合でも従来の3倍であれば12本のところ4本で済む。運搬する側としても積載効率が上がるのでその分コストダウンになる。長尺トイレットペーパーはかなり優秀なのです。
紙のお香というのがあるそうです。一般的なものと同様お部屋の空気を浄化したりペットのニオイ消しなどイヤな臭いの消臭にも使えるんだとか。これは冊子になっているので線香と違って持ち運びが便利だしお手軽な感じがします。紙のお香でリラックスっていいですよね!
ワンコインでチラシ印刷が出来るサービスがあるそうです。100部で500円なんだとか。自分で作るとなるとインクジェットプリンタを使ったりしますが、それよりも品質が良くて安くできそうです。ワンコインでチラシ印刷できれば地域限定折込広告には便利ですよね!
ワンコイン名刺がオフセットで作成できるサービスがあるそうです。自分で作るとなるとインクジェットプリンタを使ったりしますが、その場合、ベタ部分はムラになりやすかったりします。でもワンコイン名刺がオフセットで印刷できれば仕上がりもきれいにできますよね!
日本製紙釧路工場が閉鎖するそうです。ペーパーレス化が進み主力製品である新聞紙や印刷用紙の減少が止まらないので企業としては仕方ない決断なのでしょう。これも時代の流れですが、日本製紙釧路工場の閉鎖は地元北海道で働いている人には大きな影響があるようです。
緩衝材で新聞紙の代わりになるものは何があるでしょうか?入手が容易で使いやすいのはコピー用紙やキッチンタオルでしょう。家電量販店やスーパーに行けばすぐに手に入るし、買いすぎて余らせるようなこともない。緩衝材で新聞紙の代わりとしては便利だと思いますよ!