begiyasu

紙とインクジェット

熱転写用紙はインクジェットでは使えない!その理由はナニ?

熱転写用紙はインクジェットでは使えません。もし使うとインクが紙に吸収されずにじんでしまい、最悪の場合は流れてしまいます。これはプリンタ用紙としての品質設計が全く異なるからです。だから熱転写用紙をインクジェットで印刷することは出来ないし逆もダメです。
紙の種類

微塗工紙とはどんな紙?コート紙よりも塗工量の少ないもの!

微塗工紙とはどんな紙でしょうか。簡単に言うとコート紙よりも塗工量が少ないもののことです。具体的には両面で12g/㎡以下になります。微塗工紙の使用用途はマット系の場合は、文庫本や雑誌などの出版用紙が多く、光沢系は安価なチラシに使われることが多いです。
紙の工作

カレンダーを手作りする!使うべき紙は場合によって異なる?

カレンダーを手作りするときに使う紙は何を使えばいいでしょうか。これは、どんなものを作りたいかによって異なります。印刷をインクジェットで行う場合、写真をメインにするなら光沢紙、書き込みをするなら普通紙がいいでしょう。カレンダーの手作りは楽しいですよ!
紙の規格

半紙の由来とは何か?杉原紙という和紙を半分に切ったから!

半紙の由来とはなんでしょうか。これは杉原紙という和紙の全紙を半分に切ったからこう呼ばれているんだそうです。平安時代にすでに寸法の規格があり、横70cm(2寸3尺)、縦39cm(1尺3寸)でそれぞれを半分に切ったとか。半紙の由来は古くからあるのです。
紙の違い

硫酸紙とクッキングシートの違いとは?剥離性が異なります!

硫酸紙とクッキングシートの違いはなんでしょうか。どちらも耐油性、耐水性、耐熱性はあるのですが、剥離性が大きく違います。前者は表面処理をしていませんが、後者はシリコーン加工しているのでくっつきません。硫酸紙とクッキングシートはこの部分が異なるのです。
紙のある生活

1万円札の厚さとは?お札は皆同じで100枚で1cmです!

1万円札の厚さについて。お札の紙厚は皆同じで100枚で1cmです。大きさは異なり、縦はどれも76mmですが、横は1万円、五千円、二千円、千円でそれぞれ160mm、156mm、154mm、150mmです。1万円札の厚さは1枚なら0.1mmになります。
紙の種類

カタログの紙の種類は何か?ほとんどがコート紙になります!

カタログの紙の種類は何でしょうか。これはほとんどがコート紙になります。特に通販で使われるものはそうです。やはり印刷の見栄えが良いからでしょう。ネットが普及しても香典返しなどは冊子が多いようです。カタログの紙の種類は、色の再現性も要求され高品質です。
紙と印刷

印刷の刷り順について。オフセット印刷が墨藍紅黄の理由は?

印刷の刷り順なんですが、オフセット印刷が墨藍紅黄の理由はなぜでしょうか。通常は紙粉対策として面積の少ないものを最初にして紙面をキレイな状態に、タックが硬いものを先にしてインクが乗りやすく、というのが理由のようです。印刷の刷り順にも意味があるのです。
紙と印刷

情報用紙と印刷用紙の違いとは?プリンタと印刷機になります

情報用紙と印刷用紙の違いとは何でしょうか。大雑把に言うとプリンタで使用されるか印刷機で使われるかの区別になります。たとえばコピー用紙と上質紙だと見た目は同じようですが必要な特性は異なります。情報用紙と印刷用紙の違いは用途に合わせた品質設計なのです。
感熱紙の仕組み

感熱紙の劣化について。この印字が消えない方法はあるのか?

感熱紙の劣化についてですが、この印字が消えない方法はあるのでしょうか。実は消えるまでの期間については品種によって違うのですが、原理的に無理な話です。感熱紙は劣化するものなので保存するならスキャンしてデータ化するかトナー式のコピーをするべきでしょう。
感熱紙の仕組み

感熱紙が真っ黒になった!文字を復活することは出来るのか?

感熱紙が真っ黒になったときに文字を復活することは出来るのでしょうか、ということなんですが。残念ながらこれは出来ません。熱がかかって一度発色してしまうと、元々書かれていたものとの区別はつかなくなるからです。感熱紙が真っ黒になったら復元は難しいのです。
紙と文具

履歴書はコピー用紙でも大丈夫か?あまりおすすめしません!

履歴書はコピー用紙でも大丈夫なのでしょうか。基本的にそれぞれの企業によって違いますが、おすすめは出来ません。本当に欲しい人材なら紙質など気にしませんが、書類が安っぽいとマイナスポイントになるからです。履歴書にコピー用紙は使わないほうが良いでしょう。
紙の修復

黄ばんだ本を白くする方法は?実質出来るのは外側を削る程度

黄ばんだ本を白くする方法はあるでしょうか。残念ながらそれが出来るのは外側の汚れを削る程度のことです。お茶やコーヒーのシミ抜きなら可能性はあるのですが、経年劣化で紙そのものが黄変化したものは無理です。基本的に黄ばんだ本を白くすることはできないのです。
紙と料理

ワックスペーパーは揚げ物に使えるのか?下敷きには使えます

ワックスペーパーは揚げ物に使えるでしょうか。これは水や油には強く、くっつきにくい紙になっているので食品の包装などに使えます。ただし、耐熱性は良くないのでクッキングシートのように高温で使うことはできません。ワックスペーパーを揚げ物に使うなら下敷です。
紙の製造

アンモニア水の取り扱いは慎重に!コート紙用塗料に使います

アンモニア水の取り扱いには注意が必要です。当然ながら猛烈な臭気を放つので、大量に扱うときはマスクが必須です。またアルカリなので目に入ると危険ですからゴーグルや手袋も重要です。たとえ少量であったとしてもアンモニア水の取り扱いは慎重に実施すべきです。
紙の製造

次亜塩素酸ソーダの取り扱い!高濃度程注意、混ぜるな危険?

次亜塩素酸ソーダの取り扱いは高濃度程注意が必要です。また、酸と混合すると塩素ガスを発生するので、混ぜるな危険、です。殺菌剤として使われますが、SUSの配管を腐食することもあるので使い方に気をつけないといけません。次亜塩素酸ソーダの取り扱いは慎重に。
紙の製造

紙のカールはなぜ起こる?繊維の配向性と表裏差が主な原因!

紙のカールはなぜ起こるのか。これはシートを形成する繊維の配向性と表裏差が主な原因です。湿度が変化したときに均一に伸びなければ曲がります。他にも片面コートやシールなど裏表の性質が違ったり、巻グセも問題です。紙のカールはプリンタでもトラブルになります。
紙の製造

紙の伸び縮みはなぜ起こる?湿度変化で繊維が太ることが原因

紙の伸び縮みはなぜ起こるのでしょうか。これはシートを形成しているパルプが湿度変化で伸縮することが原因になります。含有する水分が増えてくると繊維が太り、少なくなるとやせるという感じですね。紙の伸び縮みが大きいとプリンタや印刷機でのトラブルになります。
紙の製造

スライムコントロール剤の取り扱い?とても危険な薬品です!

スライムコントロール剤の取り扱いについて。これはとても危険な薬品。製紙工場では抄紙工程などで使われる殺菌剤になります。微生物を殺すものなので人体にも有害です。皮膚についたり目に入ったりすると大変です。スライムコントロール剤の取り扱いは本当に慎重に。
紙の製造

苛性ソーダの取り扱い!危険薬品ですが製紙では大量に使う?

苛性ソーダの取り扱いについて。これは危険薬品ですからとても注意が必要ですが、製紙では大量に使用されています。パルプ製造、抄紙マシンの洗浄、塗料の調薬など、ほとんどの工程で使います。しかしアルカリは皮膚を溶かすので苛性ソーダの取り扱いは本当に慎重に。